ディズニーランド近くに住むわが家へ、「前乗りしたい」と毎回泊まりに来る友人…。周辺ホテルは「1泊2万円」ほどですが、宿泊代をもらうのはアリなのでしょうか?
たまになら快く迎えられても、毎回となれば寝具の準備や掃除などが必要です。電気・ガス・水道代などもかかるため、「周辺のホテルなら2万円くらいするし、少しくらい宿泊代をもらってもよいのでは」と思う人もいるでしょう。
本記事では、ディズニーランド周辺のホテル料金を確認しながら、友人から宿泊代をもらう際の注意点や、負担を減らすための伝え方を解説します。
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目次
ディズニーランド周辺のホテルは1泊2万円以上かかることも珍しくない
東京ディズニーリゾート周辺のホテル料金は、宿泊日や人数、予約時期などによって大きく変わります。
宿泊予約サイトを確認すると、東京ディズニーリゾートから約2.3キロメートルの「フレックステイイン新浦安」は1室1泊1万9270円から、約2.4キロメートルの「フォーストーリーズホテル舞浜 東京ベイ」は2万3399円からという料金例が掲載されています。
より近いホテルでは、「ホテルマイステイズ舞浜」が3万6695円から、「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」が3万9951円からという例もあります。
このように、ディズニーランド周辺で宿泊すると、1泊2万円以上かかるケースは珍しくありません。掲題の友人にとって、近くに住む人の家へ無料で泊まれることには大きなメリットがあるでしょう。
一方、泊める側には寝具の準備や掃除などの負担があります。光熱費も増えるため、何度も宿泊を頼まれて負担に感じているなら、費用について話し合うこと自体は不自然ではありません。
友人を自宅に泊めてお金をもらっても直ちに「旅館業」になるわけではない
「宿泊代を受け取ったら無許可の民泊になるのでは」と心配する人もいるかもしれません。
厚生労働省によると、旅館業とは「宿泊料を受けて人を宿泊させる営業」です。また、「営業」に当たるかを判断する際は、社会性をもって継続反復していることなどがポイントになります。
一方、厚生労働省は、知人や友人を泊める行為について、社会通念上、個人生活上の行為として行われる範囲であれば、一般的には旅館業法上の許可は不要と考えられるとしています。
そのため、普段から付き合いのある友人を自宅に泊め、費用を受け取っただけで、直ちに旅館業になるとは限りません。
ただし、SNSなどで広く宿泊者を募集し、「1泊5000円」などと料金を設定して繰り返し人を泊める場合は事情が異なります。個人的な付き合いの範囲を超え、旅館業や住宅宿泊事業に当たる可能性があるため、必要な許可や届出を確認しなければなりません。
毎回の宿泊が負担なら「宿泊代」以外の方法も含めて友人と話し合おう
法律上の問題とは別に、友人へ「これからは宿泊代を払ってほしい」と切り出しにくい人もいるでしょう。今まで無料だった場合、突然ホテルのように料金を設定すると、相手が戸惑う可能性もあります。
まずは、「毎回泊めるとなると、寝具の準備や掃除が思ったより大変」と、自分が感じている負担を伝えてみる方法があります。そのうえで、今後も泊めるのであれば、費用や手間をどのように分担するか相談すると話を切り出しやすいでしょう。
必ずしも「1泊○円」と宿泊代を決める必要はありません。例えば、夕食代を友人に負担してもらう、使った寝具を片付けてもらうなど、お互いが納得できる方法を決めることも選択肢です。
また、「月に何回まで」「翌朝は一緒に出発できる日だけ」など、泊められる条件を決めておく方法もあります。自宅を提供する以上、泊める側が無理をしてまで相手の希望に合わせる必要はありません。
お金だけの問題にせず、時間や家事の負担も含めて相談すれば、お互いに納得できるルールを作りやすくなるでしょう。
まとめ|宿泊代をもらうかどうかは友人と無理のないルールを決めよう
ディズニーランド周辺では、1泊2万円以上かかるホテルもあります。そのため、友人にとって近くの知人宅へ無料で泊まれるメリットは大きいでしょう。一方、泊める側には寝具の準備や掃除、光熱費などの負担があります。
一般的な友人関係の中で自宅に泊め、費用を受け取っただけで、直ちに旅館業になるとは限りません。ただし、不特定の人を募集して料金を受け取る場合などは事情が異なるため注意しましょう。
毎回の宿泊が負担になっているなら、我慢して無料で泊め続けるのではなく、友人と話し合うことが大切です。宿泊代として一定額を求めるだけでなく、食事代を負担してもらう、宿泊回数を決めるといった方法もあります。
友人関係を大切にするためにも、自分だけが負担を抱え込まず、お互いが納得できるルールを決めることが、今後も気持ちよく付き合っていくためのポイントです。
出典
厚生労働省 民泊サービスと旅館業法に関するQ&A Q1 旅館業とはどのようなものですか。、Q5 知人・友人を宿泊させる場合でも旅館業法上の許可は必要ですか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
