函館で「温泉に入るサル」に“300円”で会いに行ける!?「熱帯植物園」「現存最古の観覧車」など、函館の“安くて面白い”名所とは

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函館で「温泉に入るサル」に“300円”で会いに行ける!?「熱帯植物園」「現存最古の観覧車」など、函館の“安くて面白い”名所とは
北海道函館市の熱帯植物園では、冬になるとニホンザルが温泉に浸かる姿を間近で見ることができます。その光景を楽しむために必要な入園料は、一般でわずか300円しかかかりません。
 
函館には、国宝の土偶を展示する博物館や国内最古の観覧車など、数百円で楽しめる名所が点在しています。本記事では、そうした名所を料金とあわせて紹介し、見落としやすい移動費についても触れていきます。
木彫りグマ

FP2級、北海道在住ライター

温泉に入るサルに会える入園料は300円「函館市熱帯植物園」

写真1

写真1

筆者撮影
 
函館市熱帯植物園は湯の川温泉のエリアにあり、約300種3000本の熱帯植物を集めた温室とニホンザルのサル山を併設した施設です。まずは料金の仕組みと、サルに会える時期を確認していきます。
 

一般300円、小中学生100円 足湯も駐車場も込み

入園料は年齢と居住地で細かく分かれており、函館市民に向けた割引も用意されています。図表1は、その区分をまとめたものです。
 
図表1

区分 入園料
一般 300円
小学生・中学生 100円
小学校就学前 無料
函館市内に在住または在学する生徒・児童 無料
函館市民で65歳以上 半額
20名以上の団体 一般240円、小中学生80円

函館市熱帯植物園 熱帯植物園についてより筆者作成
 
園内には湯の川温泉の源泉を使った足湯があり、入園者なら追加の料金なしで利用できます。約120台分の駐車場も無料ですが、支払いが現金のみである点には注意が必要です。なおこの施設は、函館市の指定管理者に選ばれたNPO法人が維持管理を担っています。
 

サルが湯に浸かるのは12月からゴールデンウイーク頃まで

サル山の温泉は冬期限定の公開で、12月からゴールデンウイーク頃までしか見ることができません。2026年の温泉はすでに終了しており、次の開始は12月が予定されています。
 
温泉の時期以外でもサルの姿は見学でき、園内で餌を購入して与えることもできます。開園時間は4月から10月が午前9時30分から午後6時まで、11月から3月は午後4時30分までです。
 

夏は水の広場、冬は温室 季節で別の施設になる

サル山の温泉がない夏には水の広場が開設され、2026年は7月11日から8月末までが予定されています。清掃と水の入れ替えのため毎週金曜が休みとなる点は覚えておきたいところです。冬は雪を眺めながら温室で南国の植物を楽しめるため、同じ300円でも季節によって体験の中身が入れ替わります。
 

知らないと損する、函館の移動費

写真2

写真2

筆者撮影
 
函館の名所は市電の沿線に散らばっており、熱帯植物園へも電停から歩いて向かうことになります。入園料より移動費のほうが高くつく場面もあるため、乗車券の種類を先に押さえておきましょう。
 

市電1日乗車券は800円

市電と函館バスには複数の乗り放題きっぷがあり、回る範囲によって選ぶべき券が変わります。図表2は主な乗車券の価格です。
 
図表2

乗車券の種類 価格(大人/小児)
市電1日乗車券 800円/400円
市電24時間乗車券 1130円/570円
市電・函館バス1日乗車券 1600円/800円
市電・函館バス2日乗車券 2600円/1300円

函館市 お得な乗車券(函館市電)より筆者作成
 
1日乗車券以外はスマートフォンでの購入とクレジットカード決済のみに対応しています。またこれらの価格は、令和7年12月1日の運賃改定を反映したものです。熱帯植物園に加えて元町や五稜郭まで回るなら、1日乗車券で移動費を先に固定してしまう方法が有効です。
 

300円台で、国宝も日本最古も見られる

数百円で楽しめる施設は熱帯植物園だけではなく、国宝の土偶を展示する博物館や国内最古の観覧車も同じ価格帯にそろっています。まとめて回るための割引券も用意されています。
 

国宝の土偶が入館料300円

函館市縄文文化交流センターの入館料は一般300円で、学生と生徒、児童は150円、未就学児は無料です。国宝に指定された中空土偶を常設展示しており、道の駅の機能も併せもつため、見学と土産選びを一度に済ませられます。
 

現存最古の観覧車は、文化庁のお墨付き

函館公園こどものくににある空中観覧車は、文化庁の文化遺産オンラインで国内現存最古の観覧車として希少だと説明されています。直径8メートル、ゴンドラ8台という小さな規模ながら、その価値は公的なデータベースに記録されているわけです。
 

4館まとめて840円 個別に入るより360円安い

旧函館区公会堂、北方民族資料館、文学館、旧イギリス領事館は、いずれも一般300円で入館できます。この4施設には、入る館数に応じた共通入館券が用意されています。
 

・2館共通券 一般500円/学生・生徒・児童250円
・3館共通券 一般720円/学生・生徒・児童360円
・4館共通券 一般840円/学生・生徒・児童420円

 
4館を個別に払うと1200円かかるため、4館共通券なら360円分が安くなる計算です。券の設計に合わせて回る順番を決めるという考え方もできるでしょう。
 

まとめ

函館で印象に残る場所は、入園料300円、共通入館券840円、市電1日乗車券800円と、いずれも手の届く価格帯にそろっています。公営や公的な施設が多く、料金が抑えられていることがその背景にあります。
 
一方でこうした金額は改定されることがあり、古い情報がインターネット上に残りやすい面もあります。出かける前に公式サイトで料金を確かめておけば、お金をかけずに発見の多い時間を過ごせるはずです。
 
執筆者 : 木彫りグマ
FP2級、北海道在住ライター

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