更新日: 2023.09.21 その他ローン

社会人3年目で同期がみんなローンで車を買っています。 ローンは組み得ですか?

社会人3年目で同期がみんなローンで車を買っています。 ローンは組み得ですか?
社会人になり何年か経過すると、マイカーを持つ方も増えるのではないでしょうか。
 
住んでいるエリアによっては車があった方が便利であったり、またドライブが好きな方もマイカーを購入して休日を楽しみたいと考えることもあるでしょう。こちらの記事では、自動車ローンを組んで車を買うことによるメリット・デメリットを解説します。
 
車の購入にあたって自動車ローンの利用を検討している方は、参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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若手社員が自動車ローンを組むメリット

同期で入社した社員が続々とマイカーを購入すると、「自分も買おうかな」と考えることもあるでしょう。生活に必要であったり、趣味を楽しむ目的で車を購入するのは悪いことではありません。

【若手社員が自動車ローンを組むメリット】

●年収が低くても車を購入できる可能性がある
●手元資金がなくてもローンを組める可能性がある

若手社員だと、まだまだ充分な貯蓄がないケースもあるでしょう。
 
しかし、会社員として安定した給料を得ていれば、自動車ローンを組みやすいというメリットがあります。
 
また、手元資金が充分になくても、場合によっては頭金がゼロでもローンを組める可能性もあります。このように、将来性や安定した給与という与信がある点は、若手社員の強みと言えるでしょう。
 

若手社員が自動車ローンを組むデメリット

当然ですが、自動車ローンを組むと利息をつけた上で返済しなければなりません。

【若手社員が自動車ローンを組むデメリット】

●利息というコストを払う
●毎月のローン返済が家計を圧迫することがある
●ローン以外にもガソリン代や駐車場代などの維持費がかかる

車を購入すると、利息やガソリン代をはじめとした、さまざまなコストが発生します。都心部の中には、駐車場台が月々数万円になることもあるため、大きな出費となるでしょう。また、自動車重量税などの各種税金や車検代も発生することから、車を保有すると多くのコストが発生する点には留意しなければなりません。
 

若手社員がローンで自動車を購入する際に注意するべきポイント

若手社員がローンを組んで自動車を購入するにあたって、注意するべきポイントがあります。
経済的に困らないためにも、きちんと計画的にローンを利用することが大切です。
 

毎月の返済額と返済期間を考慮する

株式会社Clamppyが行った自動車ローンに関するアンケートによると、自動車ローンを組んだことで後悔したこととして、下記のポイントが挙げられています。

●早く完済したいがために、月々の支払い額を上げすぎて生活が苦しくなった
●月の返済額が高いと感じた
●新卒でローンを組んで車を購入したものの、最終的にとんでもない金額の利子を払っていた
●ローンを組んだあと、景気が悪くなり支払いが苦しくなった

自動車ローンを組む際には、毎月の返済額と返済期間を考慮することが重要と言えるでしょう。
 
もし無理な返済計画を立てると、生活が苦しくなってしまいます。逆に、月々の返済額を少なくすると完済までに時間がかかり、総支払額が多額になります。自分の収入状況と「いつまでに完済したいか」という希望をかんがみて、持続可能な返済計画を立てることが大切です。
 
自動車ローンの返済がとどこおると、最悪の場合はブラックリストにのり、信用情報を大きく毀損(きそん)する事態になりかねません。
 

他人の価値観は気にしない

「同期がみんなローンで車を買っているから」など、他人の価値観に影響されて、不要なものを購入するのはむだです。安易にローンを組む前に「本当に自分には車が必要なのか」を、冷静に考えることが重要と言えるでしょう。大して欲しくもないモノを購入することはもちろん、さらに利息というコストを支払うのは全く合理的ではありません。
 
若手社員はまだまだ収入が低いケースが多いことから、大した動機もなく、自動車ローンを組んで車を購入するのは控えるべきでしょう。
 

まとめ

若手社員は、充分な手元資金がなくても、自動車ローンを組んで車を購入できるチャンスがあります。しかし、ローンの返済やクルマを購入することによって発生するコストも考えることが大切です。また、車を購入する動機も客観的に見直して、本当に車が必要かどうかを考えると良いでしょう。
 

出典

株式会社Clamppy 【100人アンケート!】車を買うなら一括派?ローン派?分割払いで失敗しないためのポイントと合わせて解説
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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