家族旅行の帰り、高速道路の出口を通り過ぎてしまいました。次のインターチェンジまで走って戻る場合、余分にかかった“高速料金”はそのまま支払うしかないのでしょうか?

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家族旅行の帰り、高速道路の出口を通り過ぎてしまいました。次のインターチェンジまで走って戻る場合、余分にかかった“高速料金”はそのまま支払うしかないのでしょうか?
高速道路で目的の出口を通り過ぎてしまうと、「次のインターチェンジまで行って、また戻る分の料金も払うしかないのか」と焦りますよね。
 
結論からいうと、所定の手順を守れば、余分な通行料金を払わずに目的のインターチェンジへ戻れる場合があります。ただし、自己判断でのUターンは大変危険です。また、ETCレーンをそのまま通過すると、料金面でも不利になることがあります。
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高速道路上でUターンやバックは絶対にしない

目的の出口を通り過ぎたとき、最もしてはいけないのが、本線上や料金所付近でのUターン、バック、逆走です。高速道路は一方通行が前提で、車の速度も高いため、少しの判断ミスが重大事故につながります。
 
NEXCO東日本は、目的のインターチェンジを通り過ぎた場合でも、高速道路上でUターンやバックは絶対にせず、そのまま走行して次のインターチェンジで降りるよう案内しています。焦って路肩に停めたり、分岐を戻ろうとしたりするのは危険です。
 
国土交通省の「逆走事案のデータ分析結果」によると、逆走開始時の認識が故意とされるうちの5割以上の逆走が、「道を間違えて戻ろうとした」が理由であることがわかっています。
 
また、逆走事故は、高速道路での事故全体の割合に比べ、死傷事故は約5倍、死亡事故は約40倍もの割合となっている現状が明らかにされています。
 
家族旅行の帰りは、疲れや眠気で判断が遅れやすい時間帯です。運転者だけでなく、同乗者も「今の出口だったのに」と責めるのではなく、まず安全に次のインターチェンジまで進むことを優先しましょう。
 
出口を通り過ぎたこと自体は、誰にでも起こり得ます。問題は、その後の対応です。安全に次のインターチェンジまで行き、料金所スタッフに申し出ることで、余分な料金を抑えられる可能性があります。
 

次のインターチェンジでは一般レーンで申し出る

目的の出口を通り過ぎた場合、次のインターチェンジで料金所スタッフに申し出るのが基本です。NEXCO東日本は、次のインターチェンジ出口では一般レーンを利用し、料金精算前にスタッフへ申し出るよう案内しています。
 
ETCを利用している場合は、事前にETCカードを車載器から抜き、「一般」レーンまたは「ETC/一般」レーンへ進入します。そのうえで、「目的のインターチェンジを通り過ぎました」と伝え、スタッフの指示に従います。
 
この手続きを取ると、目的のインターチェンジまで戻れるよう案内され、その際の通行料金は、当初入ったインターチェンジから本来降りる予定だった目的インターチェンジまでの料金になるとされています。
 
つまり、正しく申し出れば、通り過ぎた分と戻る分の料金を二重に負担しなくて済む場合があります。ただし、インターチェンジの構造などによっては対応できない場合があります。料金所スタッフの指示に従うことが大切です。
 

自己判断で戻ると余分な料金がかかることがある

注意したいのは、料金所で何も言わずに精算してしまう場合です。ETCレーンを通過して次のインターチェンジで降り、一般道を走って戻ったり、再び高速に乗り直したりすると、実際に走った区間の料金がかかることになります。
 
また、目的のインターチェンジへ戻らず、別のインターチェンジで降りる場合は、利用した区間の通行料金を支払うことになります。後から「間違えたので返してほしい」と言っても、状況の確認が難しくなるため、返金が認められるとは限りません。
 
大切なのは、料金を支払う前に申し出ることです。ETCの場合も、カードを抜かずにETC専用レーンへ入ると自動処理され、スタッフに説明する機会を逃してしまうことがあります。特に、スタッフに申し出ようと「ETC/一般」レーンに進む場合は、カードを抜くことを忘れないようにしましょう。
 
出口を間違えたと気づいたら、同乗者に次のインターチェンジ名や一般レーンの位置を確認してもらいましょう。運転者は安全運転に集中し、料金所で落ち着いて事情を伝えれば十分です。
 

まとめ

高速道路で目的の出口を通り過ぎても、すぐに余分な料金を全額支払うしかないとは限りません。次のインターチェンジまで走り、料金精算前に一般レーンでスタッフへ申し出れば、目的のインターチェンジまで戻る案内を受けられる場合があります。
 
その場合の通行料金は、当初の入口から本来の目的インターチェンジまでの料金として扱われることがあります。ただし、インターチェンジの構造によって対応できない場合もあります。
 
絶対に避けるべきなのは、本線上や料金所付近でのUターン、バック、逆走です。出口を通り過ぎたら焦らず次のインターチェンジへ向かい、スタッフの指示に従いましょう。安全に対応すれば、事故も余計な出費も防ぎやすくなります。
 

出典

NEXCO東日本 高速道路で出口を通り過ぎてしまったら、行き先を間違えてしまったら
国土交通省 逆走事案のデータ分析結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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