更新日: 2022.11.29 住宅ローン
無理なく住宅ローンを返済するために。住宅ローンの返済比率はどれくらいがいい?
無理なく住宅ローンを返済するためには、「返済比率」という考え方を知っておくことが重要になります。
そこで、この記事では住宅ローンの返済比率とは何か、計算方法や目安について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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住宅ローンにおける返済比率とは?
住宅ローンにおける返済比率とは何か、概要や計算方法についてみていきましょう。
返済比率とは
住宅ローンにおける返済比率とは、年収におけるローンの年間返済額の割合を指すものです。場合によっては返済負担率と呼ばれるケースもあります。
この返済比率は、住宅ローンの借入額を決定する際の目安となります。
返済比率の計算方法
返済比率は年間返済額を年収で割り、そこに100を乗じて求めることが可能です。計算式にすると、以下のようになります。
(住宅取得のための借り入れの年間返済額+住宅取得以外の借り入れの年間返済額)÷(申込人の年間収入+収入合算者の年間収入)×100
なお、自動車ローンやカードローンなど、住宅取得以外を目的とした借り入れがある場合、その返済額を計算に含めます。
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住宅ローンにおける適切な返済比率の目安
住宅ローンを組む際には審査が行われ、その際返済比率が重要なポイントとなります。これは、ローンを申し込む人の返済能力を上回る金額の融資を行わないようにするためです。
金融機関によっても返済比率の基準は異なりますが、おおむね30~35%程度だといわれています。ただし、これはあくまでも、住宅ローン審査を通過するために金融機関が設けた返済比率です。そのため、無理なく返済できる理想的な返済比率とは異なる場合があります。
理想的な返済比率は、一般的に手取り収入の20~25%程度だといわれています。この返済比率であれば、家計が圧迫され過ぎるリスクが少なく、無理なく返済を続けやすいでしょう。
住宅ローンの返済比率を考えるうえでの注意点
住宅ローンの返済比率を考えるうえでは、いくつか注意すべきポイントがあります。主な注意点には、以下のようなものが挙げられます。
ほかのローンの返済額を加味する
住宅ローンの借入額を設定する際、考えておきたいのがほかのローンの返済額です。住宅ローン以外に、自動車ローンやカードローンなどがあると、返済負担率が大きくなる可能性があります。
住宅ローン以外にも借り入れをしているものがあるか、それを合算した場合に年間返済額はいくらになるのか、しっかりと計算しておきましょう。
収入の減少について考えておく
返済比率を考える上では、収入の減少も考慮しておくことが重要です。
住宅ローンの返済期間中、常に安定して収入が確保できるとは限りません。事故や病気などに見舞われてしまったり、身内の介護が必要になったりするなど、思いがけないトラブルが発生する可能性もあります。すると、働き方が変化し、それにともない収入が減少することもあるでしょう。
借入時には無理がない返済比率であっても、将来的に家計の状況が変わる可能性があります。変化があっても返済を続けられるよう、返済比率を考えることが大切です。
ポイントを押さえて無理のない返済比率を考えよう
住宅ローンにおける返済比率は、借入額を決める際の目安となる重要なものです。金融機関が設ける返済比率の目安は、一般的に年収の30~35%程度といわれていますが、無理なくゆとりのある生活を送りたい場合は、手取り額の20%程度を目安にすることも一案です。
また、返済比率に頼りすぎず、あくまでも考え方の一つとして認識することが重要といえます。家族構成やライフスタイルをベースに今後かかる費用を計算し、長期的な視点で返済比率を考えましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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