更新日: 2022.10.17 セカンドライフ

定年退職後、ゲートボールをしてみたい! 意外と安く始められるって本当?

定年退職後、ゲートボールをしてみたい! 意外と安く始められるって本当?
ゲートボールは高齢者に一定の人気があるスポーツのため、定年退職後は自分も始めてみようと思っている方もいるのではないでしょうか。そこで、老後の趣味としてゲートボールを始めるに当たり、必要な費用などについてまとめました。
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

ゲートボールを始めるために必要な道具

ゲートボールを始めるために必要な道具は、ゲートボールスティックとボール、ゲート・ポールです。また、競技として楽しむのであれば、ゼッケンや専用のタイマー、得点計算機も必要でしょう。
 
図表1

道具 金額
ゲートボールスティック 1万円から3万円程度
ボール 1万円前後(10球セット)
ゲート・ポール 5000円前後(屋外用ゲート3本、ポール1本)
ゲートボール用タイマー 1万円から1万5000円前後
ゼッケン 5000円から8000円前後(数枚セット)
ゲートボール用得点計算機 5000円前後
合計 4万5000円から7万3000円程度

「価格.com」を基に筆者作成
 
道具の価格については購入する店舗によっても異なるため、あくまで参考程度にはなりますが、最低限必要な道具一式をそろえる場合でも、安く抑えれば5万以内で始めることができます。
 
ただし、実際にゲートボールを始めるに当たって、すべての道具の購入が必要となるわけでもありません。大抵は自治体や地域ごとにゲートボールを行っているクラブや団体があり、参加することでボールやポールなどを借りて利用できる場合があるからです。
 
例えば、必要な道具がゲートボールスティックだけで済む場合は1万円程度の費用で始められるほか、道具一式の貸し出しを無料で行っているケースでは初期費用は0円となります。
 

ゲートボールができる場所が分からない場合は?

近所にゲートボールを楽しめる場所があるのか分からない、また団体やクラブの連絡先が分からないという場合は、お住まいの地域の市区町村役場に問い合わせてみてください。ゲートボールを楽しんでいる地元のクラブや、プレーできる場所について案内をしてくれる場合もあります。
 

ゲートボール場の設置や整備に補助が出ることも

自治体によってはゲートボール場の設置や整備について、一部費用の補助を行っていることもあります。
 
一例として山梨県甲府市では、自治会またはシニアクラブからの申請によって、ゲートボールのコートの補修に必要な原材料(山砂など)を支給する制度があります。また、奈良県橿原市では、市の老人クラブ連合会に加盟している老人クラブに対して、ゲートボール場の設置にかかる費用の一部の補助を行っています。
 
なお、こうした自治体による補助制度は、対象をゲートボールに限定せず、スポーツ全般や地域のクラブへの補助という形で運営されているケースもあります。近くにゲートボールを楽しむための場所がない、あるいはその場所の状態が悪く、補修や整備が必要な場合は、自治体の補助制度を利用して少ない負担で場所の確保のほか、環境の整備ができる可能性もあるでしょう。
 
また、これからゲートボールを始めたいが近くにクラブがないため、自分で新しく立ち上げたいという場合でも、まずは自治体に相談してみることをおすすめします。
 

ゲートボールは意外と安く始められるスポーツ


 
ゲートボールは道具一式を5万円以内でそろえられることもあり、意外と安く始めることができるスポーツです。また、団体やクラブに参加して道具を借りられる場合は、必要最低限の初期費用で済みます。費用面から見ると、ゲートボールは定年退職後、老後の趣味としても気軽に始められるスポーツの一つといえるでしょう。
 

出典

甲府市 ゲートボール場等整備費の補助
橿原市 ゲートボール場設置補助
価格.com 「ゲートボール」の検索結果
生涯スポーツ応援団 【ゲートボール】アクセサリー
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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