帰省先からレンタカーで高速道路を走っていたところ、渋滞で返却時間に間に合わなくなりそうです。道路事情が原因でも、“延長料金”や追加の“ガソリン代”は全額負担になるのでしょうか?
さらに、走行距離が増えた分のガソリン代も利用者負担になるのが基本です。ただし、遅れそうな時点で営業所へ連絡すれば、トラブルを小さくできます。
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返却時間に遅れる場合は必ず事前連絡する
レンタカーの返却時間は、契約で決められています。渋滞、悪天候、観光地の混雑、道の間違いなど、理由はさまざまでも、返却が遅れそうなときは、まず出発営業所や返却営業所へ連絡しましょう。
たとえばニッポンレンタカーは、返却時間に間に合わない場合、契約した返却時間より前に必ず出発営業所へ連絡するよう案内しています。営業所は車両の予約状況などを確認し、延長や変更が可能かを知らせるとしています。
連絡しないまま遅れると、次にその車を予約している人へ影響します。営業所側も車の所在が分からず、トラブル扱いになる可能性があります。無断延長は、通常の延長料金だけでなく、信用面でも不利です。
そのため、連絡なしでの時間超過は、延長料金とは別に違約料が発生する可能性があります。あるいは、連絡や事前手続きなしの返却遅れは、超過料金が通常料金の2倍と定められている場合もあります。
いずれにせよ、遅れそうな時点ですぐに連絡をすれば、必要以上の出費を回避できる可能性があります。
電話では、「現在地」「返却予定時刻」「渋滞の状況」「給油して返せるか」を伝えましょう。高速道路上で運転者が電話できない場合は、同乗者がかけるか、安全な場所に停車してから連絡します。
渋滞が理由でも延長料金は発生しやすい
道路事情が原因でも、レンタカー会社から見れば、車が契約時間を超えて使用されている状態です。そのため、延長料金や超過料金が発生するのが一般的です。
ニッポンレンタカーは、予定を変更した場合、料金表に定める超過料金を返却時に支払うと案内しています。タイムズカーレンタルも、利用期間中に延長があった場合は、料金表に基づき時間料金制で追加金を精算するとしています。
つまり、「渋滞だから無料で延長できる」とは考えないほうが安全です。もちろん、事故通行止めや災害など特別な事情があり、レンタカー会社が個別に対応してくれる可能性はあります。しかし、規約上は延長料金が発生する前提で考えておくべきです。
帰省シーズンは渋滞が起きやすいため、返却時間をぎりぎりに設定しないことが重要です。夕方返却なら、実際の到着見込みより1〜2時間余裕を持つと安心です。ガソリンを入れる時間も想定する必要があります。最初から長めに借りたほうが、延長料金より安く済む場合もあります。
追加のガソリン代も利用者負担が基本
レンタカーは、満タンで借り、満タンで返すのが一般的です。渋滞で走行時間が伸びれば、アイドリングや低速走行で燃料を多く使うことがあります。それでも、追加のガソリン代は原則として利用者負担です。
ニッポンレンタカーは、燃料は満タンで貸し出すため、指定燃料で満タンにして返却するよう案内しています。満タンで返せない場合は、走行キロ換算料金や燃料ゲージの残量による精算となり、実際の給油金額より割高になることがあるとしています。
つまり、返却が遅れて焦っている場合でも、可能なら返却前に指定の燃料を満タンにしておくほうが無駄を抑えやすいです。ただし、給油所を探してさらに遅れる場合は、営業所に相談しましょう。
また、延長で返却営業所が営業時間外になりそうな場合も注意が必要です。営業時間外の返却ができない店舗もあります。必ず事前に連絡し、返却方法を確認しましょう。
まとめ
高速道路の渋滞でレンタカーの返却時間に遅れる場合、道路事情が原因でも、延長料金や追加のガソリン代は利用者負担になるのが一般的です。レンタカー会社は車両を次の予約に回すため、契約時間を超える利用には追加料金を設けています。
遅れそうだと分かった時点で、必ず営業所へ連絡しましょう。無断で遅れると、追加料金だけでなく、次の利用者への影響や契約上のトラブルにつながります。
帰省シーズンは渋滞を前提に、返却時間に余裕を持たせることが大切です。給油は可能なら満タン返却にし、難しい場合は営業所へ相談しましょう。早めの連絡と余裕ある予約が、余計な出費とトラブルを防ぐ一番の対策です。
出典
ニッポンレンタカー
タイムズカーレンタル
※2026/09/07 内容を一部修正させていただきました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
