高知の初秋グルメ「新子(しんこ)」は“8月~9月”だけ食べられる「幻の魚」!?「今日は入荷ないよ」と言われ涙することも…「鮮度が命」「こはだの新子とは違う?」全国から“高知に人が集まる理由”
しかし、メジカの新子はシーズンだからといって、毎日とれるものではないことから「幻の魚」とも言われています。
今回は、他県では食べることができない「メジカの新子」とその経済効果をご紹介します。
四国移住ライター
2019年から高知に移住。ライター業以外にも農業や移住関連のNPO法人などで活動し、四国に関しての記事を多数執筆
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こはだの新子とは違う!「高知の新子」とは何か?
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筆者撮影
全国的に新子と聞くと、「こはだ」をイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、高知でいう新子とはマルソウダカツオの子どもをいいます。お店によっては「しんこ」や「メジカ」とも呼ばれています。
メジカの新子は獲れた当日でないといただくことができず、鮮度が命です。モチモチとした食感が特徴で柑橘類をかけていただく、病みつきになるグルメといえるでしょう。
メジカの新子は高知県でしか食べられない期間限定のグルメ
メジカの新子は8〜9月までの間で食べることができないことから、「幻の魚」ともいわれます。この時期しか食べられない期間限定のグルメは人々を魅了し、メジカの新子を食べるためだけに来県する観光客もいるほど。また、シーズン中であっても、漁で獲れない場合は、入荷がない日もあります。
筆者もメジカの新子の時期に飲食店や魚屋へ訪れても、「今日は入荷ないよ」と言われ、幾度となく涙した経験もあります。希少価値があるからこそ、県民の中では今年はメジカの新子を食べた、あのお店へ行くとメジカの新子が食べられるなど話題になることもあります。
メジカの新子を食べることができる場所
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筆者撮影
では、メジカの新子を食べられる場所はどこかご紹介します。先述した通り、その場所へ訪れたからといっても、漁で獲れない場合は入荷がないケースもあります。今年はメジカの新子があまり獲れず、メジカの新子を求めに来ても食べられない人も多数いると報道もされています。
これから書いてある場所だからといって確実に食べられるものではないということをご承知おきください。
中土佐町の飲食店
メジカの新子といえば、高知市から車で1時間ほどの中土佐町が有名です。中土佐町の中でも、漁師町久礼は高知県内でもカツオの水揚げ漁が多い港町。町内にある久礼大正市場では、鮮魚店が軒を連ねこの時期なるとメジカの新子を提供しています。
メジカの新子のシーズンになると市場内にはメジカ横丁と小屋がつくられ、獲れたてのメジカの新子をその場で捌いていただけるスペースがオープンするほど。
また、中土佐町の飲食店でもいただくことができます。市場の周辺の飲食店をはじめ道の駅などでも新子を食べられます。町内には海鮮を食べられる飲食店が複数あるので、街歩きをしながらいただくことも。
中土佐町の観光協会サイトではシーズンになると当日の町内のメジカの新子の入荷状況がわかりますので、訪れる前にチェックすると確実です。
高知市内の飲食店
メジカの新子の時期なら高知市内の飲食店でもいただくことができます。しかし、多くの店舗が定期メニューではなく、入荷があったらメニューで出る不定期メニュー。
筆者もたまたま居酒屋などへ行き、本日のおすすめなどでメジカの新子を食べたことがあります。在庫がなくなり次第、売り切れとなるケースもありますので、早い時間帯で来店をする方がメジカの新子にありつける可能性が増します。
お店によっては事前に予約などをすればメジカの新子を用意していただけるケースも。もし、行くお店が決まっている場合は、事前に問い合わせをすると出会える可能性がより高まるでしょう。
高知市内の鮮魚店やスーパー
メジカの新子の時期は高知市内の鮮魚店やスーパーでも店頭に並ぶことがあります。しかし、新子というのは鮮度が命ですので、毎日並ぶようなことはありません。
また、漁の水揚げ高により価格も変わるので、日によって価格が上下しやすい魚です。鮮魚店やスーパーなどでは、価格が高い時はあえてメジカの新子を仕入れないという話も聞きます。
観光で高知へ来た方も、鮮魚店やスーパーなどでお刺身のメジカの新子を見つけたら、ホテルや旅館でちょっと一杯なんて楽しみ方もできます。
メジカの新子により地方が活性化する
メジカの新子は「幻の魚」といわれるようにシーズンだからといって確実に食べられる保証はありません。しかし、それだけ希少価値が高いからこそ、多くの方が高知県へ訪れ経済が活性化するという話を聞きます。
県民の中には、メジカの新子を求めて、この時期に中土佐町へ訪れる方も多くいます。ぜひ、今年の9月はメジカの新子を求めて運試しに高知県旅行をしてみてはどうでしょうか。
執筆者 : 西野くに
四国移住ライター
監修:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


