更新日: 2021.09.20 老後

ライフイベントにはどのくらいの費用がかかるの? (その4)

執筆者 : 小山英斗

ライフイベントにはどのくらいの費用がかかるの? (その4)
ライフプランニング(人生設計)をする上で、関連するデータや費用の目安を知っておくことは役に立ちます。
 
前回は、セカンドライフにおける収支に関するデータを見ていきました。今回は、セカンドライフにおける主なライフイベントにはどのようなものがあるか見ていきたいと思います。
 
小山英斗

執筆者:

執筆者:小山英斗(こやま ひでと)

CFP(日本FP協会認定会員)

1級FP技能士(資産設計提案業務)
住宅ローンアドバイザー、住宅建築コーディネーター
未来が見えるね研究所 代表
座右の銘:虚静恬淡
好きなもの:旅行、建築、カフェ、散歩、今ここ

人生100年時代、これまでの「学校で出て社会人になり家庭や家を持って定年そして老後」という単線的な考え方がなくなっていき、これからは多様な選択肢がある中で自分のやりたい人生を生涯通じてどう実現させていくかがますます大事になってきます。

「未来が見えるね研究所」では、多くの人と多くの未来を一緒に描いていきたいと思います。
https://miraiken.amebaownd.com/

小山英斗

執筆者:

執筆者:小山英斗(こやま ひでと)

CFP(日本FP協会認定会員)

1級FP技能士(資産設計提案業務)
住宅ローンアドバイザー、住宅建築コーディネーター
未来が見えるね研究所 代表
座右の銘:虚静恬淡
好きなもの:旅行、建築、カフェ、散歩、今ここ

人生100年時代、これまでの「学校で出て社会人になり家庭や家を持って定年そして老後」という単線的な考え方がなくなっていき、これからは多様な選択肢がある中で自分のやりたい人生を生涯通じてどう実現させていくかがますます大事になってきます。

「未来が見えるね研究所」では、多くの人と多くの未来を一緒に描いていきたいと思います。
https://miraiken.amebaownd.com/

セカンドライフにおける主なライフイベントと費用の目安

セカンドライフといっても、元気で活動的な方はたくさんいらっしゃいます。「ライフイベントにはどのくらいの費用がかかるの? (その2)」で確認した健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は、男性が約72歳、女性が約75歳でした。老後に旅行などの趣味を楽しまれる人も多いのではないでしょうか?
 
一方で、どうしても必要になるライフイベントの費用としては、住まいのリフォームや介護、葬儀にかかる費用のほか、お子さまの結婚費用の援助などといったものも考えられます。
 
セカンドライフにおいて考えられる主なライフイベントと、その費用の目安を以下にまとめてみます。
 

宿泊旅行
(60代、70代の1人当たりの平均)
国内 約6.4万円/1回
海外 約27.1万円/1回
結婚費用の援助
(親・親族からの援助総額)
平均191.2万円(首都圏)
平均187.8万円(全国)
リフォーム費用
(平成30年度中にリフォーム工事を実施した世帯の調査結果)
平均178万円
介護費用 平均7.8万円/月
=介護を行った場所別月額費用=
平均11.8万円(施設)
平均4.6万円(在宅)
有料老人ホーム費用 総月額費用 平均26.3万円
入居時費用 平均336.6万円
(入居時費用は入居費用が0円の施設を含んだ平均)
葬式・お墓購入費用 葬儀費用総額 平均184.3万円
(お葬式・葬儀の飲食・返礼品の総額)
お墓購入費用 平均135万円

※筆者作成
 

セカンドライフにおいてかかる医療費

公益財団法人 生命保険文化センターの令和元年度「生活保障に関する調査」における老後生活に対する不安意識では、「公的年金だけでは不十分」(回答者の82.8%)といった経済的な不安に次いで、「健康を害し、日常生活に支障がでること」(同57.4%)という健康面での不安が2番目に多い結果となっています。
 
以下の表は平成29年度における年齢階級別1人当たり医療費、自己負担額および保険料の推計値(年額)です。60歳を過ぎたあたりから医療費の増え方が大きくなっていることが分かります。
 

出典:厚生労働省 「医療保険に関する基礎資料」
 
実際には医療費が増加しても、高額療養費制度などにより自己負担は一定の割合に抑えられます。それでも、自己負担と保険料の合計の年額は60歳から64歳で28.6万円、65歳から69歳で23万円、70歳から74歳で18.9万円ほどかかっています。そして75歳以降は、おおよそ14万円前後かかっているようです。
 

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まとめ

セカンドライフでのライフイベントや医療費に関するデータから、基本生活費以外にもさまざまな費用がかかる可能性があることが分かります。
 
これまで4回にわたり、「ライフイベントにはどのくらいの費用がかかるのか」を見てきました。人生で何を大切にして優先させるかは人によって違うかと思いますが、これまで見てきたデータや費用の目安を、ライフプランニング(人生設計)する際に役立てていただければと思います。またデータはその時々によって変化するものです。自身でも最新情報をチェックするようにしましょう。
 
出典
国土交通省観光庁 旅行・観光消費動向調査(2019年1~12月期)
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ ゼクシィ結婚トレンド調査 2019 首都圏
国土交通省住宅局 令和元年度 住宅市場動向調査報告書 ~調査結果の概要~
公益財団法人 生命保険文化センター 平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」
株式会社野村総合研究所 高齢者向け住まいにおける運営実態の多様化に関する実態調査研究 報告書
いい葬儀 【第4回お葬式に関する全国調査】葬儀とその後にかかる費用のすべて(葬儀・飲食返礼品・お布施・香典・お墓・仏壇・遺言相続・遺品整理・空き家処分ほか)
公益財団法人 生命保険文化センター 令和元年度「生活保障に関する調査」
厚生労働省 医療保険に関する基礎資料(平成29年度 年齢階級別1人当たり医療費)
 
執筆者:小山英斗
CFP(日本FP協会認定会員)