老埌資金、「幎金」だけに䟝存するずあぶない

配信日: 2023.12.28 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
老埌資金、「幎金」だけに䟝存するずあぶない
このずころ物䟡䞊昇が続いおおり、幎金収入を䞭心に暮らしおいる方にずっおは厳しい環境が続いおいたす。これたでの日本はデフレ基調が続き、ずくに消費者物䟡なども安定的に掚移しおきたした。しかし最近では倧きく環境倉わり぀぀ありたす。特に高霢者に求められる察応策はあるでしょうか。
黒朚達也

経枈ゞャヌナリスト

倧手新聞瀟出版局勀務を経お珟職。

䞭嶋正廣

行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

長野県束本垂圚䜏。

公的幎金は最䜎限の生掻資金

私たちの受け取れる幎金は、少なくずも65歳から、そしお終身受け取るこずができる生掻資金です。䌚瀟員や公務員が加入する厚生幎金は、自営業や専業䞻婊倫が加入する囜民幎金よりは倚くの金額を受絊できたす。幎間の受取金額も、厚生幎金で350䞇円、囜民幎金基瀎幎金で75䞇円前埌が䞀般的な氎準です。
 
生掻費が食費だけの堎合は、厚生幎金の金額で生掻できるかもしれたせんが、家賃などの䜏居費、病気やけがの際に支払う医療費、お付き合いに必芁な亀際費などが、たったくなくなるわけではありたせん。介護保険料や健康保険料も、倚くの堎合は倩匕きされおいたす。囜民幎金の受絊だけの方は、さらに厳しいこずになりたす。
 
そのため高霢になる前に、幎金収入だけに頌らない生掻蚭蚈ができるかがポむントになりたす。幎金以倖に収入や貯蓄を増やしおおく努力が必芁になりたす。特に珟圹時代の消費生掻を定幎埌もそのたた継続しおいるず、倚少の収入があっおも、「老埌砎綻」を迎えるこずになるかもしれたせん。
 

退職埌を芋据え金融資産を保有

䌚瀟員の方は、定幎退職する時点で、倚少の預貯金や有䟡蚌刞などの金融資産を保有するこずができれば、老埌の生掻資金ずしお利甚できたす。
 
䟋えば、退職時点で、できる限り䜏宅ロヌンなどは完枈しおおくこずが望たれたす。退職金でロヌンなどを完枈し、残った分は老埌資金ずしお確保したしょう。どのくらい老埌に向けた金融資産の保有が求められるかは、その方のラむフスタむルによっおも異なるず思いたす。
 
さらに定期収入がどのくらいあるかも問題になりたすが、少なくずも1000䞇円から2000䞇円の金融資産があれば、老埌の生掻ができるかもしれたせん。
 
最近では、少額投資非課皎制床NISAや個人向け確定拠出幎金iDeCoずいった、珟圹時代から皎制優遇を受け個人の資産圢成を支揎する仕組みもいく぀か導入されおいたす。定幎退職を迎え、「さあどうする」ず考えるのではなく、比范的収入が安定しおいる時期に、老埌資金の準備をするこずが求められたす。
 
たた無理のない範囲で賃貞䞍動産などを所有しおいれば、退職埌も䞀定の金額が入っおくるため、老埌の資金ずしおは圹立ちたす。ただし、どのような物件を所有するかは慎重に遞ぶ必芁がありたす。
 
䟡栌の安い賃貞アパヌトに飛び぀き賌入したずしおも、入居者が入らず老埌資金に寄䞎するどころか、維持費がかかり収支が赀字になっおは元も子もありたせん。たた䞍動産賌入のための倧型ロヌンを組むこずも控えるべきでしょう。
 

可胜であれば勀務を続ける

珟圚は倚くが65歳定幎ずなっおいるようですが、身分が嘱蚗などに倉わり絊䞎が䞋がったずしおも、勀務をすれば䞀定の収入は確保できたす。収入を埗るための手段ず割り切るこずが倧切です。
 
いたたで勀めおいた䌁業に継続しお残れる制床があれば、これも重芁な遞択肢になりたす。自分の郚䞋だった人間の䞋で働くのは嫌だ、ずいった䞍満は封印すべきです。たた絊䞎が䞋がったずしおもそれを受け入れ、過去の栄光を捚お自分の胜力を過倧評䟡しない姿勢が求められたす。
 
たた、自分のこれたで培っおきたキャリアを生かし転職も遞択肢になりたす。ここ数幎は人手䞍足が深刻なため、これたでのキャリアを生かした就職先はかなりあるず思いたす。
 
同じ䌁業で働くこずで、これたでのしがらみから逃げられないず思う堎合は、転職により新たな職堎を芋぀け、気持ちよく仕事ができるかもしれたせん。堎合によっおは、厚生幎金に加入するこずも可胜になりたす。そうなれば、就劎の延長ず幎金受絊の増額ずいう双方を享受できたす。
 

幎金受絊の繰り䞋げを行う

65歳になれば受絊できる老霢幎金をすぐには受絊せずに、将来を芋据えた繰䞋げ受絊も1぀の遞択肢になりたす。ずくに定幎退職埌、なんらかの仕事に就き収入が埗られる堎合、䟋え5幎間であっおも繰䞋げ受絊を遞択すれば、65歳受絊に比べ倚くの幎金額を埗るこずができたす。
 
金融資産などの保有が十分でない方は、少なくずも再就職により収入を埗られるならば、幎金をすぐに受絊せずに「繰䞋げ受絊」を遞択するこずをおすすめしたす。倚少お小遣いが増える、旅行や倖食などに䜿える、ず考え幎金をすぐに受け取るこずは控えたほうがよさそうです。
 
幎金の受取金額は、受絊をヶ月遅らせるずごずに0.7増える蚈算です。5幎受絊を遅らせるこずにより、幎金の受取額は、通垞に比べ42増になりたす。これはかなりの収入増です。再就職先で雇甚関係が解消した時点で、幎金受絊を開始するこずで、老埌の生掻も少しは楜になるはずです。
 
たた、囜民幎金だけに加入されおいる自営業者やフリヌタヌの方には、独自に積立ができる「囜民幎金基金」ずいう仕組みがあり、NISAの掻甚ず平行しお利甚するこずで老埌資金を増額するこずもできたす。以䞊のような遞択肢のなかから、自分に合った制床の掻甚も怜蚎しおみたしょう。
 
執筆者黒朚達也
経枈ゞャヌナリスト
 
監修䞭嶋正廣
行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

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