更新日: 2023.05.24 セカンドライフ

人生100年時代! 老後も困らないお金の賢い使い方

人生100年時代! 老後も困らないお金の賢い使い方
人生100年時代ともいわれている近年、ずっと仕事を続けて一定の金額の給料をもらうのは、体力的にも難しくなります。そんな老後を不安に思われる方も多いかもしれませんが、せっかくならこの機会に、今からお金を準備しておくのはいかがでしょうか?
 
この記事では、老後に困らないお金の貯め方や管理の仕方について紹介していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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老後のお金を備える方法とは?

老後に向けてお金を用意する場合、こつこつ積立貯金をする方法と、投資などの資産運用で少しずつ増やしていく方法があります。
 
仕事をしていれば毎月ある程度の貯金はできるものの、貯金できる金額にも限界があるため、投資などの資産運用を活用して計画的に老後に備えるのがよいでしょう。
 

長期的に貯蓄をする

貯蓄は、一番シンプルな老後の資金準備方法になります。仕事で得た収入の一部を、老後の備えとして貯金する方法です。20代前半のうちから貯金を始めれば、10年、20年と年月が経過していくほど、大きな金額になります。
 
始めたては1000円程度しか貯金ができなくても、キャリアアップなどで収入が増えるにつれて、貯金に回せる金額も増えていくことでしょう。
 

資産運用をする

不動産投資や株式投資など、一部のお金で資産運用をする方法です。老後資金の準備と考えているのなら、所得控除などの優遇措置のあるiDeCoや、利益が非課税になるつみたてNISAといった制度があります。
 
つみたてNISAはiDeCoに比べて節税効果は低いですが、iDeCoと違って、60歳まで引き出せないといったタイミングの制限がありません。体力的な限界を迎えるなど、60歳よりも少し早めに引き出したいと考えているのなら、つみたてNISAのほうがメリットは大きいでしょう。
 

老後に備えて今からできるお金の管理方法とは?

老後に備えて今からできるお金の管理方法として、収入から一定の割合を貯金や投資に回す方法があります。
 
入った給料を生活費に使用する割合、有事の際に使えるお金を貯金する割合、そして老後のお金を貯金する割合を今からある程度決めておくことで、老後のお金を貯金できない事態に陥りにくくなります。
 

貯金する割合を決めておく

出費は、年金や税金、保険料といった非消費支出と、生活をする上で必要な食費や生活必需品を購入する消費支出に分けることができます。収入からそれらの出費を引いたものが、貯金や投資できる金額になります。
 
まずはふだんの生活で必要な金額を把握し、何が非消費出費で消費出費なのかを把握し、どの程度であれば貯金・投資に回せるのかを考えましょう。収入ではなく、出費をベースに見直しを行うことが重要です。
 
貯金分は、あらかじめ使えない金額とみなしてよけておくと、お金を使いすぎてしまう事態を防げます。明確に金額を決めるよりも、給料の何割と決めて貯金すれば、ライフステージが変わっても対応しやすいでしょう。
 

老後のお金は別枠で貯金、資産運用をする

老後資金は、毎月使用するお金や、有事の際に使用するお金とはさらに別枠で用意するようにしましょう。新卒の状態や働き始めのうちはまだ給料自体が少ないため、あまり老後資金に回せるお金は多くないですが、キャリアアップによってある程度稼げるようになれば、その金額も増やせます。
 
ある程度余裕が生まれたら、貯金した金額の一部をiDeCoやつみたてNISAといった資産運用に回して、老後のお金を管理しましょう。貯金だけでは限界がありますので、投資の利用など、何かしらの方法で老後のお金を用意することが重要です。
 

賢く積み立て、管理して老後に備えよう

老後に備えてお金を用意するシンプルな方法は貯金ですが、貯金だけでは十分な備えを期待できません。つみたてNISAやiDeCoを活用すれば、非課税で投資をして老後資金を増やせます。
 
年金だけでは心もとない、老後も余裕をもって過ごせるお金を用意しておきたいと考えているのなら、貯金や資産運用を行って賢くお金を管理し、老後に備えましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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