更新日: 2023.04.24 定年・退職

【キャリアを活かした資格取得】定年後に向けたおすすめ資格を紹介!

【キャリアを活かした資格取得】定年後に向けたおすすめ資格を紹介!
定年を迎えて退職をしても、まだリタイアせずに働き続けたい、と希望する人も多いでしょう。
 
自分のこれまでのキャリアを生かして資格にチャレンジしたい、定年しても再就職等で働きたいと考えた際に有利になる資格の選び方、おすすめの資格についてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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定年後を見据えた資格取得のポイント

資格を取得する場合には、自身のキャリアを生かした資格を選ぶことがおすすめです。これまでの仕事の経験や知識があるため、試験勉強に取り組みやすく、取得もしやすいことがメリットです。
 
既にキャリアの知識を活かした資格を持っている場合には、資格の上位資格や、関連する分野の資格取得を目指すとよいでしょう。1つの資格だけではなく、複数の資格を有していることは、再就職において大きなアピールポイントとなります。
 
定年退職後、働きたいと希望する業界や職種がある場合には、自身の携わってきた仕事に関連している資格、働く上で持っている有利だと思われる資格の取得を目指すようにしましょう。
 

定年後も生かせるおすすめの資格 4選

定年退職後も働き続けたいと希望する人のために、おすすめしたい資格をご紹介いたします。
 

社会保険労務士

社会保険労務士は再就職をする上で有利であるため、人気が高い資格のひとつです。社会保険労務士は、社会保険や年金、労務管理の専門家です。会社にとって必要不可欠といえる、雇用保険や健康保険に関する事務手続き、労働者名簿、賃金台帳や就業規則の作成等を行います。
 
公務員や年金機構職員等で、一定期間以上労働社会保険法令に携わってきた人であれば、資格試験が一部免除されます。自分のキャリアを活かしやすい資格だと言えます。
 

ファイナンシャル・プランニング技能士

ファイナンシャル・プランニング技能士は、FPという名前でも知られている国家資格です。税金や保険、年金、相続、投資といった、お金に関する幅広い知識が必要とされる資格です。資格を生かして、一人ひとりに合ったライフプランの設計のサポートや、家計や保険の見直しを行います。資格には3級から1級まであります。
 
2級合格は、民間資格であるAFP資格認定の要件ともなっています。複数の資格を得る機会ともなります。1級は実務経験が必要です。資格のために勉強することで、自分自身のライフプラニングを練ることや、資産運用の知識も得ることもできます。
 

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産関連業界への就職を希望する場合、持っていると有利な資格です。
 
不動産売買取引や、賃貸物件の貸し借りの際に必ず行う重要事項説明の際には、宅地建物取引士による説明と押印が必要と決められています。不動産業を営む場合、国土交通省の令によって、専任の宅地建物取引士を一定数置くことが義務付けられていることから、資格を持っている人のニーズが大変高いと言えます。
 
宅地建物取引士の試験には、不動産の他、保険や金融に関する知識も必要となるため、不動産業以外の業種で働くうえでも需要が高い資格です。
 

マンション管理士

マンション管理士は、マンション管理に関する専門家です。マンションの構造や設備、法律等についての知識が必要となります。管理組合の運営や、住民との調整、大規模修繕の計画立案といったコンサルタントの役割もしています。
 
マンション管理士を持っていると、実際にマンションの管理人として働くだけではなく、不動産会社に就職をする、管理組合のコンサルティング等、幅広く働くことができます。マンションが多い都市部で特にニーズが高い資格です。
 

まとめ

定年退職をした後でも、働いた経験や知識を活かし、もっと仕事を続けたいと希望する場合、資格を選ぶポイントや、おすすめの資格をご紹介いたしました。自分自身のキャリアを活かせる、再就職を希望する業種、職種に合った資格を選び、充実したシニアライフを過ごしましょう。
 

出典

社会保険労務士試験オフィシャルサイト 試験科目の免除
日本FP協会 FPとは
日本FP協会 AFP資格とは?
一般財団法人 不動産適正取引推進機構 宅建試験の概要
公益財団法人 マンション管理センター マンション管理士試験
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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