更新日: 2023.03.23 住宅ローン

【FP解説】夫婦の住宅ローンの組み方は4種類! それぞれのメリットや注意点を知っておこう

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【FP解説】夫婦の住宅ローンの組み方は4種類! それぞれのメリットや注意点を知っておこう
夫婦で住宅ローンを組む方法は4種類あり、それぞれ特徴やメリットが異なります。住宅ローンを組む際には、住宅ローン控除や団体信用生命保険など注目するべきポイントが多いです。税金の優遇制度を受け、万が一の事態に備えるためにも、各契約方法の特徴を知っておくことは重要です。
 
こちらの記事では、夫婦における住宅ローンの検討ポイントとして、住宅ローンの組み方の種類やメリットなどを解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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夫婦の住宅ローンを組むときに検討するべきポイント

夫婦で住宅ローンの返済をする際には、いくつか注意するべきポイントがあります。まずは、住宅ローンと関係が深く、検討するべき重要ポイントを解説します。
 

住宅ローン控除

「住宅ローン控除」とは、住宅ローンの年末残債の0.7%が税額控除される制度です。例えば、年末の住宅ローンの残債が2000万円ある場合、その年に納付した所得税から14万円が控除されます(控除しきれない分は翌年の住民税から控除)。
 
住宅ローン控除は、会社員にとって非常に大きなインパクトがある税金優遇制度です。住宅ローンを組んでマイホームを購入する際には、適用されるかどうか必ずチェックしましょう。
 

団体信用生命保険

「団体信用生命保険(団信)」とは、住宅ローン契約者の死亡や高度障害状態など万が一の際に備えられる保険です。団体信用生命保険に加入すれば、ローン契約者に万が一の事態が起きると住宅ローンがゼロになります。
 
残された家族が安心して暮らすためにも、団体信用生命保険が利用できるかどうかは重要なポイントです。
 

離婚時にも注意

もし将来離婚することになったら、住宅ローンの組み方によってはトラブルに発展してしまいます。
 
住宅ローンは「居住し続けること」を条件に融資するため、離婚に伴って家を出て行く場合は利用条件に違反してしまいます。その結果、住宅ローンの一括返済を求められるおそれがあるため、離婚リスクを想定しておくことも重要です。
 

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夫婦の住宅ローンの組み方は4種類

夫婦で住宅ローンを組む際には、4種類の方法があります。それぞれに特徴やメリットがあるため、しっかり確認しておきましょう。
 

どちらか一方のみが契約者となり住宅ローンを組む方法

片働きや片方がパート労働者で収入が少ない場合などは、どちらか一方のみが住宅ローンの契約者となるケースが多いです。
 
最も一般的な住宅ローンの組み方で、メリットとデメリットは下記のとおりです。

【メリット】

●住宅ローン控除が利用できる
●団体信用生命保険にも加入できる

注意点としては、1人分の収入で住宅ローンの審査を行うため、借入額が少なくなることです。
 

ペアローンで住宅ローンを2本組む方法

「ペアローン」とは、夫婦それぞれが別個で住宅ローンを契約する方法です。

【メリット】

●借入額を増やせる
●夫婦それぞれが住宅ローン控除を受けられる
●夫婦2人とも団体信用生命保険に入れる

ペアローンでは、それぞれの収入や勤続年数をチェックしたうえで融資を受けるため、借り入れできる額が大きくなります。また、それぞれが住宅ローンを契約するため、各契約者が住宅ローン控除を受けられる点もメリットです。
 
注意点としては、それぞれが住宅ローンを締結するため、契約に関する諸費用が2人分になってしまう点です。また、片方に万が一の事態が起こると、その人分の残債はゼロになりますが、もう片方の住宅ローンはそのまま残ります。自分は契約した分に関しては、引き続き返済をしなければならない点には注意しましょう。
 

夫婦で収入合算して連帯保証で住宅ローンを組む方法

夫婦の収入を合算し、「連帯保証型」で住宅ローンを組む方法があります。連帯保証人は、主たる債務者の返済が滞ったときに返済の義務を負うことになります。

【メリット】

●収入合算できるため融資額を増やせる
●ペアローンよりも諸費用が抑えられる
●取り扱っている金融機関が多い

連帯債務型では夫婦の収入を合算するため、1人で住宅ローンを組む場合よりも融資額を増やすことができます。また、多くの金融機関で連帯債務型の住宅ローンに対応しているため、利用しやすい点もメリットといえるでしょう。
 
注意点としては、連帯保証人は住宅ローン控除を利用できない点が挙げられます。また、連帯保証人は団体信用生命保険への加入ができないため、連帯保証人に万が一の事態が起こっても住宅ローンはそのまま残る点に注意しましょう。
 

夫婦で収入合算して連帯債務で住宅ローンを組む方法

連帯保証と似ている契約方法に「連帯債務型」があります。
 
連帯債務型では、主たる債務者と連帯債務者が最初から2人で返済の義務を負う点が特徴です。

【メリット】

●連帯債務者も住宅ローン控除を利用できる
●ペアローンよりも諸費用を抑えられる

連帯債務型では、連帯債務者も主たる債務者と同様の返済義務を負うため、2人とも住宅ローン控除を利用できます。また、ペアローンとは異なり契約は1本で済むため、契約時にかかる諸費用も1人分で済むメリットがあります。
 
注意点としては、収入の多寡にかかわらず連帯債務者も返済義務を負う点が挙げられます。また、多くのケースで、連帯債務者が団体信用生命保険の対象外となる点にも注意しましょう。
 

まとめ

夫婦で住宅ローンを組む方法は4種類あるため、それぞれの特徴を知ることが大切です。
 
4種類それぞれにメリットと注意点があるため、自身の希望を満たせるかどうかチェックしたうえでベストな契約方法を選んでください。
 
住宅ローン控除が利用できれば毎年数十万円の節税ができ、団体信用生命保険の対象になれば万が一の事態が起こったときに備えることができます。しっかりと各住宅ローンの契約方法を把握し、ミスマッチが起こらないように気を付けましょう。
 

出典

国税庁 No.1212 一般住宅の新築等をした場合(住宅借入金等特別控除)
一般社団法人全国信用保証協会連合会 団体信用生命保険
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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