住宅ローンの頭金は多ければいいというわけではない? 払いすぎることによるデメリットとは?
配信日: 2022.11.21
ところが、頭金の払いすぎにはデメリットもあるため、注意が必要です。そこで、この記事では住宅ローンにおける頭金の概要や、払いすぎることによるデメリットについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
【PR】おすすめの住宅ローン
そもそも住宅ローンの頭金とは?
そもそも住宅ローンにおける頭金とはどのようなものなのか、詳しくみていきましょう。
住宅ローンにおける頭金とは
住宅ローンにおける頭金とは、住宅の購入費のうち、その一部を自己資金で先に支払うものをいいます。
一般的に、頭金を多く支払うことによって住宅ローンの借入金額が少なくなり、返済負担が小さくなることがメリットだといわれています。
なお、住宅ローンを組む際、必ずしも頭金を用意しなければならないという決まりはありません。頭金なしでも住宅ローンを組むことができます。ただし、頭金を用意せずに住宅ローンを利用する場合、ローンの返済総額が多くなることを念頭に置く必要があります。
頭金の一般的な目安
住宅ローンの頭金は、一般的に購入する物件価格の1~2割程度が目安だとされています。例えば、物件価格が4000万円であれば、おおむね400~800万円が頭金の一つの目安となるでしょう。
【PR】おすすめの住宅ローン
住宅ローンの頭金を払いすぎることによる3つのデメリット
住宅ローンの頭金を多く払うとメリットがある一方で、デメリットもあります。具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
将来への備えが不足するリスクがある
頭金を払いすぎると、万が一のときの備えが不足する可能性のあることがデメリットです。
将来は何が起こるかわかりません。突然仕事を辞めることになったり、自分や家族が病気やけがなどをしたりすることもあるかもしれません。
収入が減ったり途絶えたりしたとき、重要になるのが貯蓄です。この貯蓄を頭金で多く使ってしまうと、いざというときに「お金がない」と困るリスクがあります。頭金の払いすぎで家計バランスが崩れないよう、注意が必要です。
住宅購入のタイミングを逃す可能性がある
できる限り多くの頭金を払うためにお金を貯めるには、時間もかかります。そのお金を貯めている間に金利が上がったり、希望条件に合致する物件が出ても売れてしまったりする可能性もあります。
このように頭金を多く用意しようとして、住宅購入のタイミングを逃す原因にもなり得るのです。
頭金は家計とのバランスを考えることが大切!適切な金額に設定しよう
住宅ローンの返済負担を減らすため、なるべく多く頭金を払いたいと考える人もいるかもしれません。とはいえ、頭金の払いすぎにはデメリットもあります。
例えば、いざというときのための備えの不足や、住宅購入のタイミングを逃してしまう原因につながります。家計とのバランスをよく考えて、適切な金額の頭金を設定しましょう。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
住宅ローン 金利別ランキング【PR】~あなたのニーズに合った住宅ローンをチェック!~
※弊社の提携会社のランキング
変動金利
固定金利10年
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
【住信SBIネット銀行の注意事項】
※1借入期間を35年超~40年以内でお借入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.07%、40年超でお借入れいただく場合は住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
【PR】おすすめの住宅ローン