家族4人で東京から大阪へ旅行。「のぞみは高いから、こだまで節約しよう」と夫は言いますが、往復ならいくら安くなる? 片道「約4時間」かける価値はあるのでしょうか?

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家族4人で東京から大阪へ旅行。「のぞみは高いから、こだまで節約しよう」と夫は言いますが、往復ならいくら安くなる? 片道「約4時間」かける価値はあるのでしょうか?
家族で東京から大阪へ旅行するとき、新幹線代は大きな出費になります。その際、「のぞみは高いから、こだまにすれば節約できる」と考える人もいるでしょう。
 
しかし、通常のきっぷで普通車指定席を利用する場合、「のぞみ」と「こだま」の料金差はそれほど大きくありません。
 
今回の記事では、通常期に東京駅から新大阪駅まで、大人2人と小学生2人の家族4人で往復するケースを想定します。料金と所要時間を比較し、どちらを選ぶのがよいのか考えてみましょう。
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「のぞみ」と「こだま」の通常料金は家族4人の往復で1920円しか変わらない

東京~新大阪の普通車指定席を通常期に利用する場合、大人1人の片道料金は「のぞみ」が1万4720円、「こだま」が1万4400円です。差額は320円しかありません。
 
小学生には子ども料金が適用され、運賃と特急料金はそれぞれ大人の半額となり、5円の端数は切り捨てます。
 
「のぞみ」は大人1人1万4720円、子ども1人7350円なので、大人2人と小学生2人なら片道4万4140円、往復8万8280円です。一方、「こだま」は大人1人1万4400円、子ども1人7190円です。家族4人では片道4万3180円、往復8万6360円となります。
 
つまり、「のぞみ」から「こだま」に変えて節約できる金額は、家族4人の往復で1920円です。「こだまなら大幅に安くなる」と思っていた人には、意外に小さな差かもしれません。
 

「こだま」は約4時間、往復では「のぞみ」より約3時間多くかかる

料金と一緒に考えたいのが移動時間です。東京~新大阪の所要時間の目安は、「のぞみ」が約2時間30分なのに対して、「こだま」は約4時間です。こだまは各駅に停車するため、同じ区間でも時間がかかります。
 
片道で約1時間30分、往復なら約3時間の差です。それに対して節約できる金額は、家族全体で1920円にとどまります。
 
例えば、2泊3日の大阪旅行で初日の到着が1時間30分遅くなれば、観光や食事に使える時間が減るかもしれません。小学生の子どもにとっては、約4時間の乗車が負担になる可能性もあります。
 
そこで、「のぞみ」と「こだま」の中間的な選択肢として「ひかり」もあります。列車によりますが、東京~新大阪を約3時間で結ぶ「ひかり」もあり、普通車指定席料金は「こだま」と同じです。
 
料金を抑えつつ移動時間も短くしたい家庭なら、「ひかり」も含めて比較するとよいでしょう。
 

「こだま」で節約するなら「ぷらっとこだま」なども検討しよう

交通費をできるだけ抑えたい場合は、通常料金の「こだま」だけでなく、割引商品も確認しましょう。
 
例えば、JR東海ツアーズでは「ぷらっとこだま」を販売しています。こだま号の指定席を利用する片道プランで、東京~新大阪の普通車指定席は、大人1人片道1万1360円から利用できます。通常期のこだまの大人料金1万4400円と比べると、1人片道3040円安くなる計算です。
 
ただし、1万1360円は2026年9月1日時点における、繁忙期を除く月~木曜日出発の「A料金」です。「ぷらっとこだま」は価格変動型の募集型企画旅行のため、乗車日などによって旅行代金が変わります。
 
また、予約できるのは乗車日の1ヶ月前の10時から出発前日の23時30分までです。ゴールデンウィークやお盆、年末年始には設定除外日もあります。このほか、スマートEXの「EXファミリー早特7」など、条件を満たすことで通常より安く利用できる商品もあります。
 
通常料金では「のぞみ」と「こだま」の家族4人の往復差額は1920円ですが、割引商品を使えば節約額が大きくなる可能性があります。「時間がかかっても、できるだけ交通費を抑えたい」という家庭は、旅行日が決まった段階で利用できる商品を比較するとよいでしょう。
 

往復1920円の差なら「のぞみ」で時間を節約するのも選択肢

通常期の普通車指定席で東京~新大阪を家族4人で往復すると、「のぞみ」は8万8280円、「こだま」は8万6360円です。その差は1920円です。
 
一方、「こだま」は「のぞみ」より片道約1時間30分長くかかります。通常料金なら、1920円多く支払って「のぞみ」で現地の時間を増やすほか、「こだま」と同じ料金で所要時間が比較的短い「ひかり」を選ぶ方法もあります。
 
さらに、交通費を重視するなら「ぷらっとこだま」などの割引商品も検討しましょう。「EXファミリー早特7」なども含め、条件に合った商品なら節約額をさらに増やせる可能性があります。
 
家族旅行では、新幹線代だけでなく、現地で使える時間や子どもの負担も大切です。速さを重視するなら「のぞみ」、料金と時間のバランスなら「ひかり」、割引商品を活用して料金を抑えるなら「こだま」というように、予算や日程に合わせて選ぶとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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