いとこに「結婚式はお金ないから引き出物なし」と言われ驚き!“料理もケチられそう”なのに「ご祝儀3万円」は払えません。「金額を2万円に下げる」「欠席する」のはマナー違反ですか?
本記事では、引き出物がない結婚式におけるご祝儀の財務的な内訳や、金額を2万円に減額・欠席する場合のマナー上の注意点、そして親族間で足並みをそろえるための具体的な対応策を解説します。
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目次
ご祝儀3万円と「引き出物なし」の関係をどう考える?
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が実施した「第6回婚礼に関するアンケート調査報告書」によると、新郎新婦と「いとこ」に当たる場合、ご祝儀額の最多回答額は3万円(45.7%)でした。次いで、「5万円」が22.3%と続き、「2万円」は7.6%という結果でした。
このご祝儀「3万円」には、大きく分けて「新郎新婦へのお祝い金(1万円)」と、「おもてなし(料理や引き出物)に対する実費の負担分(2万円)」という2つの意味合いが含まれています。そのため「引き出物がないから、その分をご祝儀から差し引く」と単純に考えることはできないでしょう。
「お金がないため引き出物を用意しない」と事前に伝えられている場合でも、ご祝儀をいくら包むかは、引き出物の有無だけでなく、新郎新婦との関係性や地域・親族間の慣習なども踏まえて考えることが大切です。
親族へのご祝儀を「2万円」に下げる場合の注意点
引き出物がないことを理由に、ご祝儀を3万円から2万円に減らしたいと考える人もいるかもしれません。
近年では、「ペア」を意味するとして、友人や同僚の結婚式などで2万円を包むケースもありますが、親族の場合はこれまでの付き合いや家族間の慣習を考慮する必要があります。
特に、親族間でこれまで3万円以上を包むことが一般的だった場合、自分の判断のみで2万円に変更すると、「なぜあの家だけ金額が違うのか」と、後から親戚の間で話題になる可能性があるため、注意しましょう。
欠席して「1万円」を包む選択肢もある
もし、結婚式への出席そのものが家計の負担になってしまうという場合は、出席する必要があるのかを考えてみてもよいでしょう。
結婚式を欠席する場合でも、親族であれば何らかのお祝いを贈るのが一般的です。金額は新郎新婦との関係性や、すでに招待を受けた後なのかなどによっても変わりますが、1万円程度を目安にお祝いを贈る方法もあります。
欠席すれば、ご祝儀だけでなく、会場までの交通費や衣装代、美容室代など、さまざまな費用も抑えられます。ただし、欠席する場合は丁寧に断ることが大切です。
事前に親族間で金額の足並みをそろえる
どうしても出席しなければならない事情がある場合は、自分たちだけでご祝儀の金額を決めず、ほかの親族に相談してみるのも1つの方法です。
兄弟姉妹や近い親族に、「引き出物がないと聞いているけれど、ご祝儀はどうする予定?」と確認してみてください。もし複数の親族が同じように戸惑っているのであれば、金額について事前に相談し、認識を合わせておくことで、トラブルを防ぎやすくなります。
ただし、親族全員で金額を決める場合も、新郎新婦に対して「引き出物がないからご祝儀を減らす」と一方的に伝えるのではなく、親族内で話し合ったうえで判断するほうが、角が立ちにくいでしょう。
お祝いの気持ちと親族間のバランスを考えて決めよう
結婚式は、新郎新婦の門出を祝う大切な場です。そのため、引き出物がないことだけを理由に、機械的にご祝儀を減額するのはおすすめできません。
まずは、ご祝儀だけでなく交通費や衣装代など、結婚式への出席にかかる総額を確認してみてください。そのうえで、一般的なご祝儀として3万円を包むのか、親族と相談して金額を調整するのか、あるいは欠席してお祝いを贈るのかを検討します。
単純に「引き出物がないから減額する」ということではなく、新郎新婦との関係性、親族間の慣習、そして自分たちの家計を総合的に考えて決めることが、後悔しない選択につながるでしょう。
出典
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会 第6回婚礼に関するアンケート調査報告書
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
