宅配ボックスに入れてもらった荷物が消えていました。マンションの管理会社は「うちは関係ない」と言っています。これは誰が責任を取ってくれるのでしょうか?

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宅配ボックスに入れてもらった荷物が消えていました。マンションの管理会社は「うちは関係ない」と言っています。これは誰が責任を取ってくれるのでしょうか?
宅配ボックスに投函された荷物が紛失した場合には、盗難の可能性があります。盗難が疑われる場合には、警察に相談し、被害届を出す必要がありますが、その前にやるべきことがあります。
 
本記事で、今後対応すべき事項について解説します。
堀江佳久

ファイナンシャル・プランナー

中小企業診断士
早稲田大学理工学部卒業。副業OKの会社に勤務する現役の理科系サラリーマン部長。趣味が貯金であり、株・FX・仮想通貨を運用し、毎年利益を上げている。サラリーマンの立場でお金に関することをアドバイスすることをライフワークにしている。

最初にやるべきこと

まず、どの段階で荷物が消えたのかをはっきりさせる必要があります。それによって、責任の所在を判断します。最初にやるべきことは、次の2項目です。
 
1. 配送業者への連絡
手元に伝票番号を用意し、配送業者のカスタマーセンターへ連絡して「宅配ボックスに入れたとのことだが、荷物が見当たらない」旨を伝えて、配送状況の調査をお願いしてください。
 
配送員が別のボックスに間違って入れた、ボックスのロックを正しくかけていなかったなど、配送業者の手順ミスがなかったかを調査・確認してもらいます。
 
もし、配送員のミスが原因と確認された場合には、配送業者や購入元から補償を受けられる可能性があります。
 
2.購入元にも確認する
配送業者への連絡と並行して、荷物を買ったショップやサイトにも「宅配ボックスから荷物が紛失している」と連絡を入れます。
 
大手の通販サイトであれば、カスタマーサポートとやり取りをしてください。状況によっては、サイトの規約に基づいて、代替品の再送や返金に応じてくれる場合があります。
 

盗難が疑われる場合は警察へ

配送業者や購入元に確認したうえで盗難が疑われる場合には、最寄りの交番や警察署に相談し、被害届を提出します。警察の捜査によって犯人が特定された場合には、犯人に損害賠償を請求できる可能性があります。
 
今回は、マンションの管理会社が「うちは関係ない」と言っているようですが、警察が必要に応じて、防犯カメラ映像の確認などについて管理会社に協力を求めることがあります。
 
なお、管理会社は「共用設備の維持管理」をする会社であり、個人の荷物の保管や紛失に対して基本的に責任を負うことはありません。
 
ただし、管理会社が保守管理を任されている防犯カメラの故障を把握しながら長期間放置していたために盗難・紛失の状況を確認できなかった場合、宅配ボックスの施錠不良やマスターキーのずさんな管理が盗難の原因となった場合など、管理上の過失と損害との因果関係が認められる場合には、責任を問える可能性はあります。
 

まとめ

宅配ボックスに入れてもらった荷物が消えてしまった場合には、まず、配送業者や購入元に確認しましょう。そこで配送上のミスが分かった場合には、補償してもらえる可能性があります。盗難が疑われる場合には、警察署へ「被害届」を提出します。
 
なお、マンションの管理会社については、基本的には責任を負うことはありませんが、管理上の不備と損害との因果関係が認められる場合には、責任を問うことができる可能性があります。
 
執筆者 : 堀江佳久
ファイナンシャル・プランナー

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