新幹線の自分の指定席に知らない方が座っており、声をかけると寝たふりをされ、車掌も見当たりません。別の席に座っても大丈夫でしょうか?

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新幹線の自分の指定席に知らない方が座っており、声をかけると寝たふりをされ、車掌も見当たりません。別の席に座っても大丈夫でしょうか?
旅行や移動の際は指定席を取ることが一般的ですが、その際、まれに自分の席に他の人が座っていることがあります。
 
声をかけても無視されるような場合には、いくつかの順序を踏んで対応することが大事です。ここでは、トラブルにならないことを前提として対処策を考えてみましょう。
植田英三郎

ファイナンシャルプランナー CFP

家電メーカーに37年間勤務後、MBA・CFPファイナンシャルプランナー・福祉住環境コーディネーター等の資格を取得。大阪府立職業訓練校で非常勤講師(2018/3まで)、2014年ウエダFPオフィスを設立し、事業継続中。NPO法人の事務局長として介護施設でのボランティア活動のコーディネートを担当。日本FP協会兵庫支部幹事として活動中。

座席誤りへの対応の手順

指定席券を持って乗車した際には、自分の席に座るのは当然の権利ですが、仮に他の人がその座席に座っているような事態が発生した場合は、以下の手順で対応するのが無難と思われます。
 

座席の再確認と声かけ

自分の持っている指定券の番号と、座ろうとしている座席の番号を再確認しましょう。座席の番号の列を間違えていることがときどきあるため、まずは自分の誤りがないかを調べます。
 
誤って他の人が自分の席に座っている場合は、穏やかな声で指定席券を見せながら間違っているかもしれないことについて声をかけましょう。その際は、肩をたたくなどの身体接触は、基本的に避けたほうがよいでしょう。
 
多くの場合はこれで解決することになりますが、眠っていてお話ができない場合や、指定券の誤発券は絶対にないとはいえません。
 

乗務員探しと乗務員への説明

乗務員(車掌)を探して状況を説明しましょう。すぐ見つかればそこで解決されますが、見つからない場合はさらに確認作業を続ける必要があります。
 
乗務員の所在する車両があるはずですから、その場所に向かって車内を移動して状況を説明してください。
 

緊急対応

自分の荷物が小さくて少ない場合はよいのですが、大きな荷物等があり車両間の移動ができない場合も考えられます。
 
その場合は、車両の前部や後部の余裕スペースがあれば荷物(スーツケース等)を持ちながら、乗務員の巡回を待つのが最も無難な方法です。
 
ただし、身体の状況などから長時間立ったままで待つのが難しい場合は、緊急避難的に、乗車駅を出発後ある程度の時間が経過した時点(10分程度)で、空いている座席に仮に座って乗務員の巡回を待つのは、許容の範囲と思われます。
 

他の指定席客への対応

仮に座った席に本来の指定券を持った乗客が来た場合は、直ちに席を空け、謝罪とともに事情を説明してその席を離れなければなりません。その際すぐに移動できるよう、座席前のテーブルや物入れのネットなどは使用しないようにしましょう。
 
乗務員が巡回に来るかどうかを常に注意をして確認し、乗務員が同一車両内に入ると同時に立ち上がり、合図をして近くに呼び、状況を説明して適切な対応を求めることが肝要です。
 

他の乗客に声をかけた際のトラブルの可能性

一般的に、乗客は善意の人であることがほとんどです。ただし、中には善意で対応されない乗客がいる場合も皆無ではありません。
 
そのため、自身の誤り(指定券や指定席の見誤り)がないかをよく確認することと、声をかける際は丁寧な言葉遣いや穏やかなふるまいが、トラブルを避けることになります。
 
楽しい旅や移動になるよう、乗車マナーや他の人との接し方に注意しながら乗り物等を利用してください。
 

JRの指定席についての規定

JR東日本の旅客営業規則によれば、以下の通りです。指定席を使用する場合は、乗車する日、列車、駅、旅客車、座席及び下車駅を指定して座席指定券を発売する(※)。
 

終わりに

今回のようなケースはまれと思われますが、トラブルになるとせっかくの旅行などが不愉快な思い出になってしまいます。落ち着いて対応すれば短時間で解決できますので、感情をコントロールして接することが何よりも大事でしょう。
 

出典

(※)東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本 旅客営業規則 第2編 旅客営業 第2章 乗車券類の発売 第11節 座席指定券の発売
 
執筆者 : 植田英三郎
ファイナンシャルプランナー CFP

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