更新日: 2022.02.16 住宅ローン
ネット銀行の住宅ローン メリットやデメリットは?
現在、住宅ローンの金利はとても低いのですが、中でもネット銀行の金利は低く、新規においても借り換えにおいても魅力的です。
ただ、相談する窓口(対面で担当者と話せるような場所)がメールやチャットになるので不安、という方も少なくありません。今回は、ネット銀行の住宅ローンについてメリット・デメリットを踏まえてお伝えしていきます。
執筆者:藤井亜也(ふじい あや)
株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長
教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後、マネーセンスを磨きたいと思い、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いからCOCO PLANを設立。
独立系FPとして個別相談、マネーセミナー、執筆業など幅広く活動中。
<保有資格>
2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー(AFP) 、住宅ローンアドバイザー、プライベートバンカー、相続診断士、日本心理学会認定心理士、生理人類学士、秘書技能検定、日商簿記検定、(産業カウンセラー、心理相談員)
<著書>
「今からはじめる 理想のセカンドライフを叶えるお金の作り方 (女性FPが作ったやさしい教科書)」※2019年1月15日発売予定
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ネット銀行とは
まずはネット銀行についておさらいしておきましょう。ネット銀行とは、インターネットや電話などの通信端末を介した取引を中心とする銀行で、基本的には対面の店舗を持たず、インターネット上での取引を中心として営業している銀行です。多くは店舗を持たず、インターネット上での取引を中心としているため、さまざまな手数料が安いのが特徴です。
一般的な銀行との違いを確認しておきましょう。
営業時間:(窓口)9:00~15:00
入出金:店頭窓口、ATM
履歴照会:通帳に記帳
営業時間:24時間365日
入出金:コンビニエンスストア、銀行などのATM
履歴照会:パソコンやスマホからウェブ上で確認
(注:一例ですので、各銀行により異なります)
ネットに慣れている方でしたら、ネット銀行はかなり使い勝手が良いと思います。混んでいる銀行窓口に並ぶ必要もありませんし、コロナなどで窓口制限などの影響を受けることも少ないのがネット銀行です。
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ネット銀行でのメリット・デメリット
通常の入出金や振り込みなどの手続きであれば、ネット銀行のほうが手軽で良いという方も、住宅ローンとなると扱う金額も大きくなるため、慎重になる方も多いでしょう。
では、ネット銀行での住宅ローンのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
1.金利が低い
2.手続きが簡単
3.諸費用が安い
前述のとおり、ネット銀行は店舗を持たないため、さまざまな手数料が従来型金融機関より安く、また金利は低く設定されています。住宅ローンともなると、35年など長期ローンとなるので、少しでも金利の低いもので契約したいところです。
また、ネット環境さえあれば、いつでもどこでも手続きができますので、空いている時間で借入審査の申し込みなどができます。住宅ローンの借入時にはさまざまな諸費用がかかりますが、こちらもネット銀行は安いため、全体のコストを下げられるというメリットが魅力的だと思います。
1.相談窓口(対面)がない
2.審査の期間が長い
3.必要書類が分かりづらい
1.と3.は関連しているのですが、住宅ローンを申し込むのが初めてだという方は、審査に必要な書類がどれなのか分かりづらいと思います。
その際、窓口での申し込みであれば担当者に相談しながらできるので良いのですが、ネット銀行の場合はメールやチャットでの質問となり、回答もAI(人工知能)などで機械的に行われる場合があります。そのため、住宅ローンをこれまで組んだことがある方に相談しながら申請するなどすると良いかもしれません。
また、審査の期間が従来の銀行より長くなることがあります。そのため、同じ物件で他の購入候補者がいる場合、ローン審査に時間がかかってしまうことが購入のハードルになってしまう可能性もあります。早めに借入審査をしておくなど、工夫しておくとよいでしょう。
最後に
今回のご相談者さまには事前に必要書類をお伝えし、ご相談の際に持参していただきました。ご相談の際に、パソコンや携帯から必要書類を写真で撮るなど準備をお手伝いし、借入審査の申し込みを完了するのに1時間弱で行うことができました。
借入審査結果が約2週間後に届いたため、他の金融機関と比較して検討することができました。ネット銀行では、住宅ローン借り入れ後に繰り上げ返済などもネット上で行うことができます(従来の銀行でもネットで繰り上げ返済可能な銀行もあります)。借りた後のサービスや全体のコスト感などを踏まえて、比較・検討されると良いのではないでしょうか。
執筆者:藤井亜也
株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長
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※1借入期間を35年超~40年以内でお借入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.07%、40年超でお借入れいただく場合は住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
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