更新日: 2023.08.25 住宅ローン
還暦過ぎました。今さら住宅ローンを組むのはムリでしょうか?
そこで今回は、還暦以降に住宅ローンを組む際に気を付けるべきポイントや、おすすめのローンについて詳しく解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
【PR】おすすめの住宅ローン
住宅ローンを組めるのは何歳まで?
住宅ローンは長期にわたって返済をするものですから、どの金融機関も年齢制限を設けています。しかし、多くの金融機関における借入時年齢の上限は70歳です。そのため、還暦を過ぎていても70歳以下であれば住宅ローンを組むことは可能です。
ただし、当然のことながら、30代や40代の頃よりも審査は厳しくなります。特に健康状態によっては審査に通らない可能性もあることを覚悟しておきましょう。
また、60代だと死亡リスクが高いこと、定年退職による収入減が見込まれることも注意するべきポイントです。年金収入だけではローンの返済が難しい、と判断されることもあります。どのような返済計画を立てるかが重要なポイントとなるでしょう。
審査に通るためのポイントとしては、頭金を増やして借入額を少なくすること、金融機関によって審査条件が異なるため、複数の金融機関に審査を申し込むこと、子どもにローンを引き継ぎ、親子での返済を行う、リレーローンを検討することなどが挙げられます。
【PR】おすすめの住宅ローン
リバースモーゲージとは?
60代以降で住宅ローンを組む場合、「リバースモーゲージ」を活用するのも1つの方法です。「リバースモーゲージ」とは、購入した自宅を担保として生活資金を借り入れし、借入人が死亡した際に、相続人が一括で返済するか、あるいは担保となっていた自宅を処分することで借入金を返済する借り入れ方法です。
一般的に、住宅ローンは毎月の返済によって借入額における利息の割合が減少していきます。しかし、「リバースモーゲージ」は利息だけを毎月払い続け、元金分は最後にまとめて返済する、という仕組みです。一般的な住宅ローンと違って利息だけを返済するので、年金収入のみの人にもおすすめです。
この「リバースモーゲージ」は、各金融機関や都道府県の社会福祉協議会で取り扱っています。その中でもよく知られているのは、住宅金融支援機構の「リ・バース60」です。「リ・バース60」は住宅の建設・購入やリフォーム費用、住宅ローンの借り換え、サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金など、さまざまな用途に活用できます。
融資限度額は担保評価額の50%または60%です。ノンリコース型であれば担保不動産の売却で借入金を全額返済できなかった場合でも、相続人は負担する必要がありません。ただし、一般的なリバースモーゲージとは異なり、「リ・バース60」は借入金を生活資金には使用できない、という制限があります。
60代でも利用しやすい住宅ローンを検討しよう!
還暦を過ぎても住宅ローンを組むことは可能です。しかし、健康状態や返済期間から審査に通らない可能性もあります。そのような場合には、高齢者でも借りやすい親子リレーローンや「リバースモーゲージ」などを検討しましょう。特に老後は年金収入のみになってしまう、という人は、ローンの返済が生活を圧迫してしまわないように注意することが大切です。
出典
住宅金融支援機構 【リ・バース60】
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
住宅ローン 金利別ランキング【PR】~あなたのニーズに合った住宅ローンをチェック!~
※弊社の提携会社のランキング
変動金利
固定金利10年
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年11月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
※1借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
【PR】おすすめの住宅ローン