新幹線に乗ったら、予約した指定席で別の乗客が眠っていて困惑…。夫は「起こすのも悪いし、空いている席へ座ればいい」と言いますが、勝手に移動しても大丈夫ですか?

配信日:
この記事は約 3 分で読めます。
新幹線に乗ったら、予約した指定席で別の乗客が眠っていて困惑…。夫は「起こすのも悪いし、空いている席へ座ればいい」と言いますが、勝手に移動しても大丈夫ですか?
新幹線に乗車したところ、予約していた指定席で別の乗客が眠っていたら、どのように対応すべきか困ってしまうでしょう。「起こすのも悪いし、空いている席に座ればよいのでは」と考える人もいるかもしれません。
 
しかし、指定席は利用する列車や座席があらかじめ決められているため、空席があるからといって、予約していない別の指定席へ自由に移動してよいとは限りません。また、自分の指定席に別の乗客が座っている場合も、無理に自分で対応する必要はなく、状況に応じた対処が必要です。
 
本記事では、予約した指定席に別の乗客が座っていた場合の対処法や、空いている別の指定席へ移動してもよいのかについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

指定席に別の乗客がいた場合、空いている席へ移動してもよい?

新幹線の指定席では、指定席券に記載された座席を利用するのが基本です。
 
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の「旅客営業規則第182条の4」では、座席指定券の効力について次のように定めています。
 
「座席指定券を所持する旅客は、その券面に指定された列車、旅客車若しくは座席に限って乗車することができる。」
 
つまり、指定席券を持っているからといって、同じ列車の指定席ならどこでも自由に利用できるわけではありません。指定された列車や車両、座席を利用することが原則です。
 
例えば、自分が「5号車10番A席」を予約しているにもかかわらず、その席に別の人が座っていたとします。近くの「5号車11番A席」が空いていても、そこへ自分の判断で移ることは避けましょう。その座席も、別の駅から乗ってくる人が予約している可能性があるためです。
 
一時的には空いているように見えても、途中駅から本来の利用者が乗車すれば、今度は自分が「予約された指定席に座っている人」になってしまいます。結果として、別の座席トラブルにつながる可能性があります。
 
そのため、自分の席に他の人が座っていた場合は「別の席が空いているから、そこに座ればよい」と判断するのではなく、まず自分の指定席を確認しましょう。
 

まず自分の予約内容を確認して、解決しなければ車掌に相談しよう

JR東日本の公式FAQでは、予約した席に別の乗客が座っている場合、「車掌に相談する」または「座っている乗客に席を確認してもらうよう声をかける」という対応を案内しています。
 
まずは、自分の予約内容に間違いがないか確認しましょう。列車名や乗車日、号車、座席番号などを見直します。似た列車名や座席番号を見間違えている可能性もあるためです。
 
自分の予約が正しいと確認できたら、「こちらの席を予約しているのですが、座席番号を確認していただけますか」などと相手に声をかける方法があります。相手が単純に号車や座席番号を間違えているだけなら、お互いの指定席券や予約画面を確認することで解決できるでしょう。
 
一方、相手が眠っていて声をかけづらい場合や、起こしても席を移動してくれない場合などは、無理に自分たちだけで解決する必要はありません。
 
相手を無理に起こしたり、席を空けるよう強く求めたりすると、思わぬトラブルにつながる可能性もあります。自分たちで対応することに不安がある場合は、空いている指定席へ移動するのではなく、車掌に事情を伝えて対応を求めるとよいでしょう。
 

指定席のトラブルでは自分たちだけで判断せず、ルールに沿って対応しよう

予約した指定席に別の乗客が座っていたとしても、「空いているから」という理由だけで別の指定席へ移動するのは避けましょう。JR東日本の旅客営業規則では、座席指定券を持つ乗客は、券面で指定された列車や車両、座席に限って乗車できるとされています。
 
まず自分の予約内容を確認し、間違いがなければ、座っている人に穏やかに確認を求めるのがひとつの方法です。それでも解決しない場合や、直接声をかけにくい場合は車掌に相談しましょう。
 
指定席を予約している以上、ほかの空席を探して自分が我慢するのではなく、正しい座席を確認してもらうことが大切です。旅行中の余計なトラブルを避けるためにも、自分たちだけで判断して別の指定席へ移るのではなく、必要に応じて車掌の力を借りながら落ち着いて対応しましょう。
 

出典

東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則 ■第2編 旅客営業 ―第4章 乗車券類の効力 ―第7節 座席指定券の効力
東日本旅客鉄道株式会社 Q 新幹線や特急列車利用時にて、自分が予約した指定席に別の人が座っています。どうしたらいいですか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu

LINE