更新日: 2020.04.21 その他暮らし
【コロナに負けるな】ちょっとしたお得感「ぷちはっぴぃ」を探してみよう
対処法がないので、こんなときにできるちょっとしたお得感を探してみましょう。
執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)
CFP(R)認定者
大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
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クレジットカードの整理をしてみましょう
以前、在宅勤務だったり、お休みのときに外出できなかったりして、今家で落ち着いて過ごさざるを得なくなっている今だからこそできる、断捨離のご提案をしましたが、クレジットカードについてもやってみましょう。
おそらく、今まで以上にオンラインでのショッピングの機会が増えた方も多いと思いますが、そこで複数枚あるクレジットカードの中からどれを選んでいますか?
クレジットカード発行時に、一度だけ説明を聞いてそのままになっているポイントやメリットを比較して、少しでもお得感が味わえるものを重点利用してみませんか。
クレジットカードの強みは4通り
クレジットカードのメリットはおおむね4つに分けられます。
1つ目は、年会費の安さ
2つ目はETCや交通系プリペイド(Suicaなど)合体型でポイントがたまるもの
3つ目はステータスの高さをアピールするもの
4つ目は家族カードを作ったときのメリットの大きさをうたったもの
です。
今、なかなか外出することがままならない状況です。ステータスの高さを売りにしているカードの、アピールポイントの筆頭は空港でのラウンジ利用。
最近は、ゴールドカード系のステータスの高いカードでも比較的手が届きやすい年会費になってきましたが、このメリットは発揮しづらいので、ポイントがたまりやすい、オンラインで使い勝手がいいものについてメリットを見極めましょう。
ポイントは、年会費永年無料とポイント還元率
クレジットカード各社は、いろいろなアピールポイントをうたってきますがそれをすべて並べて比較すると、結局どれにすればいいかわからなくなり、ネットやテレビCMで訴求力の高い印象に残ったカードに落ち着くことになります。数カ月そのカードを使わないと、どんなメリットがあったかがわからなくなるものです。
比較ポイントはある程度絞りましょう。今の状況下でいえば、ポイント還元率が1番目、次に年会費です。年会費は「初年度だけ無料」とか「〇〇円以上の買い物をすれば無料」というのはできるだけ避けたほうがいいですね。
例えば、オンライン系のカードであれば、自社のサイトでそのカードで決済をするとポイント還元率がアップする特典がついているものが多いです。皆さんがよく使うサイトのカードで、そういった特典がついているものがないか、実は入会したまま使っていないか、確認しましょう。
特典てんこ盛りでも、特典利用そのものを忘れては無意味
あれもこれもと、いろいろな特典がついていても、人間の記憶力はそれほど確かではありませんので、頻繁に使い続けない限り、忘れてしまいます。結局、あまりお得感が味わえなかった、年会費分も取り戻せなかった、でも入会時は気持ちが盛り上がったので、高額分割払いで利用してしまったカードはありませんか?
どんな魅力に惹かれて入会したのかさえ覚えていないけれど、何枚か使っていないものがあった、というケースも見受けられます。
家の中で普段できなかったことの整理として、クレジットカードを見直してすっきりさせましょう。
執筆者:柴沼直美
CFP(R)認定者