東京方面から「成田空港」まで移動するなら「スカイライナー」が“700円”ほど安いけど、成田エクスプレスと何が違うのでしょうか?「スカイライナー・成田エクスプレス」おすすめな人も解説
京成スカイライナーのほうが670円安いですが、成田エクスプレスは東京駅から乗り換えなしで行ける、グリーン車があるなどの点がメリットです。本記事では、京成スカイライナーと成田エクスプレスを比較し、それぞれおすすめできる人の特徴を解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
京成スカイライナーの基本情報
京成スカイライナーは、京成上野駅と成田空港間をつなぐ特急です。日暮里駅から空港第2ビル駅までを最短32分で移動でき、全席指定のため「座れなかったらどうしよう……」という心配がいりません。
京成上野・日暮里駅から成田空港・成田空港第2ビル駅までの運賃は、乗車券の場合2580円で、IC利用の人は2567円です。開放感のある車両やくつろげるシートがあり、荷物スペースや多機能トイレ、車いすスペースも用意されています。
京成スカイライナーの一部は、青砥・新鎌ヶ谷に停車します。「飛行機での旅を最初から快適にしたい」と考えるひとにとって、京成スカイライナーは有力な選択肢の1つになるでしょう。
成田エクスプレスの基本情報
成田エクスプレス、通称「N’EX」は、JR東日本が運行する特急列車で、東京・新宿・横浜・大船などの駅と成田空港を結んでいます。東京駅から成田空港駅までを最短53分で移動できます。
成田エクスプレスには、普通車に加えてグリーン車が用意されているのが特徴です。東京駅から成田空港駅間の料金は、普通車が3140円でグリーン車は3910円です。車両にはダイヤルロック式の荷物置き場や多目的室、大型洋室トイレなどが設置されており、快適に成田空港まで移動できます。
成田エクスプレスは、東京駅以外にも品川や渋谷、新宿や横浜など多くの駅に停車します。「グリーン車でワンランク上の体験をしたい」と考える人は、成田エクスプレスを選ぶとよいでしょう。
2つの特急の主な違い
京成スカイライナーと成田エクスプレスの主な違いは、図表1を参考にしてください。
図表1
| 京成スカイライナー | 成田エクスプレス | |
|---|---|---|
| 運行会社 | 京成電鉄 | JR東日本 |
| 主な駅 | 京成上野・日暮里 | 東京・新宿・渋谷 |
| 料金 | 2470円(京成上野から) | 3140円(東京から) |
| 移動時間 | 最短36分(日暮里から) | 53分(東京から) |
| 座席 | 全席指定 | 普通車・グリーン車 |
筆者作成
京成スカイライナーのほうが、670円安く成田空港まで移動できます。また、停車駅が異なり、指定席・グリーン車の有無も主な違いです。どちらも快適に移動できる点は共通していますが、住んでいる地域や目的によってどちらを選ぶかは変わってくるでしょう。
それぞれおすすめできる人の特徴
京成スカイライナーが向いている人の特徴は、次のとおりです。
・安く快適に移動したい
・とにかく早く成田空港に行きたい
・上野や日暮里方面から出発しやすい
成田エクスプレスをおすすめできる人の特徴は、以下のとおりです。
・東京や新宿などから出発する
・グリーン車で移動したい
・荷物のセキュリティを重視したい
移動コストを抑えたい人は、京成スカイライナーがおすすめですが、「料金を上乗せしてでもグリーン車に乗りたい」と考える人は成田エクスプレスが向いています。また、停車駅が異なるため、どの駅に近いかにもよって選ぶ特急は異なるでしょう。
京成スカイライナーの荷物スペースには防犯カメラが設置されていますが、成田エクスプレスのようにダイヤルロック式の錠は用意されていません。そのため「荷物が盗まれないか心配」と考える人は、成田エクスプレスがおすすめです。
まとめ
東京方面から成田空港へ快適に特急で移動する方法は、京成スカイライナーと成田エクスプレスがありますが、それぞれ料金や特徴が異なります。
目的や住んでいる場所によってどちらを選ぶかは変わるものの、それぞれ快適に移動できるでしょう。
家族旅行は「目的地に着く前の移動から楽しむ」という人もいます。自分の置かれた環境によって最適な特急を選び、すてきな家族旅行にしてください。
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
