新幹線に「完全個室」が実装! しかしSNSで「子連れは迷惑だから個室に隔離されるべき」「子ども嫌いこそ個室に行け」の論争が…“幼児は無料”なら、追加料金を払って利用すべき? 新幹線のマナー
それでも新幹線での子連れ旅行に際し肩身の狭い思いをしていた人の中には、「ありがたく便利だ」と感じる人もいるでしょう。そのため「子ども連れでの旅行におすすめ」と話題になりましたが、それに対して「子どもが嫌いな人用の個室を用意したら?」というコメントも寄せられました。
本記事では、新幹線の個室席が導入されるニュースを取り上げ、SNSの意見や乗車時のマナーなどを解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
2026年新幹線に個室席を導入
「東海道新幹線・山陽新幹線に個室が導入される」というニュースが発表され、話題となりました。個室であれば、周りの目を気にせず過ごせるため、小さい子どもがいる家庭にも需要があると想像されます。
幼児は無料で、東京-名古屋間は5万7620円(スマートEX、通常期)です。全員が指定席なのであれば3万3300円(のぞみ)かかるため、差額は2万4320円高くなる計算です。小さい子どもがいる場合、「ぐずったらどうしよう」「周りの目が気になってゆっくりできない」と考える人もいるでしょう。
しかし、個室であればそのような心配はいりません。新幹線の個室席の導入は、子連れ旅行の新たな選択肢になります。また、子どもによる新幹線トラブルを減らす効果も期待できるでしょう。
SNSでのコメント
新幹線の個室席導入に関して、寄せられたコメントの一例は、以下のとおりです。
・子どもは声が響くから、子連れは個室だけ利用できるようにしてほしい
・子どもが近くにいたら困る大人用の個室を3倍の値段で用意すればいいんだよ
・個室使えないなら旅行するな、新幹線乗るな勢が出そう
・1日に数本子連れ優先車両作ったらいいのでは?
筆者が確認した限り、肯定的なコメントは少ないように感じました。
確かに子どもが苦手な人も一定数いるため、子連れが個室を利用すれば避けられるトラブルもあるでしょう。しかし、「なぜ子連れ側が高いお金を払わないとダメなの?」という意見もあり、根本的な解決にはならない可能性もあります。
新幹線での子どもに関するトラブル
SNSでは、新幹線での子どもに関するトラブルが定期的に話題となります。トラブルの一例は、次のとおりです。
・子どもが泣く
・騒ぐ、走り回る
・指定席に子どもが座っている
・席を譲ってほしいと言われる
小さい子どもがぐずるのはよくあるケースで、親がコントロールできないこともあります。その場合、デッキであやして落ち着いてから戻る親もいますが、その場であやす親もいます。騒ぐ・走り回るなどの迷惑行為は、親が対応すれば防げるでしょう。
しかし、親が寝ていたり、スマホを見ていたりして何もしないケースも珍しくありません。新幹線での移動は、数時間かかるケースが一般的です。しかし、逃げ場のない空間で長時間迷惑行為をされたら、子どもが嫌いではなくても「何とかならないの?」と考えてしまう人もいるでしょう。
新幹線でのマナー
新幹線は、多くの人が同じ空間を共有するため、子どももマナーを守る必要があります。とはいえ、子どもだけでは分からないこともあるかもしれません。親が周りの人のことを考え、極力迷惑にならないように行動する必要があるでしょう。
一方、「子どもだから仕方ない」と寛容に考える姿勢も必要です。自分もかつては子どもであったわけで、多少の迷惑を我慢してもらい大人になったのではないでしょうか。できる限り親は子どもが迷惑にならないようにして、周りの大人は「ある程度はお互いさま」と考えるのも大切でしょう。
「子どもはうるさくて迷惑だから個室を予約しろ」というのは、かなり乱暴な考え方です。しかし、子どもの迷惑行為に対応しない親も一定数います。お互いの移動時間をできる限り快適にできるよう、気遣いあって欲しいと願っています。
まとめ
2026年10月から、子連れ旅行にも便利な個室席が導入されるニュースを取り上げましたが、SNSでは否定的なコメントが多く見られました。新幹線での子どもの迷惑行為はできれば避けたいものの、親がすぐにコントロールできないケースもあります。
親側はできる限りの対応をする必要がありますが、周囲の大人も「お互いさま」と考える姿勢も求められるでしょう。数時間の空間を共有するなら、お互い気持ちよく移動したいものです。
出典
東海旅客鉄道株式会社 Supreme Class
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
