更新日: 2022.12.02 住宅ローン

住宅ローンの「変動金利」ってなに? 変動金利のメリットとは?

住宅ローンの「変動金利」ってなに? 変動金利のメリットとは?
住宅ローンには、借入金を返済するときの金利が固定のものと、変動するものがあります。
 
固定金利は返済が終わるまで、借入時に決まった金利のままですが、変動金利は市中金利の動向によって、半年ごとに金利が見直されます。金利の先行きを予想するのは難しいものですが、うまく使えば固定金利よりも返済額を抑えられる可能性があります。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
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住宅ローンの金利の種類

家を買う人が金融機関などでローンを組んだ場合、元金に利息を上乗せして返済します。その際、上乗せする利息の金額に関わるのが「金利」です。
 
住宅ローンの金利には、「固定金利」「変動金利」のほかに、固定金利と変動金利を組み合わせたタイプもあります。固定金利は、ローン契約時に決められた金利が返済期間を通して変わりません。
 
一方、変動金利は市中金利の動向によって、金利および返済額が変動します。
 
一般に住宅ローンの変動金利は、短期プライムレートという金利を基準に各金融機関が決めています。短期プライムレートとは、金融機関が最優良企業へ1年未満の短期間の融資をするときに適用する金利です。
 
固定金利と変動金利を組み合わせたタイプは、「固定金利選択型」や「固定期間選択型」「固定金利特約型」などと称されます。ローン開始時から一定期間は固定金利で、その期間が終わると変動金利に切り替わるものです。固定金利期間が長いほど、固定金利期間の金利が高くなる傾向があります。
 

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住宅ローンで変動金利を選ぶメリットは?

住宅ローンで変動金利を選ぶメリットが最も大きいのは、金利が下がる傾向が顕著なときです。
 
固定金利の住宅ローンでは、その後の金利が下がったとしても、契約時の金利で借入金を返済し続けることになります。
 
一方、変動金利を選んだ場合は、短期プライムレートの変動によって、返済金にかかる金利も変動します。短期プライムレートが固定金利よりも低い状態が続けば、変動金利を選ぶ方が返済額を少なくできるのです。
 
ただし、変動金利だからといって、短期プライムレートの変化がリアルタイムで返済中の住宅ローンに反映されるわけではありません。返済中の住宅ローン金利の見直しは半年ごと、月々の返済額の見直しに至っては5年に一度です。金利が低下したからといって、翌月からの返済額がすぐに下がるわけではないのです。
 

金利の動向を見通すのは難しい

将来の金利の低下を見通せるときには、変動金利での住宅ローン契約はメリットが大きくなります。
 
しかし、金利の動向を正確に予測することは、素人には難しいといわざるを得ません。そのため変動金利の住宅ローンには、金利が上がってしまった場合に、固定金利よりも返済額が増えてしまうというリスクがあります。
 
また、固定金利のように、契約時の金利で将来の返済計画を立てるということもできません。変動金利を選ぶ場合は万一の金利上昇に備えて、余裕のある返済計画を立てることが重要です。
 

金利低下局面ではお得な変動金利、返済計画には余裕をもたせよう

金利が下がっていくという見通しがはっきりしている局面では、固定金利よりも変動金利の住宅ローンの方が、返済額を少なくできる可能性が高まります。
 
一方で、思ったように金利が下がらなかったり、逆に金利が上がったりするリスクもあります。万一の金利上昇のリスクに十分考慮し、余裕のある返済プランを立て、上手に変動金利の住宅ローンを利用しましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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