更新日: 2020.09.08 その他暮らし

新型コロナで飲食店は大打撃。ランチやテイクアウト利用で支援

新型コロナで飲食店は大打撃。ランチやテイクアウト利用で支援
4月の緊急事態宣言で、飲食店では夜の営業時間短縮を要請されたり、感染を恐れて客の利用が減ったりと、厳しい状況におかれていました。その対策として、居酒屋が昼に営業を行ったり、テイクアウトサービスを始めたりする店舗が増えています。
 
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区)は、6月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をまとめました。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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4月は飲食店の売上が昨年の2割まで落ち込む

2月まではすべての地域で売上、客数とも昨年と同程度であったものの、新型コロナウイルスの感染が徐々に拡大し、学校の休校措置が行われた3月から全国的に顕著に売上、客数が落ち込みを見せ始めました。その結果、3月の売上は昨年度比68%、客数は69%に。3月20日から22日の3連休明けから、客数・売上がさらに下降しました。
 
4月7日、緊急事態宣言が発令され、外出自粛が要請されると、飲食店では4月の売上は昨年度比23.2%、客数は26.6%と、最も落ち込んだ時期となりました。特に関東エリアでは昨年度比20.3%と、全国で最も落ち込みました。中でもSTAY HOME週間にあたる4/27週が底となり、売上は昨年度比16%まで悪化。
 
GW後半の5/4週から客数が先行して回復傾向に転じました。外出自粛が功を奏し、感染者数が徐々に減少。14日以降、段階的な緊急事態宣言解除とともに、売上も上昇したものの、5月の売上は昨年度比31.4%、客数は32.1%にとどまりました。
 
5月25日の全国緊急事態宣言解除から客数・売上が同推移で上昇し、6月の売上は昨年度比57.4%、客数も57.2%となりました。6月末時点では70%近くまで回復。エリア別で見ると、四国地方、東北地方、近畿地方が昨年度比60%を超えましたが、北海道地方、関東地方が全国平均を下回っています。
 
7月に入り、再び新型コロナウイルスの感染が拡大しつつあり、飲食店への影響が懸念されます。
 

夜の営業時間短縮でデイタイムの売上比率が高まる。4月のディナータイムの売上は昨年度の2割以下に

次に、飲食店の時間帯別売上構成比率を見てみましょう。2月、3月はともに、デイタイムが約22%、ディナータイムは約77%で、昨年度とほぼ同じ構成比でした。4月になるとデイタイム35.7%と、昨年に比べ13.7%プラス、5月も36.5%で、13.8%プラスとなりました。外出自粛で飲食店の夜の営業時間が短縮になり、ディナータイムの比率が下がったのだと考えられます。6月に入ると、デイタイムの構成比は25.2%で徐々に平常時に近づいてきました。
 
次に、昨年と比較した売上を見ると、デイタイムでは2月までは昨年と同程度でしたが、3月は昨年度比69.7%、4月は36.3%まで落ち込み、5月49.8%、6月65.1%と回復してきました。
 
ディナータイムではさらに落ち込みがひどく、3月66.8%だったのが、4月18.1%、5月24.8%と、大きく落ち込んでおり、いかに飲食店が新型コロナウイルスによる外出自粛の影響を受けたかがわかります。
 
6月には54.9%まで改善したものの、平常時の半分の売上で、まだ苦しい状況が続いているようです。新型コロナウイルスへの警戒は解かれていない状況で、外食には慎重になっている人が多いのでしょう。

テイクアウトの売上比率が高まる。デイタイムのテイクアウトは売上の2割から3割に

業種別にテイクアウトの売上比率を見ると、4月、5月のデイタイムは専門料理・居酒屋が上昇し、売上の約3割を占めるようになりました。食事系でも約2割となっています。ディナータイムでは食事系が最も伸びており、売上の2割程を占め、専門料理・居酒屋では1割前後となりました。6月はデイタイム、ディナータイムともにテイクアウト売上比率が低下しましたが、いずれも平常時より高い比率を維持しています。
 
お店での飲食は、マスクをつけず人と会話することもあるため、今も感染を恐れて避ける人が多く、新型コロナウイルスが飲食店の経営を直撃してしまっているようです。ご贔屓の店の経営が立ち行かなくなるのはなんとかしたいもの。もし、イートインに抵抗があるならば、テイクアウトを利用して支援してあげたいですね。
 
[出典]※ポスタス株式会社「6月度の飲食店売上動向」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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