人生に必要なお金を準備できていますか? もしものときに役立つ社会制度とは

配信日: 2022.08.04

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人生に必要なお金を準備できていますか? もしものときに役立つ社会制度とは
生きていくうえで、お金がかかるポイントとして「教育資金」「老後資金」「住宅資金」の3つがあげられ、人生の3大出費と例えられることもあります。特に老後資金に関しては、単身世帯でも夫婦世帯でも必要になる資金であることから、老後資金対策は近年注目されています。
 
また、教育資金や住宅資金に関しても、特に家族世帯では家計に大きな負担がかかる出費でもあり、こちらもやはり早期に対策しておくほうが安心でしょう。
 
しかし、物事は必ずしも予定通りに進むことばかりではありません。そこでこの記事では人生のあらゆる場面で活用できる社会制度について紹介します。これらの制度を知っておくことで、万が一の際も不安がらずに過ごすことができるかと思います。
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老後に対して抱える不安はお金と健康が多い

SBIエステートファイナンス株式会社「老後資金に対する不安アンケート(2021年12月実施分)」では、すでに持ち家を保有している50歳以上の男女を対象に調査を行った結果を公表しています。同調査によると、老後に対して抱える不安のうち、お金と健康に関する内容が上位を占めていることが分かりました。

1位 健康面で不安がある 51.5%
2位 老後の生活資金について不安がある 48.5%
3位 介護について不安がある(自分、配偶者、親など) 41.5%

 

不安に対する備えは早いうちから準備しよう

健康面での不安に対しては、民間の生命保険に加入することなどで備えられます。介護についての不安も同様です。また、老後資金面に関しても自助努力が必要ですが、世帯によって老後資金対策にどのくらい捻出できるかには大きな差があります。
 
これらの不安に対しては、想定できる範囲で早いうちから備えておくことが安心につながります。とはいえ、冒頭でも触れたように教育費や住居費なども捻出しながら平行して将来のリスクに備えることは容易ではありません。そこで、今の環境で自分に万が一のことがあったら、どのような社会制度が利用できるのか知っておくと安心です。
 

困ったときに利用できる社会制度を理解しよう

日本では、さまざまな場面で困ったときに誰でも利用できる社会制度が準備されています。主なものとして、次の制度があります。

●社会保険制度(公的年金、公的医療保険、公的介護保険、雇用保険など)
●公的扶助制度(生活保護など)
●社会福祉制度(母子父子寡婦福祉、高齢者福祉、障がい者福祉、保育児童福祉など)

社会保険制度として、老後資金対策としての公的年金があります。このほか、公的医療保険制度、公的介護保険制度など医療福祉の分野で困ったときの頼りになる制度です。
 
雇用保険は、主に失業したときのサポートになるものです。公的扶助制度の代表は生活保護制度で、さまざまな理由から就労できない場合に、最低限の暮らしを送るための費用のサポートを受けられるものです。社会福祉制度は、子どもや高齢者のサポートを主として、ひとり親や寡婦、障がい者の手助けになる制度があります。
 

社会制度の利用を検討する場合には自治体窓口へ

生きていくうえでは、普段の生活をするだけで支出が発生し、必ずしも収支のバランスがよい世帯だけではありません。何か手助けを必要とする状況にありで、前述した社会制度について詳しく相談したい場合は、住んでいる地域の自治体窓口へ相談しましょう。
 

まとめ

もしものときに役立つ社会制度には、子どもや高齢者を対象としたものから、万が一就労できず所得を得られなくなった場合のサポートまで幅広く設置されています。どういう制度があるのか知っておくだけでも、万が一の場面で困らずに済みます。もちろん、不安に対してできる範囲で自助努力をすることは大事です。
 
しかし、どうしてもサポートが必要な場合は無理せずに担当窓口へ社会制度について相談することをおすすめします。
 

出典

株式会社PR TIMES 老後に対する不安は健康とお金。約7割がお金に対して準備不足、資金不足を補う自宅活用法の認知度は3割! ~SBIエステートファイナンスが「老後資金に対する不安」に対してアンケート調査を実施~
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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