子どもの結婚式に「1円も出してないのに口出さないで!」と言われショック! 相手の親は「100万円援助」してるらしいですが、親が費用援助するのが“普通”なのでしょうか? 金額を確認
相手の親が100万円もの援助をしていると知れば、「親がそれくらいのお金を出すのが今の常識なのか」「出せない自分は親として肩身が狭い」と悩むのも無理はないかもしれません。
しかし、感情的になって子どもに反論したり、見えを張って無理してお金を捻出したりする前に、まずは状況を冷静に整理することが大切です。
本記事では、現代の結婚式にどれくらいの費用がかかるのか、親からの資金援助はどの程度行われているのか、そして子どもと良好な関係を保つための対応方法を解説します。
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目次
現代の結婚式費用と「新郎新婦の自己負担額」
現代の結婚式の費用はどれくらいで、新郎新婦自身はどの程度負担しているものなのでしょうか。
株式会社リクルートが運営するブライダル総研の「結婚マーケット調査2025」によると、挙式や披露宴・ウエディングパーティーにかかる費用は、全国平均で210万1000円となっています。挙式、披露宴・ウエディングパーティーともに実施した人の場合は、平均298万6000円です。
招待人数や地域、結婚式の内容によっても金額は大きく異なりますが、子どもがまだ20代や30代であるなど若い2人にとっては、決して小さな負担ではないことが分かります。
招待客から受け取るご祝儀も、結婚式費用の大きな財源となります。同調査によると、ご祝儀の総額の平均額は、161万7000円です。挙式、披露宴・ウエディングパーティーともに実施した人のご祝儀額の平均は、180万1000円です。
このため、結婚式費用を差し引いた自己負担額が100万円を超えるケースは、珍しくないでしょう。
新郎新婦が自分たちの貯蓄や収入から費用を負担している場合、結婚準備で家計に余裕がなくなっていることが考えられます。そのため、親からの援助の有無によって、結婚式に対する考え方や費用面での判断が変わることもあるでしょう。
結婚式で親が100万円を援助するのは珍しくない?
では、現代の結婚式において、親が100万円程度援助するのは一般的なのでしょうか。
「結婚マーケット調査2025」では、結婚のために親から資金援助を受けているカップルは平均65.9%でした。援助額の総額は平均140万6000円となっており、家庭によっては100万円単位のまとまった金額を援助するケースもあるようです。
そのため、相手の親が100万円を援助していること自体は、決して珍しいケースとはいえないでしょう。ただし、「結婚する子どもには親が100万円を出すのが一般的」という意味ではなく、親が援助する金額はそれぞれの家庭の経済状況や考え方によって大きく異なります。
100万円を援助する家庭がある一方で、50万円、30万円といった金額を援助する家庭もあれば、金銭的な援助をしない家庭もあるでしょう。「相手の親が100万円出しているから、自分も同じ金額を用意しなければならない」と考える必要はありません。
「お金を出さないなら口出ししないで」と言われたときの考え方
相手の親が100万円を援助していると知ると、「自分は何もしてあげられない」と感じてしまうかもしれません。しかし、親の役割は、結婚式の費用を出すことだけではありません。
結婚式に出席して2人を祝福することや、準備中の2人を精神的に支えること、あるいは必要なときに相談相手になることも、親としてできる大切なサポートです。また、無理に結婚式費用を援助して自分たちの生活が苦しくなれば、将来的に子どもへ経済的な負担をかけることにもなりかねません。
結婚式の内容も、「料理はこちらがよさそう」「費用をもっと抑えたほうがいい」などと親が干渉するのではなく、「2人はどうしたいの?」と聞くように意識すると、親子で話しやすい関係を保ちやすくなります。
援助額の多い・少ないにとらわれず、新郎新婦となる2人を見守ろう
「お金を出していないなら口出ししないで」といった言葉は、親にとって傷つくものです。
しかし、相手の親が100万円を援助しているからといって、それが結婚する子どもの親として当然の金額というわけではなく、状況は家庭ごとに異なります。金額の多さだけで親としての役割が決まるものでもありません。
今後は、結婚式の内容について意見を求められたときには助言し、それ以外は2人の意思を尊重して見守るという距離感を意識してみてはいかがでしょうか。
無理に相手の親と援助額をそろえるのではなく、自分たちの家計を守りながら、できる範囲で2人の門出を祝うことが大切です。結婚式への金銭的な援助だけに親としての価値を求めず、これから始まる2人の結婚生活を温かく見守ることも、親だからこそできる大切なサポートといえるでしょう。
出典
株式会社リクルート 結婚マーケット調査2025詳細報告書(全国)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

