孫たちを“連休のたび”連れて来ては「ホテル代わり」にして、毎回“自分たちだけ”遊びに出かける娘…ホテルなら「1人1万円」はするので、それくらい請求して問題ないですよね? 納得いかない場合の対処法

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孫たちを“連休のたび”連れて来ては「ホテル代わり」にして、毎回“自分たちだけ”遊びに出かける娘…ホテルなら「1人1万円」はするので、それくらい請求して問題ないですよね? 納得いかない場合の対処法
大型連休やお盆、年末年始、子どもや孫との久しぶりの再会は楽しみな反面、実家をまるで「無料のホテル」のように使われては、不満を感じるのももっともかもしれません。
 
しかし、その気持ちをそのままぶつけてしまうと、家族間のトラブルに発展する可能性があります。本記事では、双方の立場を踏まえつつ、家族の関係性を壊さずに心地よい距離感で過ごすための対処法を解説します。
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1人あたりの平均的なホテル宿泊料金は?

ホテルの宿泊費は、立地や建物のグレードによって大きく変動しますが、ビジネスホテルで8000~1万円程度、都市部のホテル・旅館では1万~1万3000円程度が一般的な目安です。
 
東京都の「令和6年度 宿泊実態に関するアンケート調査」によると、都内におけるホテル・旅館の平均宿泊価格は約1万3600円となっています。1万円未満で泊まれる施設も3割ほど存在しますが、全体の約半数は1万円以上3万円未満の価格帯に集中しています。
 
また、回答した施設の約6割が「コロナ禍前よりも価格が上がった」としており、訪日外国人(インバウンド)需要の拡大や施設運営コストの高騰を背景に、宿泊料金の相場は全国的に上昇傾向にあるといえるでしょう。
 
なお、子どもの宿泊料金はホテルごとにルールが異なります。乳幼児は無料となるケースが多く、未就学児や小学生は大人料金の割引価格で泊まれる場合が少なくありません。ただし、中学生以上になると、大人と同等の通常料金が適用されるのが一般的です。
 
例として、「夫婦2人、小学生1人、未就学児1人」の4人家族を想定してみましょう。子ども2人が大人の半額程度で宿泊できると仮定した場合、東京都内の平均価格(約1万3600円)をもとに試算すると、家族1泊あたりの宿泊費は合計で約4万800円となります。
 

帰省には宿泊費以外の「見えない支出」が隠れていることも

旅行費用の中で大きな割合を占めるのが宿泊費ですが、実家へ帰省する際にはそれ以外にもさまざまな出費が生じます。
 
例えば、お盆や年末年始といったハイシーズンは新幹線や航空券が特別料金となり、交通費が膨らみがちです。車移動であっても、高速道路の渋滞によって思わぬガソリン代の増加につながるケースもあります。
 
さらに、滞在中のレジャー費や実家への手土産代、親戚の子どもにあげるお小遣いなど、帰省には何かとお金がかかります。実家に泊まることで宿代を浮かせられたとしても、家計全体で見れば決して小さくない負担となっているのが実情です。
 

実家をホテル代わりにされるのが納得いかない場合の対処法

子どもや孫の顔を見られるのはうれしい反面、実家を毎回ホテル代わりに使われてしまっては、モヤモヤとした割り切れない気持ちになるのも無理はないかもしれません。
 
大切な家族の関係性を壊すことなく、お互いが気持ちよく納得できる解決策を見つけていきましょう。
 

「費用請求」は最後の手段にとっておく

実家に泊まることで宿泊代が浮いているなら、その分の費用を負担してほしいと感じるのも無理はないかもしれません。しかし、宿泊費の請求は、最後の手段として考えておくのが賢明です。
 
前記の通り、実家へ帰省する際には、交通費や手土産代といった宿泊費以外のさまざまな費用がかかっており、娘夫婦はすでに毎回大きな出費を負担している可能性が高いためです。そのような状況でさらに宿泊費用まで請求すれば、帰省の機会が減ったり、家族関係に亀裂が入ったりするリスクがあります。
 

家族みんなで楽しめる方法を考える

表題のケースでは、「娘夫婦が毎回自分たちだけで遊びに行く」という状況が不満の種になっていると考えられます。
 
「自分たちも一緒に時間を過ごしたい」と率直な気持ちを伝え、三世代全員が楽しめる過ごし方を検討してみるとよいでしょう。
 
その際、親側が一方的に予定を固めてしまうのではなく、娘夫婦の希望や予定をしっかりとすり合わせながら計画を立てることが大切です。例えば温泉施設などであれば、幅広い年代がそれぞれのペースでゆったり過ごしやすいため、家族みんなで楽しむプランとして適しています。
 

食費の負担はほどほどに

子どもや孫が帰省するとなると、つい豪華な料理を用意したくなるものです。しかし、特別な日のためのごちそうや外食が毎回続くと、迎える側の負担は想像以上に大きくなってしまいます。
 
帰省の頻度が多かったり、滞在期間が長かったりするのであれば、決して無理をせず「普段通りの食事」でもてなすのも1つの方法です。
 
また、「孫と一緒に料理を作ってみたい」と提案してみるのもおすすめです。外食に比べてコストを抑えられるだけでなく、調理を通じてすてきなふれあいの時間が作れます。
 

家族に対するモヤモヤは、対話を通じて解消しましょう

実家をホテル代わりにされる不満を解消するには、感情的に費用を請求するのではなく、双方が納得できる過ごし方を工夫することが大切です。三世代で楽しめるプランを計画したり、過度なごちそうを控えたりすることで、金銭的・精神的な負担は大きく軽減されます。
 
帰省にかかる「見えない支出」やお互いの負担に配慮しながら、素直な気持ちを話し合い、居心地の良い関係性を築いていきましょう。
 

出典

東京都 令和6年度 宿泊実態に関するアンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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