更新日: 2022.08.09 老後

高齢者が犬を飼う前にチェックすべきポイントを解説。かかる費用や注意点は?

高齢者が犬を飼う前にチェックすべきポイントを解説。かかる費用や注意点は?
老後が寂しくないよう、犬を飼いたいと思う高齢者は多くいるのではないでしょうか。その際、「チェックすべきポイントや注意点は?」「犬を飼うのにいくらかかる?」など疑問をもつ方もいるでしょう。犬を温かく迎え入れ、飼い主と良好な関係を継続していくためにも、家族の同意を得て、計画的に飼うことが大切です。また、体力面や経済面のことも考えなくてはいけません。
 
そこで本記事では、犬を飼う前のチェックポイントや注意点、費用などについて解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

犬を飼う前の10のチェックポイント・注意点

 
犬を飼うのに何の計画や考えもないのは、飼い主と犬のどちらにもよくありません。住宅環境や飼い主のライフスタイル、家族の同意、体力面や経済面の問題など、さまざまな点を事前に確認しておく必要があります。これは、ペットを迎え入れるためには大切なことです。
 
そこで以下で、犬を飼う前の10のチェックポイント・注意点について見ていきましょう。
 

1. 犬を飼える住宅か?

 
現在の住宅で犬が飼えるのか確認しましょう。マンションやアパート、団地などの場合は、「ペット飼育不可」と管理規約で定められている場合があります。また、引っ越しの予定がある場合は、引っ越し先の状況も確認が必要です。
 

2. ライフスタイルに合っているか?

 
自分たちのライフスタイルに合った犬なのか確認しましょう。犬は種類によって生態や世話の仕方が大きく異なります。例えば、体力に自信があって外で一緒に散歩したり遊んだりしたい人は大型犬、家の中でふれあいを楽しみたい人は小型犬がいいかもしれません。
 
しかし、夜鳴きをするようになってしまうと、飼い主は夜眠れなくなり、体を壊す可能性があります。そこで、犬の特性を理解し、ライフスタイルと合っているか慎重に判断する必要があります。
 

3. 家族は賛成しているのか?

 
犬を飼うのであれば、家族の賛成が不可欠です。家族全員が犬を温かく迎え入れることが大切です。犬を飼った本人が病気やアクシデントに見舞われたときなどは、家族の協力が必要になります。また、犬も家族に嫌われていると感じたら、そのことがストレスとなり問題行動を起こす可能性があります。
 

4. 家族にアレルギーをもっている人はいないか?

 
動物アレルギーをもっている家族がいないか、事前に確認しておく必要があります。アレルギーがあるか分からない場合は、専門病院で検査をしてもらいましょう。犬を飼った後にアレルギーが発覚したら大変です。
 

5. 毎日お世話ができるのか?

 
餌や清掃、健康管理、散歩、しつけ、ふん尿の始末など、ペットは毎日お世話をしなくてはいけません。犬であれば、平均寿命は10年以上あります。これには相当の時間と体力が必要になりますので、毎日欠かさずお世話ができるのか、よく考えてみてください。
 

6. 体力的に世話ができる犬なのか?

 
体力的に世話ができる犬なのか、慎重に考えましょう。例えば、高齢者しかいない住宅でゴールデンレトリバーなどの大型犬を飼うのは大変です。散歩するだけでも、相当な体力が必要になります。
 

7. 近隣に迷惑をかけないようにできるのか?

 
犬の鳴き声や臭いなどが原因で、近隣とトラブルになるケースもあります。防音対策やふん尿の始末、しつけなどが必要になります。
 

8. 経済的な問題は大丈夫なのか?

 
犬の購入や飼育には、まとまった金額が必要です。餌代だけでなく、ワクチン代や健康診断、トリミング、歯の手入れなど、さまざまな費用がかかります。犬を飼うことで経済的に苦しくなれば、飼い主・犬どちらにもよい影響は与えません。
      

9. 犬の生涯にわたる計画は立てているのか?

 
犬も人間同様、高齢になると介護が必要になります。生涯にわたってお世話できるのか、自分が体を壊したら誰がお世話をしていくのかなど、計画を立てておきましょう。計画がないと、行きあたりばったりの対応となり、犬に負担をかける可能性があります。
 

10.飼えなくなった場合の対応は考えているのか?

 
病気やけが、住宅の事情などで犬を飼えなくなった場合の対応についても考えておきましょう。「娘夫婦に飼ってもらう」「友人に預かってもらう」など、対応を決めておくことが大切です。
     

犬を飼う場合にかかる費用

 
一般社団法人ペットフード協会「令和2年(2020年)全国犬猫飼育実態調査」によると、犬の生涯にかかる費用は207万3531円でした。図表1は、平均寿命と生涯にかかる費用の一覧です。
 
【図表1】

犬全体 超小型犬 小型犬 中型・大型犬
平均寿命 14.48歳 15.19歳 13.97歳 13.60歳
生涯にかかる費用 207万3531円 216万9244円 200万3245円 231万7319円

出典:一般社団法人ペットフード協会 令和2年 全国犬猫飼育実態調査 犬 飼育・給餌実態と支出
 
犬を飼う際には、餌代やトリミング代、治療費、ワクチン代、去勢手術や避妊手術費用、歯石除去費用など、さまざまな費用がかかります。経済的に問題がないか、よく考えて判断しましょう。
 

犬を飼える環境なのか慎重に判断しよう!

 
犬の生涯にかかる費用は200万円を超えています。老後に犬を飼う際は、住宅環境や家族の同意、近隣トラブル、体力面や経済面など、さまざまことに注意する必要があります。安易な考えで無計画に飼ってしまうと、犬を不幸にすることもありますので注意してください。
 
老後に犬を飼うことを考えている方は、ここで紹介したチェックポイントや注意点について、早速確認してみてください。
 

出典

一般社団法人ペットフード協会 令和2年 全国犬猫飼育実態調査 犬 飼育・給餌実態と支出
環境省 飼う前に考えて!

公益財団法人日本動物愛護協会 飼い主に必要な10の条件

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

auじぶん銀行
アメックスグリーンカード