「老後資金2000万円だけじゃ、まだ足りない?」定年後の父を襲う“持ち家”でも安心できない「インフレ2%」の恐怖とは?

配信日: 2026.05.24
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「老後資金2000万円だけじゃ、まだ足りない?」定年後の父を襲う“持ち家”でも安心できない「インフレ2%」の恐怖とは?
老後資金は、高齢者夫婦にとっては自身の問題ですが、親子という家族単位で考えると、子どもたちにとっても相当に関係のある問題と言えます。
 
さまざまな親子の関係はありますが、親70代、子40代前後からがこの問題が具体化する時期と考えられます。
 
今回は、親の老後資金について年金を含めて考えてみましょう。はじめに、この問題の答えは、2000万円の貯金があるから一概に安心とは言えないということになります。以下順を追って説明をします。
植田英三郎

ファイナンシャルプランナー CFP

家電メーカーに37年間勤務後、MBA・CFPファイナンシャルプランナー・福祉住環境コーディネーター等の資格を取得。大阪府立職業訓練校で非常勤講師(2018/3まで)、2014年ウエダFPオフィスを設立し、事業継続中。NPO法人の事務局長として介護施設でのボランティア活動のコーディネートを担当。日本FP協会兵庫支部幹事として活動中。

老後資金と年金

数年前(2019年)に、現在の公的年金だけでは老後資金が2000万円ほど足りなくなるという話題が世間を賑わしたことがあります。老後資金と年金の関係を多くの人に知らせる機会となりましたが、改めて老後資金と年金について学んでみましょう。
 
65歳以上の無職世帯の平均の収支は総務省家計調査によると表1のとおりです(※)。
 
表1

表1

 
この収入と支出の差額3万4000円は、20年間で816万円となり、2019年時点と比較して差額(不足額)が少なくなったように見えますが、これは平均値であり、さらに掘り下げてみてみる必要があります。
 

実際に受給する年金の額や収入額はどうなるのか
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