会社の出張で貯まった個人のマイルが「3万円相当」に。家族旅行で使おうとしたところ、妻から「仕事で貯めたものを使って大丈夫?」と指摘が…。プライベートの旅行に使うと問題になるのでしょうか?

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会社の出張で貯まった個人のマイルが「3万円相当」に。家族旅行で使おうとしたところ、妻から「仕事で貯めたものを使って大丈夫?」と指摘が…。プライベートの旅行に使うと問題になるのでしょうか?
会社の出張で飛行機に乗る機会が多いと、いつの間にかまとまったマイルが貯まることがあります。3万円相当にもなれば、「家族旅行に使いたい」と考える人もいるでしょう。
 
一方、航空券代を会社が負担しているなら、「会社のお金で得たマイルを自分で使ってよいのか」と疑問に思うかもしれません。本記事では、出張で貯まったマイルをプライベートで利用できるのか解説します。
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出張で貯まったマイルは原則として搭乗した個人に付与される

航空会社のマイレージサービスでは、基本的に実際に飛行機へ搭乗した本人にマイルが付与されます。
 
例えば、会社が出張の航空券代を全額負担し、従業員が飛行機に乗った場合でも、搭乗によるマイルは従業員本人に積算されることがあります。
 
つまり、「航空券代を負担した人」と「マイルを付与される人」は必ずしも同じではありません。そのため、「会社が航空券代を払ったのだから、貯まったマイルも当然会社のものになる」と単純に判断することはできません。
 
ただし、個人にマイルが付与されることと、そのマイルを自由に私的利用できることは別の問題です。そこで重要になるのが勤務先のルールです。
 

個人のマイルでも自由に使えるとは限らない

出張で得たマイルをプライベートで使えるかどうかは、勤務先の就業規則や旅費規程などを確認する必要があります。
 
会社によってマイルの扱いは異なります。例えば、出張で貯まったマイルの個人利用を認めている会社もあれば、「出張で得たマイルは次回以降の出張に使う」といったルールを設けている会社もあります。
 
後者の場合、従業員本人に3万円相当のマイルが貯まっていても、勝手に家族旅行へ使うのは避けたほうがよいでしょう。
 
なお、出張で得たマイルを私的に使ったからといって、直ちに業務上横領などの犯罪になると一律に判断できるわけではありません。出張マイルの私的利用を直接禁止する法律があるわけではなく、マイルが誰に帰属するかについても一律の結論があるわけではないためです。
 
一方、会社が出張で得たマイルの私的利用を禁止しているにもかかわらず無断で使用すれば、社内規程に違反する可能性があります。
 
会社から説明を求められたり、社内で処分の対象になったりすることも考えられるため、「自分に付与されたマイルだから自由に使える」と自己判断しないことが大切です。
 

「3万円相当」でも使う前に会社のルールを確認しよう

出張で貯まったマイルを私的に利用できるかどうかについて、「3万円までなら自由に使える」「一定額を超えると会社のものになる」といった、すべての会社員に共通する金額基準があるわけではありません。
 
たとえ少額でも、会社が私的利用を禁止している場合は、そのルールに従う必要があります。
 
まずは就業規則や旅費規程、出張規程などを確認し、「マイル」「マイレージ」「ポイント」「出張で得た特典」などに関する決まりがないか探しましょう。
 
規程を読んでも分からない場合は、総務や経理などの担当部署へ「出張で貯まったマイルを個人の旅行に使ってよいか」と確認する方法があります。
 
できれば、社内ポータルやメールなど、後から内容を確認できる方法で回答を得ておくと安心です。
 
また、個人利用が認められていたとしても、マイルを貯めるためだけに必要以上に高い航空券や遠回りになる便を選ぶのは避けましょう。出張では会社のルールに沿って合理的な移動方法を選ぶことが前提です。
 

まとめ:出張で貯めたマイルは会社のルールを確認してから使おう

出張で得たマイルは、航空会社の仕組み上、基本的に搭乗した本人に付与されます。そのため、会社が航空券代を負担したという理由だけで、自動的に会社のものになるとは限りません。
 
ただし、個人に付与されているからといって、必ず自由に使えるとも限りません。勤務先が出張マイルについてルールを設けていれば、それに従う必要があります。
 
今回の3万円相当のマイルについても、まずは就業規則や旅費規程を確認しましょう。不明な場合は総務や経理などに問い合わせ、個人利用が認められていることを確認してから家族旅行などに使えば、後のトラブルを避けやすくなります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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