SNS「若い子がスウェットで外出してるの貧困すぎて嫌悪感」投稿に「相場1万5000円する」「昔はもっと酷かった」の声が…若者の“スウェット外出”は貧困でなく「アイドルへの憧れ」が理由? 背景を確認

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SNS「若い子がスウェットで外出してるの貧困すぎて嫌悪感」投稿に「相場1万5000円する」「昔はもっと酷かった」の声が…若者の“スウェット外出”は貧困でなく「アイドルへの憧れ」が理由? 背景を確認
最近は近所のコンビニなどに限らず、スウェット姿で街を歩く人を見かけることが増えたと感じている人も多いのではないでしょうか。先日SNSでは、スウェットで外出する若者について「流行っているのか」「貧困を感じて嫌悪感がある」といった趣旨の投稿が話題となり、さまざまな意見が寄せられました。
 
本記事では、投稿に寄せられた反応を紹介しながら、スウェットの実際の価格帯や家計の被服費、スウェットでの外出が広がった背景について解説します。
上野梓

FP2級、日商簿記3級、アロマテラピー検定2級、夫婦カウンセラー、上級心理カウンセラー、整理収納アドバイザー

「スウェットで外出は貧困」投稿に反論の声

話題となったのは、若い人がスウェット姿で外出していることについて「貧困すぎる」と感じ、嫌悪感を覚えるという内容の投稿です。この投稿には、多くの反論や意見が寄せられました。
 
例えば「スウェットでも相場は1万5000円する」と、価格の面から貧困とは限らないと指摘する声がありました。一方で「さすがにそこまで高くない」と、相場の金額そのものに疑問を投げかける反応も見られます。
 
また「昔はもっと酷かった」として、今の中年世代も若いころはスウェットやジャージ、着ぐるみのような部屋着で出歩いていたと振り返る声も寄せられました。スウェット姿での外出は、必ずしも最近始まったことではないようです。
 

スウェットの「相場1万5000円」は本当?

では、スウェットは実際にいくらくらいで買えるのでしょうか。2026年10月10日時点で大手衣料品店の公式通販サイトを確認すると、ユニクロではメンズのスウェットシャツが2990円や3990円で販売されています。無印良品でも、紳士向けの裏起毛スウェットプルオーバーパーカが2990円、裏起毛スウェットワイドパンツが3990円です。
 
無印良品の場合、パーカとパンツを上下でそろえても合計6980円となり、1万円以内に収まります。もちろん、ブランドによってはさらに高価格帯の商品も販売されており、価格はさまざまです。ただし、スウェットの「相場」が1万5000円とまでは言い切れないでしょう。
 
ちなみに、総務省統計局の「家計調査」によると、2025年の二人以上の世帯における「被服及び履物」への支出は1ヶ月平均1万63円でした。前年と比べて実質1.8%減少しており、このうち「洋服」は3868円で、実質4.1%の減少となっています。仮に1万5000円のスウェットを買うと、二人以上の世帯の平均的な被服費1ヶ月分を上回る計算です。
 

スウェットで外出する人が増えた背景は?

若い世代でスウェット姿での外出が目立つようになった理由について、SNSでは「韓国アイドルの練習着のマネ」で「若者にとってはおしゃれ着」だという声が上がっています。
 
アイドルがリハーサル中の姿をSNSに数多く投稿したことで、「スウェット=ダサい」というイメージが「リハ着=かわいい」に書き換わっただけで、貧困だから流行っているわけではないという見方もあるようです。
 
また、今の中高年世代も若いころは、人気グループのSPEEDをまねてスウェットにチビT(丈の短いTシャツ)を合わせていたと振り返る声もありました。憧れのアイドルの服装を取り入れるという点では、昔も今も変わらないのかもしれません。
 
手ごろな価格で着回しやすいスウェットは、家計の面からも選ばれやすい服といえます。部屋着に近い見た目だからといって、着ている人の経済状況まで判断するのは難しいでしょう。
 

とはいえTPOは意識したい

スウェットでの外出が珍しくなくなったとはいえ、場面に応じた服装を意識することは大切です。近所への買い物や散歩であれば問題になることは少ないものの、職場やきちんとした飲食店などでは、だらしない印象を与えてしまう可能性があります。
 
また、同じスウェットでも、毛玉や汚れが目立つものと清潔感のあるものとでは、周囲からの見え方が大きく異なります。行き先や会う相手を考えてジャケットを羽織るなど、少し工夫するだけでも印象は変わるでしょう。
 

まとめ

SNSでは、スウェットで外出する若者を「貧困」とする投稿に対し、価格や過去の流行を挙げた反論が多く寄せられたほか、韓国アイドルの練習着をまねたファッションではないかという声も上がりました。
 
大手衣料品店では上下をそろえても1万円以内で買える商品があり、相場が1万5000円とまでは言えないものの、スウェット姿だけで経済状況を判断するのは難しいといえます。
 
一方で、どこへでもスウェットで出かけてよいわけではありません。着心地や価格の手ごろさといったメリットを生かしつつ、行き先に合わせてTPOを意識した服装を選ぶことが大切です。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2025年(令和7年)平均結果の概要
 
執筆者 : 上野梓
FP2級、日商簿記3級、アロマテラピー検定2級、夫婦カウンセラー、上級心理カウンセラー、整理収納アドバイザー

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