移住候補の空き家を内見したところ、庭や裏山まで付いていました。広くて魅力的ですが、草刈りや管理に毎年かなりお金がかかるのでしょうか?

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移住候補の空き家を内見したところ、庭や裏山まで付いていました。広くて魅力的ですが、草刈りや管理に毎年かなりお金がかかるのでしょうか?
地方移住のために空き家を探していると、広い庭や裏山が付いた物件を見つけることがあります。
 
自然に囲まれた暮らしを楽しめる一方で、購入後の手入れや管理について不安を感じる方もいるでしょう。特に、草刈りや庭木、山林の管理は、必要な作業や費用が分かりにくい部分です。
 
本記事では、庭や裏山付きの空き家に必要な管理内容や費用、購入前に確認したいポイントについて解説します。
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庭付きの空き家で考えておきたい日常的な管理

庭付きの空き家では、草刈りと庭木の手入れが継続的に必要になることがあります。
 
雑草は一度刈れば終わりではなく、春から秋にかけて伸びやすいため、敷地の広さや状態によっては年に複数回の草刈りが必要になるでしょう。業者へ依頼する場合の費用は、面積だけでなく、草丈や土地の傾斜、刈った草の処分量、作業車両が敷地に入れるかどうかなど、さまざまな条件で変わります。
 
また、大きな庭木がある場合は、剪定や伐採も必要になることもあります。道路や隣地まで枝が伸びると、通行の妨げになったり、近隣トラブルにつながったりする可能性があるため注意が必要です。
 
そのため、内見時は庭の広さだけに注目するのではなく、草を刈る必要がある面積や庭木の本数、樹木の大きさまで確認しておくことが大切です。こうした点を事前に把握しておけば、購入後にかかる手間や費用を具体的に想定でき、自分で無理なく管理できる物件かどうかも判断できるでしょう。
 

裏山付き物件ならではの管理上のポイント

裏山が付いているからといって、山全体を毎年きれいに草刈りしなければならないとはかぎりません。必要な管理の範囲は、土地の面積や樹木の状態、地形、周辺への危険性などによって異なります。
 
手入れが必要になりやすいのは、住宅の周辺や道路沿い、隣地との境界付近などです。一方で、住宅の近くに枯れ木や倒木のおそれある木がある場合には、伐採などの対応が必要になることもあります。
 
特に斜面での作業は平地より難しく、自分で対応するのが難しい場合は専門業者への依頼も検討したほうがよいでしょう。
 
管理の範囲を把握するうえで、裏山の広さや土地の境界も重要な確認事項です。「裏山付き」と説明されていても、どこからどこまでが購入する土地なのか現地だけでは判断しにくい場合があります。
 
そのため、購入前に登記情報や図面を確認し、境界が分からない箇所については不動産会社や所有者に確認しておくことが大切です。
 
また、取得する土地が地域森林計画の対象となる森林であれば、原則として所有者になった日から90日以内に市町村への届け出を行う必要があります。裏山付きの物件を検討する際は、日常的な手入れだけでなく、土地の範囲や必要な手続きまで含めて確認しておきましょう。
 

購入前に確認しておきたい維持費と管理方法

庭や裏山の維持費が気になる場合は、購入を決める前に専門業者へ相談し、現地の状況を見てもらう方法があります。
 
例えば、庭の草刈りを年2~3回依頼した場合の費用や、庭木を剪定にかかる料金、住宅の近くに伐採が必要な木はないかなどを確認しておくと、年間でどの程度の負担が発生するのか見通しを立てやすくなります。
 
もちろん、草刈りなどを自分で行えば費用は抑えられますが、広い土地や急斜面では体力も時間も必要です。そのため、すべてを自分で管理しようとせず、移住後の生活に無理が出ないよう、自分で管理する範囲と業者へ依頼する範囲をあらかじめ決めておくとよいでしょう。
 
また、裏山がある物件では災害リスクの確認も欠かせません。例えば、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」では、住所から土砂災害警戒区域などを確認できるため、管理にかかる費用と土地の安全性をあわせて確認しておくとよいでしょう。
 

庭や裏山付きの空き家は管理まで考えて選ぼう

広い庭や裏山がある物件は、家庭菜園やアウトドアなど、地方移住ならではの暮らしを楽しめる点が魅力です。一方で、草刈りや庭木の剪定、樹木の処理など、継続的な管理が必要になる場合があります。
 
購入前には、庭や山林の面積、境界、傾斜、庭木の状態を確認し、必要に応じて管理費の見積もりを取っておくと安心です。物件価格だけで判断せず、購入後の手間や維持費まで含めて、無理なく暮らせる空き家を選びましょう。
 

出典

国土交通省 アキヤリバース 空き家の管理のやり方
林野庁 森林の土地の所有者届出制度
国土交通省 ハザードマップポータルサイト
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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