置き配を指定した荷物がなくなっていました。配達完了後の盗難でも、配送会社から補償を受けられるのでしょうか?
このような場合、盗難だけでなく、誤配や家族による受け取りなども考えられます。荷物が見つからないときに確認したいポイントや、補償を受けられる可能性について解説します。
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置き配後の盗難は配送会社から補償されるのか?
指定した場所への配達が正常に完了した後に荷物が盗まれた場合、配送会社から必ず補償を受けられるとはかぎりません。置き配では、指定場所に荷物を置いた時点で引き渡しが完了したと扱うサービスがあるためです。
例えば佐川急便は、荷受人が指定した場所に荷物を置いた時点で引き渡し完了とし、その後に発生した盗難や紛失などについては、原則として責任を負わないと案内しています。ただし、状況によって個別に対応する場合もあります。
一方、置き配後の盗難を対象とした補償制度が用意されているケースもあります。日本郵便では、同社と事前に合意したEC事業者などから発送された対象商品について、「置き配保険」を利用でき、所定の条件を満たせば、購入代金または1万円のうち低い金額まで補償されます。
このように、置き配後の盗難に対する補償の有無は、配送会社だけでなく、利用したサービスや通販サイト、置き配を指定した方法によっても異なります。したがって、「置き配だから補償されない」と決めつけず、まず利用規約や補償条件を確認しましょう。
配達完了後の荷物が見つからないときの確認手順
配達完了の通知が届いているのに荷物が見当たらない場合は、最初から盗難と決めつけないことが大切です。まずは指定した置き場所だけでなく、宅配ボックスや郵便受け、物置などを確認してください。あわせて、家族が先に受け取っていないかも確かめておくとよいでしょう。
それでも見つからない場合は、追跡番号や配達完了通知を手元に用意し、配送会社へ連絡しましょう。別の住宅への誤配されているケースもあるため、配送会社の調査によって見つかる可能性があります。
配送会社に問い合わせても解決しない場合は、購入した通販サイトや販売店にも連絡します。通販事業者によっては、独自の補償制度が利用できる場合があります。例えば楽天市場では、一定の条件を満たした置き配商品の盗難などを補償対象としています。
ただし、こうした補償には申告期限が設けられている場合もあるため、荷物がないことに気づいた時点で、できるだけ早く確認と連絡を進めることが大切です。
盗難が疑われるときに取るべき行動
配送会社に確認した結果、正常に配達されていたことが分かり、それでも荷物が見つからなければ、盗難の可能性があります。その場合は、警察へ被害を届け出ておきましょう。
また、補償手続きの際に、警察への届け出が条件となる場合もあります。日本郵便の置き配保険では、警察へ盗難届を提出したうえで、原則として配達完了日から15日以内に請求する必要があります。手続きでは、盗難届の受理番号に加え、購入金額が分かる資料や荷物の問い合わせ番号などが求められます。
そのため、注文履歴や配達完了メール、購入明細などは、問題が解決するまで削除せず保管しておくと安心です。必要な情報をすぐ確認できるよう、早めに整理しておきましょう。
置き配の補償条件を確認し盗難を防ぐ対策もしておこう
置き配後に荷物が盗まれた場合、配送会社から補償を受けられるかどうかは、利用したサービスや通販サイトによって異なります。荷物が見つからないときは、まず置き場所や家族の受け取りを確認し、その後、配送会社や購入先へ早めに連絡してください。盗難が疑われる場合は、補償手続きに必要となることもあるため、警察への届け出も検討しましょう。
また、今後の盗難を防ぐため、特に高額な商品を購入したときは、対面受け取りを選ぶ、鍵付きの宅配ボックスを利用するなどの対策も有効です。置き配を利用する際は補償条件を確認し、商品に合った安全な受け取り方法を選びましょう。
出典
佐川急便株式会社 置き配を申し込む
日本郵便株式会社 置き配保険
独立行政法人国民生活センター 消費者トラブルFAQ 【置き配・届かない】配達完了メールが届いたが、商品は届いていない。対処法を知りたい。
楽天グループ株式会社 楽天あんしんショッピングサービス
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
