更新日: 2022.07.15 老後

もうすぐ年金生活。50代のうちにやっておくべきことをチェック

もうすぐ年金生活。50代のうちにやっておくべきことをチェック
ゆとりのある老後を希望するなら、そのための取り組みを進めることが重要です。65歳から始まる年金受給を想定し、50代のうちに自分が何をやっておくべきか考えましょう。漫然と過ごしているだけでは、年金生活が始まってから困ってしまうかもしれません。
 
本記事では、そのような事態を招かないように、50代のうちに済ませたほうがよい事柄を紹介していきます。
 
 
FINANCIAL FIELD編集部

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年金を増やすための準備

年金の受給額はいくつかの方法で増やせます。60代で実践する方法についても、スムーズに行えるように50代のうちに学んでおきましょう。代表的な方法は繰下げ受給であり、受け取りのタイミングを遅らせることで増額が可能です。65歳から遅らせる期間が長いほど、増える割合も高くなります。
 
例えば、1年後の66歳なら8.4%ですが、5年後の70歳なら42.0%にアップします。繰下げ受給は、10年後の75歳が上限となっており、そこまで遅らせた場合は84.0%にもなるのです。
 
ただし、上記のように増額率は大きいものの、早く亡くなってしまうと受け取れる期間は極端に短くなりかねません。これは難しいですが、自分がいつまで生きられるのか、健康状態などを考えたうえで、受給開始の時期を決定することになります。
 
また厚生年金に関しては、60歳以降の加入と70歳までの保険料納付が認められています。年金制度はそうして多く支払った分だけ、将来的に受け取れる金額も大きくなる仕組みです。
 

生活のダウンサイジング

年金生活が始まる頃には、50代よりも収入は減っているのが一般的です。支出のほうが収入より多いなら、貯蓄を切り崩しながら生活しなければなりません。しかし、長い老後を見据えた場合、できるだけ貯蓄に手を付けたくないと思う人も多いでしょう。
 
そこで重要なのは、50代のうちに家計を細部まで見直すことです。高齢になるほどライフスタイルが定着しており、暮らしの水準を大きく変えるのが難しくなります。したがって、生活のダウンサイジングを早めに進めておくことがポイントです。
 
まず、支出の用途を洗い出して優先順位を付けましょう。そこで下位から順番に削減できないか検証し、手元に残る資金の増加を試みます。年金の受給予定額よりも、支出のトータル金額を減らせることが理想です。
 

老後の住まいを確定

年金受給スタートの時期にかけて、50代から子どもたちが独立していく世帯はたくさんあります。自分や配偶者だけになると、もっと狭い住宅に住むほうが便利だと感じることもあるでしょう。
 
また、老後を迎えるにあたり、バリアフリーの住宅で暮らすことを希望する人も少なくありません。これは転居やリフォームによって実現できますが、年金生活が始まってからだと、資金的に余裕がない場合もあります。年金生活が始まる年齢以降は体力面の衰えで難しいケースもあるため、老後の住まいに関しても50代のうちに確定させておくのが望ましいでしょう。
 
転居やリフォームは高齢者にとって利便性の高い住空間をイメージし、どうすれば実現できるのか検討しましょう。あらかじめ済ませておくと、年金生活が始まってから苦労するリスクが小さくなります。
 

先行して解決! 50代から老後の対策をしよう

年金の増額方法を50代で把握しておくと、60代の適切なタイミングで実行に移しやすいです。また、年金生活が始まってからでは、貯蓄や住まいに関する問題を解決しにくい可能性があります。
 
これによりさまざまな面で選択肢が狭まってしまうので、先行して対策することが大切です。50代だからこそ可能なアプローチをして、先を見越した取り組みを進めておきましょう。
 

出典

日本年金機構 年金の繰下げ受給
日本年金機構 Q 会社に勤めたときは、必ず厚生年金保険に加入するのですか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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