更新日: 2024.01.18 住宅ローン

定年まであと10年ですが、住宅ローンは残り「1000万円」です。子どもも就職しますし、老後のためにも定年前に完済すべきでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

定年まであと10年ですが、住宅ローンは残り「1000万円」です。子どもも就職しますし、老後のためにも定年前に完済すべきでしょうか?
定年を間近に控えた今、中年世代が直面する問題の一つに「住宅ローンの残債問題」があります。完済予定を定年後に設定している人も多く、老後資金への不安から定年前に完済してしまおうか迷う人も少なくありません。
 
本記事では、定年前の住宅ローン完済の重要性や、具体的な完済方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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定年前の住宅ローン完済の重要性

定年を目前に控えた人にとって、定年前に住宅ローンを完済するかどうかは、退職後の生活の質に直結する可能性のある重要な問題です。
 
退職後、収入が減少する中で住宅ローンの返済が続くと、生活を圧迫しかねない状況になり得るからです。可能な限り定年前に住宅ローンを完済することで定年後の住居費が減り、老後生活へのゆとりも生まれやすくなるでしょう。
 

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住宅ローン完済を早める具体的な方法

住宅ローンを早期に完済する方法はいくつかありますが、その人の収入や貯蓄、ライフスタイルによって最適な選択は異なります。ここでは具体的な3つの方法を見ていきましょう。
 

返済条件変更

返済条件を変更し返済期間を短縮することで、利息負担を減らすことができます。ただし返済条件を変更する場合は、金融機関との再交渉が必要であり、審査も伴います。収入や貯蓄の状況によっては、返済条件の変更が受け入れられないこともあるため、事前の準備と確認が必要です。
 

繰上返済

繰上返済とは、毎月の返済とは別に元金を追加で支払うことで、返済期間の短縮か毎月の返済額を減らす方法です。ただし、繰上返済には手数料がかかったり、繰上返済金に最低金額が設定されていたりする場合もあるため、家計の状況に応じた返済計画を立てる必要があります。
 

借換

金利が低い別の住宅ローンに借り換えることで、返済額はそのままですが返済期間を短縮できます。金利の変更や利息の圧縮による総返済額の減少が期待できる反面、新たな審査や諸費用が発生することにより、かえって返済額が増えてしまうケースもあるため注意が必要です。
 

定年前に完済するメリット・デメリット

住宅ローンを定年前に完済する主なメリットは、退職後の金銭的な負担が軽減されることと、精神的な安心感を得られることです。また、定年までに住宅ローンを完済しておけば、退職金をそのまま老後の生活に活用することができます。
 
一方で繰上返済などを行うと、その分貯蓄が減少する可能性があり、老後の資金計画に影響を与える点があることはデメリットでしょう。
 

住宅ローン返済シミュレーション

ここでは50歳で住宅ローンが残り1000万円、毎月5万円返済している人を例にとり返済シミュレーションをしてみましょう。なお計算を簡単にするために、住宅ローンに発生する利子は除外して計算します。
 
この場合1年で60万円、10年で600万円返済できます。60歳で退職するとして、退職時の住宅ローンの残高は400万円です。定年までに完済できなかったため、残り400万円は退職金や年金で支払う必要があります。
 
では、定年前に完済するために59歳で完済できるよう返済条件を見直してみましょう。月の返済額を7万円、残る27万円をボーナス払いにすれば1年間で111万円、退職までに1000万円を完済できます。
 
今回の試算結果では、定年前の59歳でローンを完済するには月の返済額を5万円から7万円に増やし、ボーナス払いも追加する必要があります。家計に無理のない範囲で節約や資産運用などを取り入れ、生みだした余剰資金を住宅ローン返済に充てることで、定年後のゆとりある生活を目指してみてはいかがでしょうか。
 

無理のない資金計画で、定年前の住宅ローン完済を検討しよう

定年前に住宅ローンを完済することで、老後の金銭的負担は削減され生活が楽になります。早期に完済するためには返済条件の変更や繰上返済、借換などの方法もあるので、メリットやデメリットを考慮しつつ検討してみるのもよいでしょう。いずれにせよ定年後の生活を見据えて、自身のライフプランに合わせた返済計画を立てることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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