住宅ローン、みんなは年間いくら返済している? 平均の住宅ローン金額を調査!

配信日: 2025.01.10

この記事は約 3 分で読めます。
住宅ローン、みんなは年間いくら返済している? 平均の住宅ローン金額を調査!
住宅ローンは、家計において大きな出費となります。現在ローンがあるご家庭では、平均いくらくらい返済しているのでしょうか。今回は、最新の資料から、住宅ローンの年間返済額の平均値をご紹介します。家計において、住宅ローンの負担を減らすポイントも見ていきましょう。
下中英恵

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

【PR】おすすめの住宅ローン

PayPay銀行

おすすめポイント

・魅力的な低金利と充実した団信プラン!
・手続きもシンプルで来店不要
・書類提出も契約手続もネットで完了

変動金利
0.530 %

※全期間引下型
当初10年固定
1.560 %

※当初期間引下型
詳しくはこちら

住宅ローンの年間返済額

国土交通省が公表している「令和5年度 住宅経済関連データ」によると、令和4年度の住宅ローン年間返済額の全国平均値は、以下のとおりとなっています。※分譲住宅に関しては、全国の平均値のデータなし。
 

<住宅ローンの年間返済額 全国の平均値>

注文住宅    :174万円
既存(中古)住宅:99万1000円

 
さらに、首都圏、中京圏、近畿圏と地域ごとに返済額を比べてみると、以下のとおりとなっています。
 

<住宅ローンの年間返済額 地域ごとの平均値>

■注文住宅
首都圏:199万9000円
中京圏:180万1000円
近畿圏:140万8000円
 
■分譲住宅
首都圏:139万4000円
中京圏:131万2000円
近畿圏:134万2000円
 
■既存(中古)住宅
首都圏:108万9000円
中京圏:95万3000円
近畿圏:97万1000円

 
どのようなタイプの住宅でも、首都圏が最も住宅ローンが高くなっています。特に注文住宅は、首都圏と近畿圏で年間約60万円も住宅ローンの金額が異なります。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

PayPay銀行

おすすめポイント

・魅力的な低金利と充実した団信プラン!
・手続きもシンプルで来店不要
・書類提出も契約手続もネットで完了

変動金利
0.530 %

※全期間引下型
当初10年固定
1.560 %

※当初期間引下型
詳しくはこちら

住宅ローンの返済額の推移は?

次に、住宅ローンの返済額の推移を確認します。同調査によると、全国の住宅ローンの返済額は、年々上がる傾向が見られました。例えば、注文住宅の場合、ここ5年間の推移は以下のとおりとなっています。
 

<住宅ローンの年間返済額の推移 全国の平均値(注文住宅)>

平成30年度:116万5000円
令和元年度 :123万2000円
令和2年度 :124万7000円
令和3年度 :139万4000円
令和4年度 :174万円

 
ここ最近、日本では、物価高が続く傾向となっています。住宅建設に必要な資材や人件費などの値上げに伴い、住宅ローンの年間返済額も増えていると考えられます。
 

住宅ローンの家計負担を減らすには?

住宅ローンの返済は、家計にとって毎月の大きな負担となります。少しでも負担を減らすためには、できるだけ繰り上げ返済を行い、早くローンを完済することがおすすめです。
 
繰り上げ返済を行うと、今ある手元の貯金は減ってしまうかもしれません。しかし、早くローンを完済することで、支払わなければならない利子の金額を減らすことができます。
 
現在、預金口座などにまとまったお金がある方は、まずローン返済に充てましょう。また、冬のボーナスなどで臨時収入が入った場合も、ローンの返済に回すことをおすすめします。
 
なお、「毎月の住宅ローンの支払額を減らせるかもしれない」とローンの借り換えを検討している方もいるかもしれません。しかし、ローンの借り換えには、事務手数料などの諸経費が必要であったり、手間や時間がかかったりすることがあります。
 
よほど現在の住宅ローンの条件が悪い場合を除き、借り換えをしないほうがお得なケースも多いと思われます。ローンの借り換えは安易に行わず、慎重に検討しましょう。
 

まとめ

自分の住宅ローンの返済額と、全国の返済額を比較すると、自分の家計の住居費を客観的に分析することができます。現在よりも住居費負担を減らしたい方は、まず繰り上げ返済を行うのが一番確実な方法です。まとまった預金などがないか確認し、ローンを返済できないか、ぜひ検討してみましょう。
 

出典

国土交通省 令和5年度 住宅経済関連データ
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

【PR】おすすめの住宅ローン

PayPay銀行

おすすめポイント

・魅力的な低金利と充実した団信プラン!
・手続きもシンプルで来店不要
・書類提出も契約手続もネットで完了

変動金利
0.530 %

※全期間引下型
当初10年固定
1.560 %

※当初期間引下型
詳しくはこちら
【PR】
夫の家事への不安に関するアンケート FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集