旅行先のホテルを予約するとき、妻はいつも「朝食付き1万3000円」程度のプランを選びます。素泊まりなら「1万円」程度なのに、朝食に「3000円」も払う価値はあるのでしょうか?
ただし、本当に得かどうかは人数と食べる量、ホテル周辺で朝食を取れるかで変わります。まず、3000円の差額が「1人分」なのか「部屋全体」なのかを確認しましょう。
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ホテル朝食3000円は特別に高すぎる金額ではない
コンビニなら数百円、カフェのモーニングなら1000円前後で済ませられることを考えると、ホテルの朝食に3000円は高く感じます。
しかし、ホテルでは和洋の料理、サラダ、フルーツ、飲み物、地域の料理などをそろえたビュッフェ形式を採用する施設もあり、朝食料金が3000円前後になる例があります。
たとえば、ホテルモントレ長崎の朝食ビュッフェは2026年現在、大人1人2800円です。屈斜路プリンスホテルでは大人3100円、大磯プリンスホテルでは2026年4月から大人3800円の朝食料金を設定しています。
したがって、3000円という金額そのものは、ホテル朝食として極端に高いとは言えません。
ただし、予約プランの差額を見るときは注意が必要です。
「素泊まり1万円、朝食付き1万3000円」が2人1室の合計料金なら、差額3000円で2人分の朝食が付くことになります。1人あたり1500円なので、ホテルの通常朝食料金と比べればかなり利用しやすい設定です。
反対に、1人1泊の料金が1万円から1万3000円になるなら、朝食差額は一人3000円です。ホテルの通常朝食価格と同程度なら、利用する価値は内容次第でしょう。
安さだけなら素泊まり+外食のほうが有利になりやすい
「とにかく旅行代を安くしたい」という目的なら、ホテル朝食を付けないほうが安くなるケースは多いでしょう。
たとえば2人で朝食付きプランとの差額が合計3000円とします。近くのコンビニでパン、おにぎり、飲み物を一人600円ずつ買えば合計1200円です。単純な食費だけなら1800円節約できます。
カフェで一人1000円ずつ使ったとしても2000円なので、差額3000円より1000円安くなります。
ただし、外で食べる場合はホテルから移動し、営業している店を探し、場合によっては並ぶ時間も必要です。
観光地では朝7時台に開いている飲食店が少ないこともあります。朝から観光や移動の予定が詰まっているなら、ホテル内で食事を済ませられること自体に価値があります。
また、ビュッフェで朝食をしっかり食べれば、昼食を軽めにできる人もいるでしょう。その場合は朝食単体の3000円だけではなく、一日の食費全体で考えると判断しやすくなります。
朝食付きがお得かは「人数・内容・時間・満足度」で判断する
予約前に確認したいのは、まず朝食付きプランと素泊まりプランの条件が本当に同じかです。
同じ部屋、同じキャンセル条件、同じ人数で比較します。プランによってチェックアウト時間や特典が違う場合は、単純に3000円すべてが朝食代とは限りません。
次に、ホテルの公式サイトで朝食の通常料金を確認します。
たとえば、2人分の通常朝食料金が一人3000円、合計6000円なのに、素泊まり(2人)と朝食付きプラン(2人)の差額が3000円なら、予約時に付けたほうが割安です。
単純に1人につき通常朝食料金と同等の3000円が加算される場合でも、朝食付きプランのみ部屋のグレードが上がったり、チェックアウト時間が遅く設定されゆっくり過ごせるのなら、価値のある3000円と言えるかもしれません。
反対に、朝はほとんど食べない人が朝食のみに一人3000円を払うなら、コンビニやカフェで十分かもしれません。
「旅行先がどこか」も判断材料になります。周辺に朝から営業する人気店があるなら、素泊まりにして地元の朝食を楽しむのも旅行の一部です。一方、山間部のリゾートホテルや早朝出発の日なら、ホテル朝食の便利さが大きくなります。
株式会社ホワイトループのLOCAL BESTが行った「朝食ブッフェの意識調査」では、「朝食の内容でホテルを決めることがあるか」との質問に、21%が「よくある」、48%が「たまにある」と回答し、約7割の人が「朝食の内容でホテルを決めることがある」という結果になっています。ホテルの朝食を楽しみにしている人は、少なくないことが分かります。
妻が「ホテルの朝食も旅行の楽しみ」と考えているなら、単なる食費ではなくレジャー代でもあります。年に数回の旅行で3000円を使ってゆっくり食事を楽しむことに満足しているなら、必ずしも無駄とは言えないでしょう。
まとめ
素泊まり1万円に対して朝食付き1万3000円なら差額は3000円ですが、その金額だけを見て「高すぎる」とは言えません。2026年現在、ホテルの朝食には大人1人2800~3800円程度を設定している実例があります。
特に3000円の差額で夫婦2人分の朝食が付くなら、一人1500円です。ホテルの通常料金を考えると、むしろ割安な可能性があります。
一方、安さを最優先するなら、素泊まりにしてコンビニやカフェを利用したほうが支出を抑えやすいでしょう。
予約時には「3000円÷朝食を食べる人数」で一人あたりの差額を出し、ホテルの通常朝食料金と比べてください。そのうえで、外へ食べに行く時間や旅行の楽しさまで含めて考えれば、朝食付きが自分たちにとって本当に3000円の価値があるか判断しやすくなります。
出典
ホテルモントレ長崎
屈斜路プリンスホテル
大磯プリンスホテル
株式会社ホワイトループ 朝食ブッフェの人気メニューのランキングを公開!802人にホテルの朝食の意識調査を実施した結果のレポート(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

