日銀が「利上げ」を決定。住宅ローン・預金金利はどう変わる? 家計への影響を解説

配信日: 2026.01.24
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日銀が「利上げ」を決定。住宅ローン・預金金利はどう変わる? 家計への影響を解説
日本銀行は2025年12月19日、政策金利の引き上げを決定しました。
 
利上げにより、住宅ローンの返済額や預金金利など、私たちの家計にもさまざまな影響が出る可能性がありますが、具体的に何がどのように変わるのか分かりにくいと感じる人もいるでしょう。
 
本記事では、日銀の利上げ決定が国民の家計にどのような影響を及ぼすのかを解説するとともに、利上げの意味や目的についてもまとめています。
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利上げとは?

そもそも「利上げ」とは、各国の中央銀行が政策金利を引き上げることを指します。日本の中央銀行は日本銀行なので、日本銀行の判断により金利の引き上げや引き下げが行われています。
 
今回、日本銀行は政策金利の引き上げを決定しました。利上げが行われると、お金を借りる際の利息が高くなります。銀行からお金を借りる場合、元金に応じて利息を支払う必要がありますが、利上げが実施されるとその利息の割合が大きくなるということです。つまり、個人や企業が銀行からお金を借りた場合の返済額が増える可能性があります。
 
反対に、金利を引き下げる「利下げ」が行われることもあります。利下げが実施されるとお金を借りるときの利息が少なくなるため、返済負担が軽くなり、資金を借りやすくなります。
 

利上げの目的

日本銀行が利上げを行う目的は、景気や物価の安定を図るためです。
 
例えば、商品の需要が高まり供給を上回るようになると、ものの価値が高くなって物価が上昇します。物価が継続的に上がっていくと生活費が増え、経済状況が悪くなる可能性があります。
 
そこで、利上げを行うことで銀行からお金を借りにくくし、投資や消費行動をおさえる必要性が出てくるのです。今回の利上げも、こうした物価動向などを踏まえた判断といえるでしょう。
 
逆に、景気が悪いときは利下げを行うことで資金を借り入れしやすくし、経済活動を活発化させる政策をとる場合があります。
 
このように、日本銀行は景気の動向を見極めたうえで、利上げや利下げを判断しています。
 

利上げによる家計への影響

今回の利上げ決定により、市場全体の金利は上昇傾向となります。私たちの家計にもさまざまな影響が及ぶと考えてよいでしょう。
 
ひとつに、住宅ローン金利の上昇です。住宅ローンの返済負担が大きくなる可能性があります。特に影響が大きいのは「変動金利型」の住宅ローンを利用している人です。変動金利型では一般的に半年ごとに金利が見直されるため、利上げの影響を大きく受けることになります。
 
例えば、今回の利上げ幅0.25%と同程度に住宅ローン金利が上昇した場合、返済額がどのくらい増えるのか確認してみましょう。
 
借入金額3000万円、借入期間35年の住宅ローンを元利均等返済で返済する場合、金利0.7%から0.95%へ上がると、返済額は次のように変化します。
 

・月々の返済額:8万556円→8万3988円
・月々増加額:約3432円
・年間の増加額:約4万1184円

 
一方で、利上げはプラスの影響もあります。利上げにより預金金利も引き上げられることになるでしょう。特に、定期預金は金利上昇率が比較的大きくなる可能性があります。
 
また、利上げを行うことで、物価の上昇がおさえられる可能性があります。利息が大きくなると銀行からお金を借りにくくなるため、消費活動がおさえられるためです。
 

利上げにより住宅ローンや預金の金利が上昇する可能性がある

利上げとは、日本銀行が景気や物価の安定を図るために政策金利を引き上げることです。
 
今回の利上げ決定により、住宅ローンの金利が上昇し、返済額が増えるケースも考えられます。また、銀行にお金を預け入れる際の利息が高くなるなど、預金金利にも影響が出る可能性があります。
 
例えば住宅ローンの場合、今回の試算では利上げ幅と同程度に金利が0.25%上昇することで月々の返済額が3000円以上増えるケースもあるでしょう。
 
日銀による利上げ決定を受けて、私たちの家計にどのような影響があるのか、住宅ローンや預金の状況を踏まえて整理しておきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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