道路にある「マンホールのふた」は1枚いくら? デザイン入りだと値段は高くなるのでしょうか

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道路にある「マンホールのふた」は1枚いくら? デザイン入りだと値段は高くなるのでしょうか
道路を歩いていると、自治体の花や観光名所、人気キャラクターなどが描かれたマンホールのふたを見かけることがあります。近年は写真を撮って楽しむ人も増え、マンホールカードを集める活動も広がりました。
 
普段は何気なく踏んでいるマンホールのふたですが、大型車の重さに耐えながら、長期間にわたって道路の安全を守る重要な設備です。では、1枚あたりどのくらいの値段で、デザインによって価格は変わるのでしょうか。
 
本記事では、マンホールのふたの価格相場や値段が変わる要因、デザイン入りの場合の費用について解説します。
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道路用マンホールのふたは1枚いくらする?

マンホールのふたにはさまざまな規格があるため、すべてを一律の価格で示すことはできません。
 
一般的な道路に使われる直径約60センチメートルの製品では、ふたと受枠を合わせた公表価格が、おおむね10万円前後から15万円程度になる例が見られます。また、より強度の高い重荷重用や高機能な製品では、これを超える場合もあります。
 
建設資材の価格情報を見ると、内径600ミリほどの一般的な道路用マンホールのふたは、仕様によって10万円台になる例があります。一方、サイズが大きい製品や、高い強度、密閉性などを備えた製品では、20万円を超え、仕様によっては30万円台になる場合もあります。
 
ただし、これらはメーカーなどが公表する標準的な製品価格です。実際に道路へ設置する際は、古いふたの撤去費、舗装工事費、運送費、人件費などもかかります。そのため、自治体が負担する総額は、ふた本体の価格だけでは判断できません。
 

マンホールのふたの価格が変わる3つの要因

マンホールのふたの価格を左右する主な要因は、強度、大きさ、付加機能の3つです。
 
交通量の多い道路では、トラックやバスが繰り返し通過しても破損しにくい製品が求められます。このようなふたには、強度や粘りに優れた「ダクタイル鋳鉄」が主に使われます。
 
ダクタイル鋳鉄は、一般的な鋳鉄より衝撃に強い素材です。高い安全性を確保するための設計や試験も必要になるため、強度が高い製品ほど価格が上がりやすくなります。
 
また、大きさも価格に影響する要素の一つです。直径が大きくなれば使用する金属の量が増え、重量も重くなります。例えば、有効径600ミリメートルの製品が10万円前後であるのに対し、有効径900ミリメートルの重荷重向け製品では、30万円を超える例も見られます。
 
このほか、雨水や臭いを通しにくい密閉構造、ふたの浮き上がりを防ぐロック、防音、防滑といった機能を備えると、その分だけ価格は高くなります。マンホールのふたの価格は、外観だけでなく、設置場所に必要な強度や機能によって大きく変わると考えましょう。
 

デザイン入りのマンホールは値段が高くなる?

自治体独自の模様をあしらったデザインマンホールは、一般的な製品より価格が高くなる場合があります。専用の型やデザインデータを用意する費用が発生するほか、製造枚数が少ないと、1枚あたりの負担が大きくなるためです。
 
特に、表面に色を付けたカラーマンホールは、着色用の材料や追加の加工工程が必要です。色分けが細かいものや特殊な仕上げを施すものほど、製造費も増えやすくなります。
 
一方で、デザイン入りだからといって、必ず価格が大幅に上がるとはかぎりません。例えば、同じ型を使って多く製造することで、初期費用を分散できます。また、通常のマンホールを交換する時期に合わせてデザイン品を導入することで、追加負担を抑える自治体もあります。
 
なお、役目を終えたマンホールが、自治体から一般向けに販売されることもあります。例えば、相模原市では、使用済みの直径600ミリメートルのデザインマンホールを税込み3300円で販売した実績があります。
 
ただし、この金額は設備の売却価格であり、新品を製造する際の費用ではありません。そのため、新品が数千円で販売された事例があっても、新品も同じ価格で購入できるとはかぎらない点に注意しましょう。
 

マンホールのふたは安全性や設置費も含めて考えよう

道路用マンホールのふたは、一般的な製品で1枚10万~15万円程度が目安です。ただし、サイズや強度、密閉性などによって価格は変わり、設置時には撤去費や舗装費、人件費もかかります。
 
また、デザイン入りの製品は、専用の型の作成や着色工程が必要になるため、通常より高くなる場合があります。一方、同じ仕様のものをまとめて製造すれば、1枚あたりの費用を抑えられることもあります。
 
価格を見る際は、本体価格だけでなく、安全性や設置にかかる費用も含めて考えましょう。
 

出典

一般財団法人経済調査会 けんせつPlaza 積算資料公表価格版 第一機材株式会社 マンホールふた
一般財団法人経済調査会 けんせつPlaza 積算資料公表価格版 土木資材 上下水道資材 鋳鉄製マンホールふた -建築・設備用-
相模原市 相模原市マンホールふた販売のご案内
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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