「高知県民=酒豪」は本当? 移住してビックリ! 発泡酒などの消費量“全国1位”は伊達じゃない!?「ゼロ次会は当たり前」「上司が飲み会に寛大」「おきゃく文化」…県民になって感じた“高知のリアル”
この記事では、高知県のリアルなお酒文化と経済を考えていきます。
四国移住ライター
2019年から高知に移住。ライター業以外にも農業や移住関連のNPO法人などで活動し、四国に関しての記事を多数執筆
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高知県民は老若男女問わずお酒を飲むのが当たり前!?
高知県ではお酒を飲むことが当たり前で、「飲み会=生活の一部」のような印象もあります。都会にいたときは、お酒を飲むのは友人または会社の人などが多いですが、高知では近所の方と飲むことも頻繁にあります。
総務省が実施する「1世帯当たり品目別年間支出金額及び購入数量(二人以上の世帯)※1」では、発泡酒及び、ビール風アルコール飲料の消費量は全国一の消費量。それだけ高知県は、お酒を飲む県民性といえます。
ただし、高知県民でもお酒が苦手という方も一定数いることを付け加えておきます。
高知県のお酒の常識とは?
高知県のお酒の常識は県外育ちの筆者からしたら最初は非日常でした。今では多くの会社でそんなことはないと思いますが、「昔は定時を過ぎたらお酒を飲んで仕事をしていた」など、筆者にとっては「ドラマの世界!?」としか思えない逸話を聞きます。
さて、高知県で体験したお酒に対する体験を3つ書いていきます。
高知では地域の飲み会が頻繁に開催
写真1
筆者撮影
高知県では地域の人などが一緒になって飲むことを「おきゃく文化」といいます。もともとは地域の集まりで、大勢と飲むのがどこでも行われていたのが高知県だったようです。現在では、春に高知市内の帯屋町商店街で行われている「春のおきゃく」など、県外からの観光客も参加しやすくなっています。
地域によっては大人数でお酒を飲む文化はいまだに行われており、この文化が地域の防災につながっているのも事実だと思います。
高知では飲み会前の一人飲みが当たり前
写真2
筆者撮影
会社や友人と忘年会や新年会をはじめとした飲み会をする方も多いと思います。飲み会は最初の一杯目が好きという人も多いのではないでしょうか。しかし、高知県では飲み会前に0(ゼロ)次会といい、飲んで参加するのが普通となっています。
高知県民では飲み会前の0次会というのが普通で、全員が飲み会開始前に飲んで参加ということも珍しくありません。
高知県では上司が飲み会に寛大!?
都市部で働いていたときは、飲み会があっても「仕事が残っていて残業しないといけない」なんて機会も多くありました。その点、高知県では「飲み会がある」「友人と飲む」というと上司が「残業しないで帰りな」とか「はよ行かないと遅れるよ」と言ってくれるなど、お酒を飲むことにとても寛容であると感じました。
また、会社の忘年会だと参加者は次の日、「午後から仕事」「遅らせて出勤」など、県外では考えられない優遇があったりします。
高知県民とお酒へ切っても切り離せない
写真3
筆者撮影
今回は、高知県民の移住者から見たお酒文化についてまとめました。高知県ではお酒というのが、生活と切っても切れないものだと思います。最近では、ワークライフバランスという言葉を耳にしますが、仕事とプライベートの両方をバランスよくするにはお酒を飲むことの比重が強いという人もいるでしょう。
最後に、本記事で高知県民はお酒を飲んでばかりのように書きましたが、お酒を飲めない高知県民の方もいます。
高知県では居酒屋へ行くのにも車で行く必要がありますし、飲めない人にお酒を強要するようなこともありません。さらに海の幸・山の幸が豊富なので、飲めなくても食を楽しむという方も多くいます。高知県はお酒を飲んでも飲めなくても楽しめますので、安心してお越しください。
出典
総務省統計局 家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市
執筆者 : 西野くに
四国移住ライター
監修:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー



