片づけの美学⑰ すべては年末のために。 今やっておくと後が楽! 年賀状整理
今年の年末、「もう面倒だから年賀状はやめた!」とならないように、早いうちから整理してモヤモヤの一つをスッキリと片づけてみませんか。
美学のある暮らし 代表
整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。
<美学のある暮らし>
年賀状のお年玉くじをチェックしましょう
お正月に届いた年賀状が、そのまま触られることなくリビングの隅に置かれてはいませんか? もしかしたら、もう埋もれてどこにあるかわからなくなっているなんてこともあるかもしれません。
そんな人は、年賀状のお年玉くじのチェックを原動力に、もう一度手に取っていただきたいと思います。今年は1月14日に抽選日がありました。私は毎年、このくじ番号をチェックするときを、年賀状整理のタイミングとしています。
時間の余裕がある日にお年玉くじの番号をチェックします。
残しておいたDM的な年賀状はその際に廃棄して、友人からの年賀状を再度楽しみます。その後、PCのソフトで管理している住所録を更新します。「年賀状を受けた」という項目を今チェックしておくと、年末の憂うつが一つ減りますよ。相手方が年賀状をやめたかどうかの判断にもなるので、次は控えておこうなど、考慮することができます。同時に住所など変更がないか1件ずつ確認しておきましょう。
この住所チェックは、忙しい年末ではなかなかできないようで、2年前に引っ越しをしたわが家ですが、「住所が古いままで年賀状が帰ってきちゃったよ」と連絡をくれた友人が今年5人おりました。ぜひ余裕のある時期にお済ませくださいね。
ここまでできたら、あとは年末に「今年の年賀状どこに置いたっけ?」とならないよう、忘れない場所で保管するだけです。一緒に「住所チェック・受けチェック済み」とメモをつけておけば、チェックしたことを年末に忘れていても問題ありません。