60歳で退職するつもりでしたが、妻から「65歳まで働いて」と言われています。年金受け取りまでの“5年間の空白”はいくら必要なのでしょうか?

配信日: 2026.05.26
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60歳で退職するつもりでしたが、妻から「65歳まで働いて」と言われています。年金受け取りまでの“5年間の空白”はいくら必要なのでしょうか?
老後資金で見落とされがちなのが、定年退職から年金受給開始までの「無収入期間」です。一般に定年を60歳として、年金を受給できる65歳までの5年間だけで、夫婦世帯なら1000万円以上の生活費が必要になることもあります。
 
そのため、「本当は辞めたいけど、65歳まで働く」という選択をする人もいるでしょう。この記事では、空白の5年間に必要なお金や、働き続けるメリットについて解説します。
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60歳からの5年間にかかる生活費はいくら? 最新の家計調査から算出する1500万円超の現実

60歳で定年を迎え、悠々自適な生活を送ることを楽しみにしていた方にとって、配偶者からの「65歳まで働いてほしい」という要望は戸惑いを感じるものかもしれません。しかし、現実的に年金受給が始まる65歳までの5年間を無収入で過ごすには、一定の準備が必要です。
 
総務省統計局が公表した「家計調査報告[家計収支編]2025年(令和7年)平均結果の概要」によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯における1ヶ月の消費支出は約26万4000円となっています。これを単純に5年分(60ヶ月分)に換算すると、約1584万円の資金が必要です。
 
これには冠婚葬祭や住居のリフォーム費用、病気や介護への備えといった「予備費」は含まれていません。退職金で賄えると考えていても、この5年間で貯蓄の大半を切り崩してしまうと、その後の20年から30年続く老後生活に大きな不安を残すことになります。
 
今回のケースで、妻が「65歳まで働いて」と言う背景には、こうした「手元の資金が減り続ける不安」を回避したいという切実な思いがあるのかもしれません。
 

収入ゼロなら貯蓄は激減! 無職世帯の月平均支出が家計に与えるインパクト
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