駅で「財布をなくしたので300円貸してください」と言われ、お金を渡して感謝された! いい気分で同僚に話したら「そういう詐欺だよ」と言われショック…本当に困ってそうだったのに“詐欺”なんですか?

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駅で「財布をなくしたので300円貸してください」と言われ、お金を渡して感謝された! いい気分で同僚に話したら「そういう詐欺だよ」と言われショック…本当に困ってそうだったのに“詐欺”なんですか?
出勤時に駅で「財布をなくしたので○○円貸してくれませんか」と言われた経験がある人もいるのではないでしょうか。筆者も、学生時代「帰れないので100円貸してくれませんか」と言われた経験があります。
 
もちろん、本当に困っているケースもあるかもしれませんが、詐欺の可能性もあるため、注意が必要です。本記事では、駅で「数百円貸してください」と言われるのは詐欺なのかなどを解説します。
藤岡豊

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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駅で「お金を貸してください」というケースは詐欺?

まれなケースではありますが、駅で「財布をなくしたので帰れません。お金を貸してもらえませんか」と言われることがあります。なかには「それは大変だ」「数百円くらいなら」と考え、お金を渡してしまう人もいるでしょう。
 
この時点では、本当に困っており、後日返してくれる可能性はあります。一方、うそをついてお金を受け取ろうとするケースもあります。筆者の場合、駅で「お金を貸してください」と言われても渡しませんでした。本当に困っているのか詐欺なのかは分からないため、慎重に対応する必要があります。
 

そもそも詐欺罪の定義とは?

少額のお金を一時的に借りるふりをして、金銭をだまし取る行為を寸借詐欺と呼びます。刑法246条の詐欺罪にあたり、10年以下の拘禁刑が科される可能性があります。人の善意につけ込み、お金を受け取るような寸借詐欺は、少額とはいえ悪質性の高い犯罪です。
 
「駅で財布をなくした」というケースのほかにも、友人関係を利用してお金を借りて返さない、事故を装って治療費を請求するなどの手口もあります。連絡先を渡してくることもありますが、うその可能性もあるため、すぐに信用しないほうがよいでしょう。
 

詐欺だった場合はお金を取り返せる?

実際に寸借詐欺だった場合、お金を取り返すことはできるのでしょうか。理論上、警察に被害届を出したり、弁護士に民事手続きをしてもらったりすることは可能です。ただし、「300円を貸した」などのケースでは、「少額だからいいか」と考える人もいるのではないでしょうか。
 
相手との示談で解決する可能性はありますが、返金する意志がなければ泣き寝入りするしかないこともあります。本当に財布を落としたのか詐欺なのかは簡単に証明できないため、まずはお金を渡さないことが大切です。
 

駅で「お金を貸してください」と言われたときの対処法

駅で「財布をなくしたので300円貸してくれませんか」と言われたら、すぐに応じてはいけません。駅内であれば駅員に相談するように伝える、駅の外であれば交番へ行くように促しましょう。
 
駅員に相談すれば、後日清算などの対応を取ってもらえる可能性があります。また、交番で相談すれば、帰る費用を借りられるケースもあります。
 
お金を借りようとする人がクレジットカードを持っているなら、キャッシング枠でお金を借りるのも選択肢です。また、身分証明書があればカードローンに申し込め、一時的にお金を借りることもできます。こうした選択肢を提案すると、少額のお金をだまし取ろうと考えている人であれば、自分から離れていくでしょう。
 
「困っている人を助けたい」との気持ちは素晴らしいものですが、善意につけ込む人もいるため、すぐにはお金を渡さないようにしてください。
 

まとめ

駅で「300円貸してください」などと言われるケースは、寸借詐欺の可能性があります。すぐにはお金を渡さず、駅員や交番の警察官に相談するように伝えましょう。少額とはいえ、相手をだましてお金を受け取る行為は犯罪です。
 
「数百円だからいいか」と泣き寝入りして、モヤモヤした気持ちにならないよう、慎重に対応してください。本当に困っている場合でも、解決する方法は多数あるため、簡単にお金を渡さないようにしましょう。
 
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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