東京旅行で“ICOCAの残高”が「3000円→659円」になりビックリ! 東京の運賃は「1円単位」が普通なんですか? 関西では「10円単位」なのですが、端数は買い物で消費するしかないでしょうか?
ICカードにお金をチャージしておくと、毎回切符を買うことなく電車に乗ることができるのでとっても便利ですよね。しかし、JRのICカードの料金設定やルールは全国共通ではなく、旅行先でICカードを使うとびっくりしてしまうこともあるのです。
本記事では、なぜ関東と関西で交通系ICカードを使用した時の電車賃が異なるのか、関西で1円単位まで交通系ICカードを使い切る方法について解説します。
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関東と関西で電車賃の計算方法が異なる
東京に行って電車に乗る際にしかICOCAを使っていないのに、残高が659円など1円単位になったと聞くと、関西の人は「疑問」に感じ、関東の人は「当然」と感じるのではないでしょうか? 実は関東と関西では交通系ICカードを使った際の運賃の考え方が異なっているのです。
JR東日本では、交通系ICカードを使って電車に乗った場合、税抜運賃に1.1をかけて小数点以下を切り捨てた1円単位で計算しています。
きっぷの運賃は、税抜運賃に1.1をかけて10円未満の端数を切り上げて10円単位で計算しています。そのため、切符を購入するよりもICカードを利用したほうがお得になります。
一方、JR西日本では、税抜運賃に1.1をかけて10円未満の端数を切り上げた10円単位の運賃が、交通系ICカードを利用した場合もきっぷを購入した場合も使われるため、どちらも同じ価格です。
そのため、関西で普段からICOCAを使っている人は、電車賃だけでは1円単位の残高になることはなく、東京で初めて1円単位の残高を見て驚くのではないでしょうか。
JR東日本とJR西日本で運賃の考え方が異なる理由
JR東日本とJR西日本は同じ“JRグループ”ですが、それぞれ別の会社であり、運賃の設定方法や考え方が異なっています。
JR東日本では、交通系ICカードを使った場合はIC運賃が適用され1円単位で精算するため、切符を購入するよりも安く電車に乗ることができますが、これは全国のJR共通のルールではないのです。
同じJRでも、地域による違いはほかにもあります。例えば、乗車時、JR西日本では交通系ICカードに1円でも入金がされていると改札を通ることができますが、JR東日本では交通系ICカードに初乗り料金が入金されていないと改札を通ることができません。
交通系ICカードが全国で相互利用できても、運賃の計算方法や細かいルールは地域により異なることに驚く人は多いかもしれません。旅行に行って普段あまり利用していない地域のJRを利用すると、思わぬところで違いを実感することがあります。
交通系ICカードを1円単位で使い切る方法は?
関西で1円単位の残高があるICOCAを使い切るなら、電車以外で利用するしかありません。交通系ICカードはコンビニやスーパーなど店舗で支払いができることがあるので、端数を使い切りたいときに便利です。
ICOCAの残高を使いきり、残りを現金で支払うことができるお店も一部あるので、端数を使い切ってスッキリしたい場合におすすめです。
ICOCAの残高は、払い戻すこともできます。しかし、カードタイプのICOCAの場合、220円の手数料がかかるので注意が必要です。そのため、ICOCAの残高が数百円程度なら払い戻しをするより買い物や電車賃などで使い切るほうがお得と言えるでしょう。
交通系ICカードのルールは全国共通ではない
普段、関西で電車賃のみにICOCAを利用していると、残高が1円単位になることはありませんが、旅行などで関東のJRを利用すると残高が端数になるので驚く人もいるでしょう。
同じJRでも、地域により運賃の設定や考え方が異なっています。交通系ICカードのルールは共通しているとは限らないのです。
1円単位の残高が使い切れずに気になる場合は、コンビニなど買い物に利用することがおすすめです。現金と併用してICOCAの残高を使い切れるお店もあるので、確認してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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