【2027年】「東京-秋田・青森」への“夜行列車”が運行開始! 車窓から「日本海」を眺めての旅は可能? 料金は“新幹線グリーン車”より高め?「ルナ・アズール」の料金目安とは
「一度は夜行列車で旅をしてみたい」と感じた人もいるかもしれませんが、気になるのはやはり料金ではないでしょうか。
本記事では、ルナ・アズールの概要や、東京から秋田・青森へ新幹線で行く場合の料金、ルナ・アズールの料金の目安を解説します。あわせて、寝台特急「サンライズ瀬戸」と新幹線の料金差も確認してみましょう。
FP2級、日商簿記3級、アロマテラピー検定2級、夫婦カウンセラー、上級心理カウンセラー、整理収納アドバイザー
新たな夜行特急「ルナ・アズール」とは?
「ルナ・アズール(Luna Azul)」は、スペイン語で「青い月」を意味する名前の特急列車です。乗ること自体も目的となるような列車として導入され、客室はすべてグリーン個室またはプレミアムグリーン個室で、ラウンジも設けられます。
春季~秋季は、品川駅~青森駅間を上越線・羽越本線経由の夜行で結びます。途中、東京・上野・大宮・高崎(下りのみ)・秋田・弘前・新青森の各駅に停車する予定です。運行は週2往復、所要時間は12.5~15時間程度とされています。
発着時間は、下りが21時頃発・翌9時半頃着、上りが16時頃発・翌7時頃着の予定です。なお、冬季は品川駅~長野原草津口駅間を昼に走る運行となります。
車窓から日本海は見られる?
ルナ・アズールが経由する羽越本線は、新潟県から山形県を通り、秋田県まで日本海沿いを走る路線です。そのため、走る時間帯や季節によっては、車窓から日本海の景色を楽しめる可能性があります。
ただし、具体的な運転日や詳細なダイヤはまだ発表されていません。どの区間をどの時間帯に走るのかは、今後の発表を待つ必要があります。
東京から秋田・青森へ新幹線で行くといくら?
比較のために、新幹線で東京から秋田・青森へ行く場合の料金を確認しておきましょう。大人1人・片道・通常期の運賃と料金の合計は、図表1のとおりです。
図表1
JR東日本HPより筆者作成
なお、JR東日本は2026年3月に運賃を改定しており、東京~新青森間の運賃は1万340円から1万780円に上がりました。一方、特急料金やグリーン料金は改定の対象外です。
ルナ・アズールの料金は? 目安は「新幹線グリーン車+α」
ルナ・アズールの具体的な料金は、2026年10月時点ではまだ発表されていません。
ただしJR東日本は、品川駅~青森駅間をグリーン個室で利用した場合の料金について「東北新幹線グリーン車+α程度」を想定しているとしています。参考として示されているのは、図表1にもある東京駅~新青森駅間の「はやぶさ」グリーン車の2万4180円です。
仮にこの水準になると、新幹線の普通車指定席と比べて6070円+α程度高くなる計算です。ただし、ルナ・アズールは個室で横になってひと晩を過ごせるため、移動と宿泊を兼ねられる点も考慮するとよいでしょう。
なお、秋田駅で乗り降りする場合の料金の目安は、現時点では示されていません。また、ルナ・アズールは旅行商品として販売される予定です。プランの内容によって価格が変わる可能性もあるため、正式な発表を確認しましょう。
参考:サンライズ瀬戸と新幹線ではどれだけ料金差がある?
夜行列車と新幹線の料金差の参考として、寝台特急「サンライズ瀬戸」と新幹線「のぞみ」で、東京駅から岡山駅まで行く場合を比べてみましょう(図表2)。
図表2
JR東日本、JR西日本、JR東海HPより筆者作成
図表2にあるように、標準的な1人用個室「シングル」の場合、新幹線との差額は4010円です。個室で横になれ、ひと晩の宿泊も兼ねられると考えれば、割安と感じる人もいるでしょう。また、寝台料金のかからない「ノビノビ座席」なら、新幹線より3160円安く移動できます。
ただし、ルナ・アズールは全室個室でラウンジも備えた、上質さを重視した列車です。販売方法もサンライズ瀬戸とは異なるため、料金差はあくまで参考程度に考えておきましょう。
まとめ
ルナ・アズールは、2027年度初から品川駅~青森駅間を夜行で結ぶ、全室個室の特急列車です。羽越本線を経由するため、時間帯によっては車窓から日本海を眺められる可能性もあります。
料金は未発表ですが、JR東日本はグリーン個室で「東北新幹線グリーン車+α程度」を想定しており、新幹線の普通車指定席より6000円以上高くなる計算です。移動と宿泊を兼ねられる点も踏まえつつ、今後の発表をチェックしてみてはいかがでしょうか。
執筆者 : 上野梓
FP2級、日商簿記3級、アロマテラピー検定2級、夫婦カウンセラー、上級心理カウンセラー、整理収納アドバイザー


