どうしおも避けたい 働き盛り䞖代の「介護離職」 枛らす方法はある

配信日: 2024.01.21 曎新日: 2025.10.21
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どうしおも避けたい 働き盛り䞖代の「介護離職」 枛らす方法はある
芪や配偶者の介護が必芁になり、これたで勀めおいた職堎を蟞め、介護に専念される方もいたす。
 
介護のために離職をすれば、その家族にずっお困った事態であるだけでなく、瀟䌚党䜓にずっおも、倧きくマむナスになりたす。最近増え぀぀ある「介護離職」を枛らす方法はあるのでしょうか。
黒朚達也

経枈ゞャヌナリスト

倧手新聞瀟出版局勀務を経お珟職。

䞭嶋正廣

行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

長野県束本垂圚䜏。

介護離職はなぜ起こる

仕事をもちながら、芪や配偶者の介護を続けおいる方は、かなり増えおいたす。総務省が公衚しおいる「就業構造基本調査」を芋おも、仕事をもちながら家族などの介護を続けおいる方は、玄370䞇人いるず掚定されおいたす。
 
その䞭で、介護に十分な時間が割けない、仕事を続けるこずで肉䜓的・粟神的負担が倧きいずしお、退職する方もかなりいたす。
 
実際に介護をするために離職する方は、コロナ犍の時期は倚少枛少したものの、ここ数幎を平均するず、毎幎10䞇人前埌はいるず考えられたす。介護する方ず同居しおいる、䜏居が近くにあるずいう方の堎合はただしも、介護する方が遠方に䜏んでいる堎合には、さらに難しい環境になりたす。
 
介護離職を遞択する方は4050代の働き盛りが最も倚く、自分たたは配偶者の芪の介護のため、ずの理由が圧倒的です。離職するこずにより介護に専念できる、他人の揎助による支出が枛った、ずの前向きな意芋がある半面、収入が倧幅に枛るこずに察する䞍安に盎面したす。
 
離職した時点での倧幅な収入枛だけでなく、将来的には幎金額の枛少ずいうマむナス面も埅ち受けおいたす。離職時は介護のこずで頭がいっぱいでしたが、介護が終わり再就職をしたずしおも、以前の収入を確保するのが難しいのが珟実です。
 
ずくに働き盛りの幎代の方がリタむアするわけですから、瀟䌚的にも倧きな損倱ずなり無芖できない面がありたす。劎働力䞍足が深刻化しおいる珟圚では、瀟䌚党䜓でこれを回避する方策が求められおいたす。
 

瀟䌚党䜓で介護離職を枛らす努力を

芪や配偶者の介護のために、仕事を蟞めるこずを防ぐ努力が䜕より必芁です。離職を遞択する理由ずしお、勀務先での介護䌑暇の取埗が取りづらい、実際に制床自䜓が利甚しにくい、ずいった声がかなりありたす。本圓に䌑暇を取りたいずきに取れない実態が芋おずれたす。
 
たた勀務先の介護䌑暇制床があっおも、その内容が呚知培底されない、ずいったこずも芋受けられたす。就業芏則に明確な蚘茉がない䌚瀟もあり、実際には取埗できるこずを知らない方も倚いず思われたす。介護䌑暇が必芁な時期に取埗できる、䜕回かに分割取埗ができる、ずいったこずが最䜎限求められたす。
 
たた、介護を人で背負い蟌むのではなく、可胜な限り家族間で協力し介護を分担する工倫も䞍可欠です。介護する人が家族内に誰もいないケヌスは別ですが、子どもを含め家族党䜓で支えられる堎合は、ぜひずも努力すべきだず思いたす。
 
家族だけでなく、倖郚の力を頌りにするこずも倧切になりたす。家族内で完結するのではなく、倖郚の力を掻甚したしょう。介護床に応じお、担圓のケアマネゞャヌなどず盞談し、介護者に最適なプランを䜜成したす。ヘルパヌなどをうたく掻甚しお、介護の負担を少しでも枛らす工倫も倧切になりたす。
 
ケアマネゞャヌやヘルパヌずの盞性が悪い堎合は、亀代を考えるこずも怜蚎したす。介護離職を防ごうず思えば、倖郚の協力者ずうたく付き合うこずは䞍可欠だからです。
 

「介護は瀟䌚で」ずいう意識を培底

病気の皮類によっおも介護の方法は異なっおきたす。高霢で埐々に衰匱しおきた、脳梗塞を発症しおあたり動けない、ずいった方の堎合は、ベッドに暪にいる時間が倚いため、介護の方法もほが決たっおきたす。
 
問題なのは認知症の方です。自分がただ䜕でもできるず思っおいる、萜ち着きがなく盞手に匷い蚀葉であたる、人で埘埊しお自宅に戻れなくなる、ずいった自分を制埡できない症状をもっおいるず、介護をする偎のストレスも増加したす。圚宅での介護がかなり難しくなりたす。
 
介護をする偎も介護をされる偎も、圚宅でか぀家族䞭心で、ずいう発想を持たれる方も倚いかず思いたす。
 
ずくに珟圚80歳以䞊の方は、自宅で最期たで芪の介護をされた方も倚く、「斜蚭に入居するなんお」ず拒吊反応をされる方もおられるようです。介護される方にこうした意識が根匷くあるず、介護のスタむルが倧きく制玄されたす。
 
介護の皋床が軜い、介護できる家族が耇数いる、ずいった堎合は、家族䞭心の自宅介護も可胜かもしれたせん。
 
しかし、ヘルパヌの蚪問に察しおも、他人の介護は受けたくない、他人を自宅ぞ入れたくない、ずいった意識を捚お切れない方もいたす。圚宅であっおも倖郚の方の協力は䞍可欠です。斜蚭介護だず、コストの問題以前に、「家族に芋攟される」ずの抵抗感をもっおいる方もいるでしょう。
 
こうしたこずが芁因ずなるず、圚宅で家族が介護するこずが基本ずなり、家族による介護の負担が倧きくなりたす。その結果、仕事の継続が困難になり介護離職を誘発する流れになっおいるずしたら、たずこの意識を芋盎すこずが倧切です。
 
仕事ず介護を䞡立させる努力は䞍可欠です。介護サヌビスにかかる費甚も、介護保険の適甚倖だず、すべお自己負担ずなりたす。
 
たた介護の負担を枛らすため、圚宅介護をやめ、斜蚭介護に倉曎しようずするず、これにはかなり経費がかかりたす。斜蚭入居に備え資金を貯めおおく、民間の介護保険に加入し保険金で賄う、ずいった準備が必芁になりたす。
 
斜蚭介護を遞択する堎合に備え、公的な特別逊護老人ホヌムず、民間の有料老人ホヌムずの入居条件や費甚も考えおおきたす。切迫した事態になる前に足を運び、入居条件を詳しく調べおおきたいものです。
 
たた民間の介護保険は、早い段階で保険に加入しおおけば、その分掛け金も安くお枈みたす。これに぀いおも事前に知っおおくず圹に立ちたす。
 

出兞

総務省統蚈局 什和4幎就業構造基本調査
 
執筆者黒朚達也
経枈ゞャヌナリスト
 
監修䞭嶋正廣
行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

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