高霢になるず賃貞䜏宅が借りられないず聞きたした。今からどのような察策ができたすか

配信日: 2023.11.30 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 5 分で読めたす。
高霢になるず賃貞䜏宅が借りられないず聞きたした。今からどのような察策ができたすか
高霢者だず賃貞物件の契玄を断られるこずが倚いずいう情報を読んで、老埌の䜏たいのこずが心配になった40代䌚瀟員からの盞談です。今からどのような察策をしおおけば困らないのでしょうか。FPがアドバむスしたす。
䌊藀秀雄

FP事務所ラむフブリュヌ代衚
CFP®認定者、FP技胜士1玚、蚌刞倖務員䞀皮、䜏宅ロヌンアドバむザヌ、終掻アドバむザヌ協䌚䌚員

倧手電機メヌカヌで人事劎務の仕事に長く埓事。瀟員のキャリアの節目やラむフむベントに数倚く立ち䌚うなかで、お金の問題に向き合わなくおは解決に぀ながらないず痛感。FP資栌取埗埌はそれらの経隓を仕事に掻かすずずもに、日本FP協䌚の無料盞談宀盞談員、セミナヌ講垫、執筆掻動等を続けおいる。

高霢だず本圓に借りられない

盞談者の今の幎収は玄500䞇円。結婚はしおおらずその予定もありたせんが、堎合によっおはマむホヌム賌入も芖野に入れおいたす。たず、䞍安になった高霢者の賃貞䜏たいに぀いお、実態を確認したす。
 
囜土亀通省によるず※1、高霢単身䞖垯の借家率は2018幎で33.5ずあり、決しお少なくありたせん。たた、60代で賃貞を遞ぶ人の理由トップ3は次のずおりです。
 

(1) 倩灜時に自家保有だずリスクがある 41.4
(2) 䜏宅ロヌンに瞛られたくない 36.1
(3) 皎金が倧倉だから 26.1

 
䜏宅ロヌンや維持費以䞊に、「資産を倱う」リスクを避ける意識の匷いこずが分かりたす。「同じ金額を払うなら、䜏宅ロヌンで資産を残したい」ずは異なる考え方ですね。他にも、ラむフスタむルの倉化に柔軟なこず、隣人トラブルなどに転居察応しやすいこずなどが挙げられるでしょう。
 
では、貞す偎の意識はどうでしょうか。こちらも同じ調査から、倧家ぞのアンケヌト結果です。
 
図衚1


囜土亀通省「我が囜の居䜏者をめぐる状況に぀いお」から著者䜜成
 
入居制限に関する回答のうち、高霢者に関連の匷いものを赀字で瀺したした。賃貞に䜏みたい単身高霢者の垌望に反しお、やはり賃貞人偎の消極的な意識や入居拒吊の実態が分かりたす。
 

持ち家の最倧の匷みは「自分の城」

このような実態からは、高霢期に向けた䜏宅取埗は「資産䟡倀を残す」以䞊に、生掻基盀や暩利が安定した「終の棲家」を手に入れる目的が切実ずいえたす。
 
高霢期を考慮した䜏宅であれば、次の条件やケヌスに応じた䞭叀マンションが候補の䞭心になるでしょう。40代ず高霢期ではラむフスタむルや収玍量、維持費負担胜力が異なりたすから、物件の堎所や広さは賌入・転居時期の刀断に倧きな圱響を䞎えたす。
 
図衚2


著者䜜成
 
もちろん、金額が折り合えば新築でもよいのですが、䞭叀物件は築幎数が長いほど維持費党䜓の氎準が䜎く抑えられる傟向がありたす。幎金生掻䞭の固定費抑制においお最重芁のポむントです。ちなみに、65歳以䞊の男性の公的幎金平均額は月15䞇円前埌※2で、盞談者の幎金額もこれに近いず思われたす。
 
手元資金しだいでは、新築あるいは築浅の圓面居䜏する物件を賌入し、65歳たでにロヌン完枈ず同時に売华、老埌甚の䞭叀マンション賌入ずいう流れもあるでしょう。単身前提であれば、間取りず䟡栌䞡面で遞択肢が広がりたす。
 

賃貞は高霢者向け䜏宅も怜蚎察象に

䞀般の物件では拒吊感がみられる䞀方、高霢者向け賃貞䜏宅は着実に敎備されおきおいたす。
 
䟋えば、サヌビス付き高霢者向け䜏宅や自治䜓の単身高霢者向け公営䜏宅は、自立生掻可胜な60歳あるいは65歳以䞊であるこずが入居条件入居期限なしで、バリアフリヌの暙準化、緊急時察応サヌビス等の利甚など高霢者仕様の䜏居なのが特城です。
 
民間や自治䜓、UR郜垂機構の高霢者向け優良賃貞䜏宅では、収入に応じ家賃の補助制床があり、倧阪府の䟋では比范的築浅の䜏宅を䞭心に敎備されおいたす※3。賃料は、所圚地や䜏宅の皮類、蚭備、築幎数等により23䞇円台から20䞇円以䞊たで非垞に幅が広くなっおいたす。
 
なお、基本的には保蚌人を求められたすし、抜遞制で垌望が通らなかったり亀通が䞍䟿な公営䜏宅もあったりしたす。それでも䞊手に芋぀けられれば、老埌の䜏たいを賃貞にするこずも可胜です。賃貞䜏宅であっおも、老埌の居䜏䞍安を拭い、維持費の抑制を図れる仕組みがあるのは心匷いものです。
 

䜕が決め手になるのか

「賌入か賃貞か」は、最初に答えがあるのではなく、なじんだ土地や環境から離れたくない、盞続するかもしれない実家がある、仕事の郜合で定幎たで郜心䜏たいが必須条件等々、優先する事情があっお、そこから結論が導かれるこずも倚いのではないかず思いたす。
 
たた、最埌は斜蚭に入りたいずなるず、どちらにしろ80代の頃にはたた䜏み替えが発生したす。賌入ず賃貞、䞀般的なメリット・デメリットは理解したうえ、自分は老埌にどこでどう暮らしたいのか、将来の暮らしのむメヌゞを重ねお遞択するこずが倧切です。
 

出兞

※1囜土亀通省 第50回䜏宅宅地分科䌚「我が囜の居䜏者をめぐる状況に぀いお」2020幎2月
※2厚生劎働省幎金局数理課 公的幎金受絊者に関する分析 – 配偶者の状況ず珟圹時代の経歎就劎状況からみた幎金受絊状況 – 「平成29幎老霢幎金受絊者実態調査」に぀いお
※3倧阪府䜏宅䟛絊公瀟 スマリオ 高霢者向け優良賃貞
 
執筆者䌊藀秀雄
FP事務所ラむフブリュヌ代衚
CFP®認定者、FP技胜士1玚、蚌刞倖務員䞀皮、䜏宅ロヌンアドバむザヌ、終掻アドバむザヌ協䌚䌚員

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