夏のボーナスが想定より大幅に減ってしまい、住宅ローンを「ボーナス払いあり」にしたことを後悔しています…。今から「毎月払いのみ」に変更することは可能でしょうか?
では、住宅ローンの返済途中でも、ボーナス払いをやめて「毎月払いのみ」に変更できるのでしょうか。本記事で、変更した場合の返済額や手続き上の注意点とあわせて解説します。
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目次
住宅ローンのボーナス払いを見直したいときの考え方
住宅ローンのボーナス払いは、一度設定したからといって、必ずしも完済まで続けなければならないとはかぎりません。金融機関や契約内容によっては、返済途中でもボーナス返済を取りやめ、毎月払いのみに変更できる場合があります。
例えば、住宅金融支援機構では、所定の審査を経て認められれば、「毎月払いとボーナス払いの併用」から「毎月払いのみ」への変更が可能です。また、ボーナス払いを完全になくすのではなく、返済額を減らして、その分を毎月の返済に振り分けることもできます。また、民間の金融機関でも、こうした返済方法の変更に対応しているケースは少なくありません。
ただし、対応の可否や手続きの内容は金融機関ごとに異なるため、注意が必要です。そのため、まずは借入先の金融機関に問い合わせ、自分の契約が変更の対象になるか確認しておくとよいでしょう。
ボーナス払いを変更すると返済額はどう変わるのか
ボーナス返済をなくしても、その分の支払い自体がなくなるわけではありません。これまでボーナス月に支払っていた元金を毎月の返済に振り分けるため、通常月の返済額は増えることになります。
住宅金融支援機構が示す例では、2000万円を借り入れ、そのうち600万円をボーナス返済に割り当てているケースで、返済開始から4年後にボーナス返済を取りやめると、毎月の返済額が5万3879円から7万6964円に増えています。
実際の金額は借り入れ条件によって異なりますが、イメージとしては「ボーナス月にまとめて返していた分を、毎月に分散して支払う」と考えると分かりやすいでしょう。
そのため、返済方法を見直す際は、変更後の毎月返済額を事前に把握しておくことが大切です。ボーナス月の負担を軽くできても、毎月の支出が増えすぎると、日々の家計を圧迫する可能性があります。変更後も無理なく返済を続けられるか判断するために、食費や教育費、保険料なども含めて毎月の収支を整理しておきましょう。
返済方法を変更する前に確認しておきたいポイント
ボーナス払いから毎月払いのみに変更する際は、手続きの方法だけでなく、手数料や審査の有無も確認しておく必要があります。これらの条件は金融機関によって異なるため、事前に内容を把握しておくことが大切です。
住宅金融支援機構では、返済方法の変更について原則として手数料はかかりません。一方、民間の金融機関では、条件変更に伴って費用が発生する場合があります。手数料の金額や支払い方法は金融機関ごとに異なるため、問い合わせの際にあわせて確認しておくとよいでしょう。
また、返済方法の変更にあたって審査が行われる場合もあります。住宅金融支援機構では、変更後も無理なく返済を続けられるか確認したうえで、手続きを進める仕組みです。さらに、手続きの時期によっては、追加の利息が発生する場合があります。ボーナス返済月以外に変更すると、経過利息が発生するケースもあるため、タイミングにも注意が必要です。
こうした点を踏まえると、次回のボーナス返済日が迫ってから動くのではなく、返済に不安を感じた段階で早めに借入先へ相談するのが望ましいでしょう。あらかじめ必要な費用や手続きの流れを確認しておけば、余裕を持って返済計画を見直せます。
ボーナス返済に不安を感じたら早めに返済計画を見直そう
住宅ローンのボーナス払いは、金融機関や契約内容によっては途中から毎月払いのみに変更できます。ただし、変更後は毎月の返済額が増えるため、家計全体を見ながら判断する必要があります。
「今回だけボーナスが少なかったから様子を見る」という選択肢もありますが、今後も支給額が不安定になりそうなら、早めに返済方法を見直すほうが安心です。
返済方法の見直しを検討する際は、借入先に相談し、変更後の毎月返済額や手数料、手続きの時期を確認しておくことが大切です。毎月の収入だけでも返済できる形に整えておけば、ボーナスの金額に左右されにくくなり、長期的な家計管理もしやすくなります。今後の収入や支出も踏まえながら、無理のない返済計画へ早めに見直しましょう。
出典
住宅金融支援機構 返済方法の変更を希望するとき
住宅金融支援機構 タイプ別返済方法変更メニュー
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
